日々好日

さて今日のニュースは

沖縄戦集団自決の削除

2007-06-23 14:15:27 | Weblog
文科省による高校歴史教科書検定で沖縄戦で起きた集団自決は日本軍が強制したと
言う記述が削除された事に対する撤回要求はとうとう沖縄全島の島ぐるみの抗議と
なった。 今まで通説として沖縄戦における悲惨な集団自決は日本軍によりひき起こされたと言う事は常識であったはず。何故今になってこれを訂正しなくてならないのか?米軍に対してより当時の軍将校や兵隊に深い怨みを持って居る県民を逆撫でする様な記述の変更は何故今になって行われたのか?
聞くところによると、当時の指揮官の一人が絶体その様な命令は出してない、証拠
もないのに誤解される様な事を記載するなと、裁判を起こし、執拗に検定審議会に迫ったためとか。
今まで口を閉ざしていた当時の県民が、一斉に下士官から自決用に手りゅう弾を渡された事。食料強奪。避難壕から追い出し。泣き出す赤子を銃殺等県民虐殺等々・
口を開き出した。
命まで差し出し軍に協力した県民を軍は情報が漏れるのを恐れ全員の死を望んで
いたらしい。
泣く泣く我が子、妻を殺し軍に協力して居る県民に対して軍が考えていた事はその様な事であったとか。
戦争は人間が人間でなくなり、平和な現在の常識の範囲を超えます。
生き残りの軍人も当時の事を美化したり目をつむる事なく、本当の事を語り、歴史の歪曲は避けるべきだと思います。それが2度と過ちを犯さない事につながると思います。
今日の日本の繁栄は沖縄の人初め戦争の犠牲になった人達の上に築かれた
もので有る事を認識して、感謝し事実は事実として受け止めるべきだと思います。