日の出の勢いだった中国に陰り見えだしたが、景気維持のため金融緩和を断行し人民元の基準値を
何回も切り下げました。
それによって香港株市場が暴落し世界中の経済がきりきり舞いさせられた。
しかし余りにも影響の大きさで中国政府は市場介入し外貨を吐き出した。
又外国からは人民元の切り上げ要求が強くてきた。
中国としては人民元を切り上げると外国資金が逃げる事は百も承知ではあるが、IMFの特別引き出し権
算定基準入りを中国は願って居ます。
世界の大国と云われながら、人民元の権威は後進国並みなのが気に入りません。
それに中国は現在の世界の金融システムに反対しアジアインフラ銀行AIIBを立ち上げて居ますが
後進国並みの権威しかない人民元ではどうにもなりません。
しかし中国は共産主義国家で中国共産党が握っています。
中国は無理しても人民元をアッピールしたいと願っています。
因みに人民元は6・3154に引き上げられた。
今回はそのための措置と思われます。
だが現在の中国ではIMFの厳しい条件を満たす事が出来ず厳しいですね。
さて世界はどの様な判定を下すでしょうね。