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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

3月になったけど、あいかわらず乗馬

2014-03-03 21:26:38 | 馬が好き
乗馬にいく。
去年は3月1日を機に引越があって、どうなるものかと不安があった。
ことしは引越まではないけど、職場では微妙に内部異動したりしたんだが、幸い乗馬はつづけられそうな気がする。
いや、続けたい。(たしか1年前は、「近くに馬がいなくなるし、もうやめるよ」とか言ってたはずだけど?)
先々週の“パーフェクトなハミうけ”の訪れ(あくまで当社比、でも本人は「透過性の『と』の字には触れただろ」と思ってる)のような、刺激的な体験もあったせいで、いま自分のなかでは第何次かの乗馬ブーム到来である。
(停滞→やめちゃおうか→新局面の展望→乗馬ブーム→現実の技術的な壁→…、というサイクルを繰り返している。)
まあ私のブームはさておき、3月になったけど、意外と寒い。乗るときはあいかわらずシャツだけだけど。屋内だしね、風除けいらない。

きょうの馬は、マイネルミレニアム、だって。
はじめて。そんな馬いたっけ?って思ったら、府中方面からのお預かりだって。
府中ではキミがいないあいだ雪降ったりして大変だったんだよ、とか言いながら馬装。

馬場にいったら、いつもの柵がないけど、いつもの端っこのほうでウォーミングアップ。
なんかカドのとこがヘンだぞ、と思って見に行く。(まず人が物見すんだよね、馬乗ってると。)
黒く見えたから、最初まさか水たまりでもという気すらしたんだけど、そんなわけあるはずなく、逆、砂が入ってた。
そうかあ、先週も蹄跡のとこ薄くなってたからなあ。
(ほんとは練習のあと、馬場ならししなきゃいけないんだけどね、しやしないんだ、俺。)

そしたら、常歩で、はじめての馬だし、様子をうかがう。
とてもよく反応して、元気よく歩いてくれる。これなら苦労しなくてよさそうだ。
ガンガン歩いてくれそうなんで、チョイチョイっと拳つかう。一瞬、クチ硬いか?と思ったけど、そんなこともない。わりとすぐこっち来てくれそうだ。
んなことしてたら、例によって、「そうなったら、もうすこしラクにして、馬を動かしてやる」って言われちゃう。
やっぱジャマしてるだけ、俺? 油断するとガッって前に引っ張るかもって感じがあるから、それやったら抵抗するように、「そこにいろ、そこにいろ」って身構えて待ち受けてたつもりだったんだけど。
「人が止まってはいけない」と言われる。馬が動いてんだから、ひとも動くのが、乗馬における座りであって、動かない椅子にペタンと坐るようなマネをしてはいけない。
私はいつも、前へ前へ乗っていけと言われるんで、常歩から気をつける。

適当に歩いてたら、いつのまにか列の先頭に立たされていた。知らないよー、初めて乗る馬で先頭歩かされて、パッツンってハネたりしても。
軽速歩、動いてく馬に乗ってけ、前へ乗ってく。動き出したらラクにしてやれって、いっつも言われちゃう。
よく動くな、マイネルミレニアム。けっこういいぞ、この馬。ときどき内向けーって、強引な拳のつかいかたしちゃうけど、私。
輪乗りで、歩度をつめたり、のばしたり。
歩度をのばすって、ストライドをのばしたいんだけどね、トーントーンと、ホントは。
そうぢゃなくて、なんかピッチが上がっちゃうんだよね、サッサカサッサカと。ちょっと違う。
輪乗りの手前をかえるとき、真ん中でまっすぐにして、それから姿勢入れ替えるぞ、とか慎重にやってんだけど、「もうすこしだけ、手をラクにしてやるといいんですけどねえ」と相変わらず言われちゃう、うーん。

脚への反応も確かめられたところで、んぢゃ駈歩。
ああ、わりと乗りやすいや。ときどき、前進するのサボりそうな雰囲気もあるので、脚つかうんだけど、そしたら動いてくれる。
こういうときって、私は委細構わず、勝手に自分の都合で、スピードを上げたり下げたりする。だから、こういうやつを先頭に立たせてはいけないんだってば。
そんなこと繰り返してたら、あれ、なんか違うぞ、って気がしてきた。
輪乗りは、20メートルより大きくてもいいやって感じで回ってて、それでも蹄跡に接する場所を自分で目印つくって意識してんだが、なんか鏡の前のほうへ行くときだけ、内に入りそうになっちゃうんだよね、どっちの手前でも。
そしたら、わかった。そこの蹄跡のとこ、砂が入ってて、深くて、走りにくいのさ、馬。だから、いやがってんだ。絶対、そうだって。
気持ちはわかるけど、そうも言ってらんないんで、そっちのほう行く半周のときだけ、少し手前から気合いつけてって、砂深いとこ差し掛かったら、さらに動かすようにしてみる。
それでも、なんか人のほうがダレてきちゃったらしいのを見抜かれて、「もうすこし活発に、馬が自分から動いてくように」と言われちゃうんで、ソロリとムチを見せると、ビュン!とすごい反応する。動いてる馬に乗ってるほうが、そりゃあラクだ。
内向きなさあいと言って、向いたらラクにして、そこにいろぉって言って、すこし手綱伸ばして、アタマが下がってって、しばらくしたらまた持ち直して、とか秘かに繰り返してるうちに、部班はおしまい。いや、よく動いてくれるんで、楽でした。

しばし休憩したあと、ひとりでいくつかチェックするものの練習。速歩でのハミうけであったり、ツーポイントであったり。
さっきの馬の様子から、かわいそうなんで、砂を入れた深そうで歩きにくそうな一画は避けて、真ん中のほうで乗る。
最後駈歩をちょっとやる。ラクしたいんで、ムチちらちらさせて動いてもらって、ツーポイント。あと詰めたり伸ばしたり。
最終盤は、なんかえらく馬のヤル気が点火されてるような気がした。もう、いつでも速歩発進、駈歩発進するぞ、って待ち構えてる感じ。
もしかして、障害とか始めたら、ガンガン加速するタイプぢゃなかろうか、って勝手に想像しちゃう。
だから、常歩で心身ともにクールダウンしてから帰る。

手入れしてると、毛刈りしないで残されてる、肢の毛がすごい長いことにあらためて気づく。「おまえ、雪男の手足みたいだよ」とか勝手なこと言いながら拭く。
それはそうと、手入れのときおとなしい馬は、やっぱいい。
終わったらリンゴやる、サラブレッドだからどうかなと思ったんだけど、ふつうに食べるのでよかった。

リンゴやろうとすると、舌をチラッて出してくるんだけど、これ、わざとやってんの?ってのが不思議だった。
どうでもいいけど、かわいい。

んなことしてると、先週にひきつづき、隣の馬房(ギルとは反対側の隣だったのだ)の栄燐ちゃんが、
「わたし、お昼まだなの、それ欲しいな、ちょうだい、ちょうだい」
って光線おくってくる。
なんか、馬栓棒がわりのクサリがギシギシいってるような気もするし危なそうなので、お裾分けした。


※どうでもいいけど、先週木曜日に突如わいてきた話があって、
 一部の先生までもまきこんで、前代未聞の、超無謀プロジェクト進行中。
 4年前の“2課目”で50.784%だった私に、いったい何をしろというのか。
 うまくいったら、ここでも紹介したいけど、括目の次回!?
コメント
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