ふるさと納税対決

１３日まで熊本市内で行われている全国知事会は何と云ってもふるさと納税をめぐって宮崎東國原知事と石原都知事との対決が注目されました。
先月東國原知事は神奈川県知事との対決の際総論で賛成と意志表示していました。
ふるさと納税は都会に出た地方人がふるさとを思いふるさとのため何か貢献したいと願う方法として最適との論法でした。
これに対しふるさと納税とはナンセンス理不尽に税金を持って行かれる都市の知事は大反対。
私もこんなまやかしのふるさと納税には大反対です。國は何にも出さず大都市の税金を地方に別けろとは余り虫が良すぎる様に思います。
しかし二人の対決は妙な展開になったようです。
石原知事は消費税の税率を上げて税制を見直せと提案。これに対し東國原知事は
あげた消費税を地方に回すなら条件付きで賛成と賛同した。
とんでもない展開になってしまいました。地方税が上がり、ありとあらゆる税が
値上がりしているのにこれ以上に消費税を上げろとは国民をなめたやりかただと
思います。それだったら豊かな資金でまるで殿様の様な振る舞いの東京知事から
少しおすそ別けして貰った方がまだましな気がします。
私はこんな小手先のふるさと納税とさももっともらしい納税の方法には大反対です
歳費の見直しと節約をすすめ、地方おこしを本格的にやるべきです。
東京等は積もり積もってかなりの額になるかもしれませんが、ふるさとの方は
すずめの涙それが一体何の足しになるのか？各自治体が両手を挙げて賛成しないのは判る気がします。ただのパホウマンスとしか映りません。
無駄遣いや、バラマキ財政等を見直してもっと健全な国家財政に努めるべきです。
とにかく入るのはドンドン減るのだから、出るを押さえる事は当たり前の事。
そう簡単な事でないと判っていますが、ふるさと納税等と云うちやちな手品等に
騙されて踊らされない様にしたいものです。