試合会場の馬事公苑へと出発した馬たちを見送ったあとは、きょうもまた練習した。
その前に、先週からのおさらいをしとくと、水曜日には、二日連続でオリアンダーに騎乗。
けっこう高い障害を飛んだ。100センチくらいのオクサーで、遠くから踏み切っちゃって、ムダに高く(見てたひとによれば120くらいらしい)ビッグジャンプ。
まあ、それやっても落ちないことがわかったってことで、ポジティブにとらえとこう、これで怖いものはなにもなし。
木曜の朝練も、まさかのオリアンダー3連チャン。
ところが、この日の練習は、ひどかった。一か月の間で、いちばんひどかった。
練習障害はクロスだけだったんだけど、どーせ馬が飛ぶだろ、って思って、荒っぽい回り方したもんだから、オリアンダーの前肢にひっかけて、いくつか落とした。
ありえない。クロスだからこそ、飛ばそうとしないでも、丁寧にシンプルないい駈歩を維持すれば、そのままのリズムで飛べたはず。猛省。
金曜日はニアフュージョン。
早めにビュンビュンとウォーミングアップして、けっこう高めの障害までやる。
飛ぶことは飛んだんだけど、先生にダメ出しくらう。
「アタマの位置、気にしない。ムリに下げさせちゃダメ。もっと馬優先に、飛びやすいように持ってこないと!」
致命的な感覚の欠如。私は、ほっぽっとくと、馬がアタマ上げて、それぢゃ飛べないと思って、背中動きやすいようにするには、ある程度アタマ下げさせてって思って、いじくってたんだけど、全否定された。
土曜日もニアフュージョン。
少年団の練習もあるし、あんまり疲れさせたら申し訳ないので、障害はやらない。
馬場の経路を確かめたあとは、障害飛ぼうが飛ぶまいが、馬場をやろうがやるまいが一緒、「シンプルな駈歩」を目指して、馬を動かそうとする。
まーっすぐ、後肢が踏み込んでくる、それをうけて、一歩一歩はずむような、シンプルな駈歩。それができたら、障害飛ぶのなんて、なんの問題もない、はず。
日曜日は、ホセカレーラス。
馬場馬術では何度も優勝した馬だけど、反撞きつくて、私には乗りづらい。
とにかく動かすこと、それをやりながら、馬場の経路のおさらいしてると、横木またぎをやらされる。やりたかったことは、私のやりたいシンプルな駈歩と、一緒だったから良かったんだけど。
横木またいだら、90度回転しながら、5歩入れて、また横木(あとで30センチくらいに上げるけど)。
それが輪乗りでできたら、ふたつめ跨いだあと、直線で4歩、横木。
ところが、これが、できない。
だって間隔短いんだもん。ほっぽっといたら、一歩少なく行くのが自然な距離。相当ひっぱんないと、課題の5歩・4歩は、できない。
最初、駈歩、ひっぱってもいい、座って、ハミくっつけてく。飛ぶ瞬間だけ、手をラクに。(←最初は前に出すって感じだったんだけど、のちには握ってるのを緩めるだけ、になる。)飛んだら、すぐ持って、引っ張ってもいいから、言うこときかす。
何度かやっても、うまくできない。ダーッ、手袋忘れた日に限って、ホセで、こんなことやらすんだもん。引っ張る手綱が、指のあいだから滑って抜けてくよ。
乗り代わって、先生が調整。見てるうちに、わかってくる。横木跨ぐ瞬間だけお尻浮かすけど、そのあとすぐ駈歩の姿勢とる。
再チャレンジ。馬も、やらされてること分かってきたんで、いうこときく。とにかく座って、まっすぐにして、バランスのいい、シンプルな駈歩。馬のアタマやクビだけ内に向けてもダメ、まっすぐ持って、その姿勢で輪乗りする。
左手前は一発OKでたけど、右は何度もNG、最後ようやく5歩入れて、おわり。
「最後の一握りが弱い。あきらめちゃダメ。最後までガマンさせて、いうこときかせる。」
そう、障害飛ぶときにも言われたこと、最後の一歩で「近い」と思ったとき、私はあきらめて手綱を放しちゃう。
横木レベルでできないこと、障害でできるわけない。
前出して、それうけて、障害飛んだら、すぐ最初の真っ直ぐな駈歩に体勢戻すって、うまくできなかったけど、イメージができたのは、収穫。
はい、そしたら、きょうはフラワータキシード。寝てるとこを、起こす。
「飛びますか?」って訊かれたけど、「いまさら何もしません(笑)」と言って、ふつうに乗る。
馬場の経路はおさらいしたけど。
そのあとは、シンプルな駈歩をめざす。まーっすぐ走って、ちょっと弱くなりそうだったら、脚をグッと押して、ハミに出てきたのを感じたらかえして、追ったり引っ張ったりしない、ジーッとしたままリズムたもつ、そんなイメージの駈歩がしたい。
あんまりうまくできなかったけど、楽しかったから、まあいいや。
あしたも、とにかくシンプルに。飛ばそう、飛びます、飛ぶかな、飛べ、飛ぼう、とか考えずに、障害の真ん前に馬をつれていく、そうすれば駈歩と同じリズムで軽ぅく飛ぶはず、オリアンダーは。
午後は、馬事公苑に寄ってみる。
みんな練習してた。
でも、オリアンダーは余裕しゃくしゃくで、馬房にいた。
エキサイトしたり不安がったり動じたりしてない感じ。
