日々好日

さて今日のニュースは

4月からの医療保険改革で高齢者は1割負担から3割負担になるのか?

2015-02-02 08:39:32 | Weblog

世界に誇る我が国の国民皆保険制度は今や崩壊寸前と言われて居ます。

高齢少子化・人口減・現役世代の減少・膨張する医療費・医療体制の変化等々で国民皆保険制度
がオカシクなって来て居ます。

高齢化が進み現役世代が減少し、病人の増・医療技術の向上で高等医療普及し医療費が膨張。
病院は都会集中大型化に変わり、町医者が淘汰され割に合わない産婦人科や小児科が激減して
来ました。

病院は大きな町に一極集中となり田舎の病院は減って来た。
そして公立病院も割りに合わない産婦人科や小児科を廃止し大きな病院に集中されてしまった。

患者はたった数分の診察のため大病院で何時間も待たされる。
或いは遠い病院に行く羽目になり、病院を嫌い病状が悪化し最悪の事態を迎える事になる。

今回4月から2018年度までに実施する医療保険制度改革はこういった問題を解決するために
国会に提出されます。

国民の医療費は12年度まで35兆円で10年先の25年度には54兆円に膨らむ見通しとの事。
是等は国庫負担も増加するが国民が出す保険料や治療費負担も増える事になります。

現在國と地方で13兆・国民負担保険料が17兆・医療自己負担が5兆円で35兆円と計算される。
是が10年先54兆円に膨らんだら一体どうするのだろうか?

國の現在國の予算30兆円余りの社会保障費の中の医療費だけ増やすのも無理な相談です。
現役世代減の中これ以上健康保険費の増は困難ですね。
後は医療費の本人負担額増しか手がありませんね。

まずは後期高齢者の医療費自己負担分が特例として1割負担となって居ます。
是を将来的には3割負担にする。

現在各市町村所管の国民健康保険を各都道府県所管に18年度から実施する。
そのため國は都道府県移管に3400億円の公費投入し財政基盤強化支援する。

この改革案の細かい点では紹介状無しで病院を受診すると別料金の負担金を取られる。
入院時の食事代も値上げされます。

この今度の医療保険制度改革案にも色々問題が多く含まれていそうですね。

国費投入は何処まで可能か?
国民の医療保険料負担は何所までが限界か?
医療所管を単に市町村から都道府県に移管して全てが解決する問題なのか?

色々問題は多そうですが、何とか国民皆保険を守ろうとする努力は評価すべきですね。

今後は過剰検査や入院・過剰投薬や割安なゼネリック医薬品の普及・病気早期発見や
病気予防や健診の徹底等で少しでも医療費を抑える事に努めるべきでしょう。


イスラム国後藤さん殺害1色報道のマスコミ日本人標的警告

2015-02-02 06:32:57 | Weblog

今回の凶悪テロ集団イスラム国との人質交換の交渉は最悪の結末となり、今後は日本人標的の
危険性が出て来たとも云えます。

日本国民は平和ボケして居るのか、平気で世界の危険地帯に無防備で押し入ってしまう傾向が
がありますね。
まさか日本人には手を出さないだろうと言う甘い考えがある様です。

日本とイスラム圏との関係は比較的親日的と見られて居たので余計ショックが大きい。
イスラム圏の人に言わせればイスラム国は全くの異端者で一緒にして貰っては困ると言うが根っこ
は同じですから、どうしても日本とは合い容れない点があるのは事実です。

今回の事件の発端はイスラム国に拘束された友人の湯川さん救出にイスラム圏に向かい拘束
されたフリージャナリストの後藤さんから始まった。

湯川さんと違い何とかイスラム圏の人達の力になろうと活動していた後藤さんにもおごりと油断が
あったのでしょうイスラム国に拘束されてしまった。

イスラム国は是は使える人質と見た様です。

丁度その時安倍首相がイスラム国と戦いをして居るイスラム圏に200億ドルの援助声明をだした。
何とか金をバラマイてイスラム圏の国々の歓心を買おうとしたのでしょう。

これに飛びついたイスラム国は早速拘束した人質の命を200億ドルと換算し時間を切って日本政府
に要求しました。

彼等の狙いはカネではなく欧米から日本政府を切り離す事やヨルダンへの切り札とする事だった
様で期限過ぎてもなんら行動は起こさなかった。

しかしその後湯川さんを殺害し今度はヨルダンに収監されて居る女性死刑囚との人質交換を
これも時間を切って要求して来た。

しかしヨルダンにも事情がありそう簡単に日本政府が要求する死刑囚との交換を許可する訳には
参りません。

イスラム国に捉まっているヨルダンパイロットの交換が優先されるべきと言う国論です。

結局ヨルダン国王はこの国論により死刑囚釈放には首を縦に振れません。

パイロットの安全確認を拒否したイスラム国とヨルダンの国論の前で結局何の関係もない
日本人拘束者が殺害されてしまいました。

日本政府もあらゆる手段を講じたが、なにせイスラム国と何の伝手がない日本政府は全てを
ヨルダンまかせです。

この日本政府の無策が今回の後藤さんが犠牲になった要因の一つではないか?
國に取っては個人の命は軽いものです。
国民は決して國が自分の命を守って呉れると過信しては不可ない事を明らかにした事件でもある。

今後イスラム国は敵対行為を繰り返す日本国に対して日本人を標的にした攻撃を行う事を
警告しました。

益々この様な事件が起こる事が予想されます。

平和ボケした無防備な日本人は格好な標的です。

日本人を人質にしてテロ集団が要求するケースが今後出てくる可能性を示唆した事件でしたね。