日々好日

さて今日のニュースは

長崎新幹線

2007-06-25 15:27:35 | Weblog
正式には九州新幹線西九州ルートというが、長崎新幹線ここに来て大問題が出てきたらしい。
このルートは鹿児島新幹線1435ミリ広軌線路と新鳥栖以西1067ミリの在来
線の狭軌を共用し車両の車輪の幅を変えて走れるフリーゲージトレイン(軌間可変
電車)導入が決まり開発が進められてきました。
ここに来て在来線を走る場合台車等に問題が起き開発が難航し実用化の目途が
立たない状況とか。それに技術研究を行う企業も需要や必要性に疑問を持ちあまり
積極的でないとか。スイスに前例はあるらしいが、やり方が全然異なる日本では無理な事で技術的にも世界初の画期的なものだから不可能に近いらしい
その他にも架線電圧の違いによるパンダグラフが壊れる可能性の問題や軌道可変
装置を通過するのに1両に1分以上かかる問題等々・・解決したのでしょうか?
そもそも長崎新幹線が本当に必要か?在来線の特急に比べ23分の短縮のため
武雄長崎間3,800億円とも4,100億円共言われる巨額の税金を使って
果たして採算はとれるのか?また経営分離された場合第3セクター維持管理費は
年間2億3,000億円と言われ、これを長崎と佐賀の県民はずっと払わされる
事になる。これを両県民に周知してあるのか?
武雄諫早間の工事費2,700億にしても長崎負担分は310億佐賀分180億円
長崎県は佐賀県の分も一部負担しても良いと言っているが長崎県民は皆承知の事
ですか?
新幹線と言えば東海道新幹線の事を思い盛んに算盤はじいているが、今計画されている長崎新幹線は今までの在来線に毛が生えた程度のものだと思います。
巨額な国費をつぎ込み、第3セクター等の維持費まで孫子の代まで支払わなければ
いけないそんな長崎新幹線等要らない。たった23分短縮に何の意味があるのか。
これは、国民全体の税金の使い方でもあるので、国民全体の問題でもあります。