政府は是まで財政健全化で2020年度までには國と地方の基礎的財政収支所謂
プイマリーバランスを、黒字化出来るとして政策を打ってきました。
政府は是まで充分に経済再生と財政健全化は両立可能としてきました。
処が内閣府は2020年度のプライマリーバランスは今後GDPの実質2%以上の高い
成長率が続いても、9兆4千億円の赤字になると云う試算を公表しました。
この試算は17年4月消費税率が10%になる事を前提に作成された。
GDP成長率が毎年実質2%以上名目3%以上と、実質1%弱名目1%半ばの2パターン
で作成された。
成長率が低い場合は20年度の赤字幅は16兆4千億円にもなると試算しました。
その間2倍近くの値の違いが出てきますね。
完全に2020年度までにプライマリーバランス黒字化計画に赤信号が灯った。
因みに昨年7月今年10月消費税再増税を前提に出された試算では実質2%以上の
GDP成長率で20年度赤字幅は11兆円と試算しています。
同じ条件で試算し2兆円余の差が出たのは、税収増と15年度の効率的予算等の
の効果を挙げて居ます。
この試算の結果に対し甘利経産相は今後経済成長と歳出カット等で2020年度
までにプラマリーバランスの黒字化に努力するとして居ます。
一番国民が願うのは国会議員歳費等の大胆カットですがね・・・