円安・原油安で製造業等は業績改善され、株価も1万9000円に迫るかとの勢いです。
処で今年の春闘の労使交渉は本格化しています。
今年も安倍政権は成長戦略には所得の増が不可避とし労働者側に立って、企業側に
大幅賃上げを促しています。
先日のトヨタの労使交渉では会社側は余りにも要求が高すぎると拒否した経緯があります
が民間機関の予測は全て前年超えとなって居ます。
恐らく昨年賃上げ率定期昇給込みで2・19を大きく上回ると予測をだして居ます。
最高で2・5%恐らく2・35%程度は行くのではないかと云うのが大方の見方の様だ。
企業収益の改善・労働需要の逼迫・政府の賃上げ支援この三つが後押しして昨年を
上回る賃上げがあるのではと云う予測です。
しかし企業は収益が出ても将来のため内部保留で賃上げ処か、設備投資にさえ躊躇って
居るのが現状です。
確かに生産の増に伴う労働力の問題は逼迫していますが、正社員への引き上げ等で
企業側は、将来の経費問題に関連するので、矢張り非正規社員の採用で済ませたい
処で賃上げは正社員止まりとなる可能性が大きいですね。
賃上げも物価上昇に追いつかないと何等意味がないので、其処の処をどうするか?
企業側が何所まで物価上昇をカバー出来る賃上げを認めるかです。
今年の春闘は是からです。
果たしてどの様な回答が出てくるか?
日本経済の将来を決めるものとして注目したいですね