おやつのリンゴをやって、「あした、頼むな」と言っとく。
その前に、先週からのおさらいをしとくと、水曜日には、二日連続でオリアンダーに騎乗。
けっこう高い障害を飛んだ。100センチくらいのオクサーで、遠くから踏み切っちゃって、ムダに高く(見てたひとによれば120くらいらしい)ビッグジャンプ。
まあ、それやっても落ちないことがわかったってことで、ポジティブにとらえとこう、これで怖いものはなにもなし。
木曜の朝練も、まさかのオリアンダー3連チャン。
ところが、この日の練習は、ひどかった。一か月の間で、いちばんひどかった。
練習障害はクロスだけだったんだけど、どーせ馬が飛ぶだろ、って思って、荒っぽい回り方したもんだから、オリアンダーの前肢にひっかけて、いくつか落とした。
ありえない。クロスだからこそ、飛ばそうとしないでも、丁寧にシンプルないい駈歩を維持すれば、そのままのリズムで飛べたはず。猛省。
金曜日はニアフュージョン。
早めにビュンビュンとウォーミングアップして、けっこう高めの障害までやる。
飛ぶことは飛んだんだけど、先生にダメ出しくらう。
「アタマの位置、気にしない。ムリに下げさせちゃダメ。もっと馬優先に、飛びやすいように持ってこないと!」
致命的な感覚の欠如。私は、ほっぽっとくと、馬がアタマ上げて、それぢゃ飛べないと思って、背中動きやすいようにするには、ある程度アタマ下げさせてって思って、いじくってたんだけど、全否定された。
土曜日もニアフュージョン。
少年団の練習もあるし、あんまり疲れさせたら申し訳ないので、障害はやらない。
馬場の経路を確かめたあとは、障害飛ぼうが飛ぶまいが、馬場をやろうがやるまいが一緒、「シンプルな駈歩」を目指して、馬を動かそうとする。
まーっすぐ、後肢が踏み込んでくる、それをうけて、一歩一歩はずむような、シンプルな駈歩。それができたら、障害飛ぶのなんて、なんの問題もない、はず。
日曜日は、ホセカレーラス。
馬場馬術では何度も優勝した馬だけど、反撞きつくて、私には乗りづらい。
とにかく動かすこと、それをやりながら、馬場の経路のおさらいしてると、横木またぎをやらされる。やりたかったことは、私のやりたいシンプルな駈歩と、一緒だったから良かったんだけど。
横木またいだら、90度回転しながら、5歩入れて、また横木(あとで30センチくらいに上げるけど)。
それが輪乗りでできたら、ふたつめ跨いだあと、直線で4歩、横木。
ところが、これが、できない。
だって間隔短いんだもん。ほっぽっといたら、一歩少なく行くのが自然な距離。相当ひっぱんないと、課題の5歩・4歩は、できない。
最初、駈歩、ひっぱってもいい、座って、ハミくっつけてく。飛ぶ瞬間だけ、手をラクに。(←最初は前に出すって感じだったんだけど、のちには握ってるのを緩めるだけ、になる。)飛んだら、すぐ持って、引っ張ってもいいから、言うこときかす。
何度かやっても、うまくできない。ダーッ、手袋忘れた日に限って、ホセで、こんなことやらすんだもん。引っ張る手綱が、指のあいだから滑って抜けてくよ。
乗り代わって、先生が調整。見てるうちに、わかってくる。横木跨ぐ瞬間だけお尻浮かすけど、そのあとすぐ駈歩の姿勢とる。
再チャレンジ。馬も、やらされてること分かってきたんで、いうこときく。とにかく座って、まっすぐにして、バランスのいい、シンプルな駈歩。馬のアタマやクビだけ内に向けてもダメ、まっすぐ持って、その姿勢で輪乗りする。
左手前は一発OKでたけど、右は何度もNG、最後ようやく5歩入れて、おわり。
「最後の一握りが弱い。あきらめちゃダメ。最後までガマンさせて、いうこときかせる。」
そう、障害飛ぶときにも言われたこと、最後の一歩で「近い」と思ったとき、私はあきらめて手綱を放しちゃう。
横木レベルでできないこと、障害でできるわけない。
前出して、それうけて、障害飛んだら、すぐ最初の真っ直ぐな駈歩に体勢戻すって、うまくできなかったけど、イメージができたのは、収穫。
はい、そしたら、きょうはフラワータキシード。寝てるとこを、起こす。
「飛びますか?」って訊かれたけど、「いまさら何もしません(笑)」と言って、ふつうに乗る。
馬場の経路はおさらいしたけど。
そのあとは、シンプルな駈歩をめざす。まーっすぐ走って、ちょっと弱くなりそうだったら、脚をグッと押して、ハミに出てきたのを感じたらかえして、追ったり引っ張ったりしない、ジーッとしたままリズムたもつ、そんなイメージの駈歩がしたい。
あんまりうまくできなかったけど、楽しかったから、まあいいや。
あしたも、とにかくシンプルに。飛ばそう、飛びます、飛ぶかな、飛べ、飛ぼう、とか考えずに、障害の真ん前に馬をつれていく、そうすれば駈歩と同じリズムで軽ぅく飛ぶはず、オリアンダーは。
午後は、馬事公苑に寄ってみる。
みんな練習してた。
でも、オリアンダーは余裕しゃくしゃくで、馬房にいた。
エキサイトしたり不安がったり動じたりしてない感じ。
おやつのリンゴをやって、「あした、頼むな」と言っとく。