政治は生きて居るので一瞬の休みも許されない。
先ずは17日召集の通常国会です。
岸田政権の初めての通常国会でどれだけの重要法案を成立
させるかです。
コロナ対策特にオミクロン株市中感染の拡大をどう防ぐか。
そのため22年度予算案年度内成立が重要。
経済安全保障推進案の成立・こども家庭庁設置法案等々の
目玉政策をどれだけ可決成立させるか
岸田政権としては今夏行われる参院選対策も重要です。
25年まで解散がない限り大型国政選挙はないのでこれに勝利
すれば黄金の3年を手に入れ長期政権の試金石となる選挙です。
処で、現在の自民党の派閥はどうなって居るのでしょう。
先ず第1派閥は安倍元首相が所属する細田派96名
次が麻生・河野氏が所属する麻生派56名
茂木幹事長が所属する竹下派同じく56名
岸田首相が所属する岸田派48名
前自民党幹事長の二階氏が所属する二階派44名
石破氏所属の石破派20名
石原氏所属の石原派12名
派閥は絶えず変化するが、現在はこの6派である。
岸田首相が安定した政権運営には、安倍氏・麻生氏・茂木氏
に支援なくては存在出来ません。
岸田氏は安倍氏の操り人形だと言う影口が聞こえて来る様に
べったりの面が見受けられる様だ。
岸田氏は又連立を組む公明党との関係も出て来る。
公明党と自民党は基本的には同じ考えですが、憲法問題や
国民全体に対する事で微妙に異なる点があります。
岸田氏がそれにどう対処して行くかが課題です。
他に沖縄問題では1月名護市長選・秋は沖縄県知事選が控えて
居て、普天間基地移転・辺野古埋め立て問題に大きく関わって
来ます。
今年は沖縄本土復帰50年に当たり、岸田政権にとっても
沖縄問題は大きな課題の一つになるのでは。
岸田氏は安倍氏の意思を継いで改憲に力を入れて居ますので
この事も注目したいですね。