総務省は昨年度ふるさと納税で多額収納があった、佐賀県みやき町・静岡県小山町・大阪府
泉佐野市・和歌山県高野町の4市町の地方特別交付金の配分を減額したと発表。
いずれも総務省の要請に関わらず寄付者に過度な返礼品を贈った事への懲罰と見られる。
地方交付金には、災害復旧等に手当する特別交付金と税収不足を補う普通交付税があるそうだ。
国が懲罰的に交付税配分で地方を制御するのは少し問題でもあるが、地方の暴走もまた問題です。
それに何故特別交付金なのか?普通交付税を受け取る必要がない不交付団体と認定したら
当然税収不足を補う普通交付税が減額されるのが道理と思えるが何故なんでしょう。
因みに佐賀県みやき町の昨年度ふるさと納税収入は146億円で、配分額は前年度より
2億900万円減額の200万円だったそうです。
そもそもふるさと納税は、国が交付税をけちるため地方同士地方税の奪い合いをさせる制度で
大変ずるい遣り方で余り感心できない政策です。