空自総隊司令部移転

今回の日米合同委員会で日米両政府は２０１０年に航空自衛隊航空総隊司令部を府中から米軍横田基地に移転する事に合意した。
これは日米安全保障協議委員会２プラス２による在日米軍再編の最終合意に基づく
措置であります。
横田基地内にあるミサイル防衛(ＭＤ)システムの司令部となる日米共同統合運用調整所を設け、ＭＤ情報を日米で共有し相互運用を高める。
早い話アメリカのＭＤシステムの中に繰り込まれると言う事です。
アレヨアレヨと言う間に日本は完全にアメリカの防衛の歯車の一つになり下がって
しまったようです。
もし、北朝鮮がアメリカ本土向けミサイルや核弾道弾を放した場合、日本でそれを　問題無用で邀撃せざるを得なくなる事も現実の問題として起こる可能性が出来たと言う事です。それはアメリカと共に戦争に巻き込まれる可能性が出てきた事にも
なります。大変危険な立場に追い込まれています。
当然日本は独立国だから自分の國は自分で守らなくてはなりません。
国民を守るための苦渋の選択かもしれませんが、今の様な平和ボケの国民でこの
緊迫化した世界情勢の中を生き延びられるか？
折しもアメリカとロシアは東欧での米ミサイル防衛ＭＤ施設建設であわや冷戦時代の再来かと言えるまで冷え込んでいる。幸いどうにかプッシュ・プーチン会談で
事なきを見た様ですが。
私達は国内問題と共に国際問題にも今以上の警戒を持たねばならぬのではないか？