Q.B.B.(作・久住昌之/画・久住卓也) 二〇二四年二月 本の雑誌社
これは、出てんのずっと知らなくて、出遅れたーとあわてて、ことし9月ころに買ったマンガ。
(買っちゃったら安心して、しばらく読まずにいるのは、いつものこと。)
続巻あるとは思ってなかったよ、第1巻の発行は、ふりかえってみたら2018年だもん。
いいなあ、6年にいちどくらい単行本が出るマンガ、ものすごいゆったりした流れだ、少年誌連載ものだと巻末に、もう次巻の発売予定日が宣伝されてたりするけど、せわしないよねえ。
しかし、次も6年後だとしたら、私は生きてるかどうかわかんないかもしれない、こまったもんだ。
それはそうと、第一巻を読みなおしたら、最後の数ページは書き下ろしで、なんか物語はおしまい的な雰囲気で、最後のコマの隅には「終」って書いてある、そうだよな、続きあるとは思ってなかった俺、まちがってないよな、って気がした。
いま調べたら、第一巻の後半は初出が2017年ころの「小説すばる」、今回の初出は2019年から2020年の「月刊こどもの本」と、「本の雑誌」の2020年から2023年、やっぱ一回終わったものとしていたのを、再立ち上げしたのかな。
(コロナ流行のころなのかな、登場人物がみんなマスクしてるときがある、当然ながら誰も死んだりしてないけど。)
って、いま気づいたら、一巻は集英社で、今回は本の雑誌社じゃん、本の外観おんなじだから出版元変わってたなんて、全然わかってなかった。
なかみは、なんも変わってない、夜に営業している屋台の古本屋、提灯が下がってる、ときどき出る場所変わったりする。
サービスで焼酎一杯を100円で出してくれる、冬はお湯割り、夏は氷入れたり、ただしお代わりはない、「ウチは飲み屋ぢゃないんだから」って言われちゃう。
店主のオヤジが渋くて渋くて、でも機嫌損ねると、「あんたら声が大きいよ」とか「帰んなよ」とか言われちゃう、そう言われるのは通過儀礼みたいなもんで、この屋台気に入ったひとはそれでも常連になっちゃう。
ちょこちょこと出てくる本の数々も多彩なラインナップで、気になるものもあるんだけど、本書ではとうとう巻末に「登場文献一覧」なるリストまで用意してくれちゃってる、読んだことないもの多いけど、今後読もうとするかどうかはわからない。
どんな本かって登場人物たちの話にあがるものもあるけど、ただその本の表紙の画だけが、関係ないセリフのやりとりのあいだに、舞台装置のように描かれてる場合なんかもあって、そういうのが渋くてたまらん。
これは、出てんのずっと知らなくて、出遅れたーとあわてて、ことし9月ころに買ったマンガ。
(買っちゃったら安心して、しばらく読まずにいるのは、いつものこと。)
続巻あるとは思ってなかったよ、第1巻の発行は、ふりかえってみたら2018年だもん。
いいなあ、6年にいちどくらい単行本が出るマンガ、ものすごいゆったりした流れだ、少年誌連載ものだと巻末に、もう次巻の発売予定日が宣伝されてたりするけど、せわしないよねえ。
しかし、次も6年後だとしたら、私は生きてるかどうかわかんないかもしれない、こまったもんだ。
それはそうと、第一巻を読みなおしたら、最後の数ページは書き下ろしで、なんか物語はおしまい的な雰囲気で、最後のコマの隅には「終」って書いてある、そうだよな、続きあるとは思ってなかった俺、まちがってないよな、って気がした。
いま調べたら、第一巻の後半は初出が2017年ころの「小説すばる」、今回の初出は2019年から2020年の「月刊こどもの本」と、「本の雑誌」の2020年から2023年、やっぱ一回終わったものとしていたのを、再立ち上げしたのかな。
(コロナ流行のころなのかな、登場人物がみんなマスクしてるときがある、当然ながら誰も死んだりしてないけど。)
って、いま気づいたら、一巻は集英社で、今回は本の雑誌社じゃん、本の外観おんなじだから出版元変わってたなんて、全然わかってなかった。
なかみは、なんも変わってない、夜に営業している屋台の古本屋、提灯が下がってる、ときどき出る場所変わったりする。
サービスで焼酎一杯を100円で出してくれる、冬はお湯割り、夏は氷入れたり、ただしお代わりはない、「ウチは飲み屋ぢゃないんだから」って言われちゃう。
店主のオヤジが渋くて渋くて、でも機嫌損ねると、「あんたら声が大きいよ」とか「帰んなよ」とか言われちゃう、そう言われるのは通過儀礼みたいなもんで、この屋台気に入ったひとはそれでも常連になっちゃう。
ちょこちょこと出てくる本の数々も多彩なラインナップで、気になるものもあるんだけど、本書ではとうとう巻末に「登場文献一覧」なるリストまで用意してくれちゃってる、読んだことないもの多いけど、今後読もうとするかどうかはわからない。
どんな本かって登場人物たちの話にあがるものもあるけど、ただその本の表紙の画だけが、関係ないセリフのやりとりのあいだに、舞台装置のように描かれてる場合なんかもあって、そういうのが渋くてたまらん。