日々好日

さて今日のニュースは

道路特定財源

2008-02-19 11:04:33 | Weblog
道路建設のため自動車利用の人達はこの30年間ガソリン税や自動車重量税等を
暫定税率で規定外の税金を支払ってきました。暫定的に受益者負担でお願いします
と言われ、仕方ないと黙々と支払ってきたが、期限が切れる今年度末になって
あと10年延長してくれと言う。これが延長されないと國は破綻し大変な事になる
道路特定財源2兆6千億円、地方に配分される9千億円これがなくなれば道路が
作れなくなる、と全国地方団体は一挙団結して廃止反対を叫ぶ。
また地球温暖化の折り、ガソリン値下げで車を使いCO2増加なぞ、もっての他
と環境団体や政府は盛んに主張する。
国民は原油高でアップアップしています。全ての物価が値上がりし、生活が益々
苦しくなってきました。この際ガソリンの1円でも値下げが出来たらと思う。
私達には真実を知らされて居ません。財源は道路にだけ使われて居るものと信じていました。ところがその財源は職員のカラオケセットやマッサージ機セラピー器具
や天下り先の確保としか思えないガラガラ空きの國の駐車場、それに今回また
新たに道路特定財源を使い建設された国交省職員宿舎7941戸の実情が明らかに
されました。全く呆れてものが云えません。
07年度予算で建設補修費として25億円と言う。家賃は全国平均52平方
メートルで1万2千円僻地を理由に家賃ゼロから、最高4万6千円と色々ありとか
冬柴国交大臣によると、法の規定通りでやましい点はないと言うが、国民にそれが
通じますか?又冬柴大臣は駐車場の問題にしても、自分もおかしいと思う、民営化
を検討しても良いかもとの回答があったが、持ち帰った国交省ではさぞ大騒動でし
ょう。前言撤回にならなければ良いが。
兎に角こんな出鱈目な使い方をされている、道路特定財源はちょつと待って欲しい
地方に配付される特定財源にしても恐らく國と似たりよったりで何に使われて
いるのか判ったものではない。この件で宮崎県知事はスポットを浴びている事を
良い事に宮崎のエゴを主張している様にしか見れません。
逼迫した日本の財政でお互いにエゴを主張したら、どうなるか分かりそうなものです。確かに必要な道路があります。むやみやたらに日本国中次々と道路建設は出来ません。その必要順位と理由が国民に判る様にして欲しい。
兎に角道路特定財源はこのままで延ばす事には反対です。税率の切り下げや延長
期限の検討、使用方法の特定等納得の行く方法を提示して貰いたいものです。