kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

文化祭当日の朝…

2009-11-22 | 陸上競技
土曜日、予報では雨でしたが朝の段階で曇り予報に変わっていました。文化祭は天気に大きく左右されますからなんとかもってくれたので助かりました。

朝、6時前に学校に行ったら前日数人が作った空き缶アートが崩れていました。4人だけで作っていてなかなか難しい形だったので心配してはいたの嫌な予感が的中しました…。作成の中心2名に連絡をしましたが、1人は20分後位に来てくれて直し始めました。もう1人は「他の事が忙しいから文字を削ってそのままでいい」ということでした。しかし、これまでの準備の様子は見ていましたからそのまま終わるというわけにはいきません。全くわからない状態で復元を試みることにしました。

一先ず朝の時点での状態をアップしておきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金曜日の練習

2009-11-22 | 陸上競技
金曜日は先程も書きましたが、文化祭準備でした。午前中授業でしたが午後からも準備をするクラスがいくつかありました。うちのクラスは3年生なので関係ありませんが、1・2年生もクラスによって終了時間が違うので4時を目処に始めました。

とにかく選手任せです。任せたいわけではありませんが、そういう状況に置かれています(笑)。いつも言っていることですが、「誰のためにやるのか」がきちんとわかってくればどんな状況であってもやらなければいけないことは変わりません。周りが文化祭の雰囲気で浮かれていたとしても関係ありません。この状況で周りの雰囲気に流されるような者は絶対に目標には届きませんから。

練習自体はいつもの流れで入り、加速練習とスティックドリルを繰り返させました。よく考えたらセット数や本数に関しては全く指示を出していませんでした…。適当というか余裕が無かったというか…。それでも選手は自分達で判断して適切な量を消化したようです。その後キャプテンから電話がかかってきました。指示が出たところまでは終わったんだが…という報告でした。予定していたのでタイヤ引きまでやりました。かなりの時間を要しますがこの辺りは妥協できませんから、疲労の蓄積度を見ながらやっていかなければいけません。

練習を見に行った時は7時少し前、ほとんどのメニューは終わっていました。最後にショートをする準備をしている状態でしたから結局練習は全く見ることが出来ませんでした。だらだらした雰囲気はありませんからきちんと集中して取り組めたのではないかと思います。それぞれが課題を持って取り組めていると感じました。水曜日の走りの中でかなりの変化が見られました。選手自には「春になったからいきなり強くなるわけではない」と話しています。強くなってきている事を実感していかないと春先は戦えないのです。練習で強くなっていることを実感できるとモチベーションが高まりますから更に上のレベルを目指せます。

少しずつ確実に進んでいます。故障気味の者の復帰も間近だと思います。良い感じになっていけばと願います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれ…

2009-11-22 | 陸上競技
携帯からでは2つの画像がアップされないので別に車をアップしておきます。大変でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文化祭準備と練習

2009-11-22 | 陸上競技
金曜日、文化祭1日目の予定でしたが新型インフルエンザの関係で体育館に集めて何かをやるというのは避けたいということで延期になりました。吹奏楽部の演奏は1ヶ月後になりました。非常に微妙です。金曜日は朝から翌日のための準備になりました。やることがめちゃくちゃたくさんあってどれだけ時間が足りない状態でしたからある意味助かりました。

空き缶アートをしようということになっていましたが、今回は意図的に少しだけ生徒と距離を置きました。これに関してはまた別に書きますが、うちは女子クラスですから集団で何かをやろうというときには必ず何かが起きます。だからあえて突き放しました。私が主導権を握って取り組みたくなかったからです。強いリーダーシップを発揮すれば間違いなくもっとスムーズに計画的に物事が進むと思いますが、今回は3週間前から投げ掛けるだけにしました。「自分達の文化祭だから自分達で」と毎回終礼で話しました。そのため計画が全く進まず副担任と一部の生徒のみが把握する状態になりました。物事が失敗するパターンです。 下準備を一部の人間がやって実際にやるときには「今ま手伝わなかったのに…」という事になり頭を下げないので絶対に上手くいくはずはありません。

それでも準備は私がサポートして生徒を動かさないと進まないので最終的には色々とやりましたが…。途中さすがに頭に来て若干キレかけましたが一応大人なので我慢。大人の対応です。私が動いたら生徒が動くのは最初からわかっていたのです。だからやらなかった。適切なやり方を考えてきちんとした仕事を与えることで、更に効率の良いやり方を見つけて動きます。ここを理解させたかった。切羽詰まらないと分からないことがある。逆に下準備をした者は「自分がやったのだ」という気持ちが強くなりすぎて様々な準備をするときに他の者の力を借りないとできないということを忘れてしまいます。

「待つ」というのは非常にストレスを感じます。企画力と行動力にはかなり自信があります。性格的なものなのかわかりませんが、「絶対にやる」と決めたことに関しては様々な人が力を貸してくれるのでだいたいのことはできると思っています。頭を下げまくりますし(笑)。だから私が動くと生徒の本当の成長にはつながらない。我慢するという私が一番苦手な事をやらなければいけませんでしたから。自ら動くほうが何百倍も楽です。

仕事を割り振るというのはかなり大変だと以前生徒会を担当していた時に思いました。いちいち説明するよりも自分で動いたほうが何倍も楽ですし、指示を出してこちらがやろうとしている事を手伝わせるほうが上手くいきますから。でもそれでは「自分達の文化祭」にはならない。「やらされた文化祭」にはしたくなかったのです。だから自分達で動くのを待ちました。こういうイベントで生徒は伸びます。待つのは辛いですが…。

いきなりできるとは思っていません。3年間持ち上がりクラスですから出来ることがあります。性格的なものも把握できていますから。だから金曜日の1日で明らかに不可能なレベルの空き缶アートを作成する事ができました。3つ作品を作りました。空き缶を立ててモザイクアートで自由の女神をつくる。計画した者の考えと全く違う大変さがありました。試行錯誤しながら5時間以上かけて立つようになりました。1から作り直すことも苦にせず全力で取り組む。こういう姿を見ると我慢していて良かったと思います。わざと「もういいんじゃないか」と話しても「やる」と言って作り替えていきました。すごいことだと思います。

あとは空き缶での車。これも大変でした。誰も全体像を知りませんし、計画した者は作成に参加しないというあり得ない状態でしたから…。それでも生徒はかなり動いてくれて部品を作り続けてくれました。最後の部分はとにかく自由な発想で考えていました。臨機応変に対応する姿、これを見たくて我慢したといっても過言ではないと思います。
生徒には「目標があれば生き生きと活動が出来る」ということを感じてもらいたかった。その一言を伝えるために3週間生徒を手伝いませんでした。少しずつはやりましたが、今までとくらべると10分の1以下です。それで生徒が成長してくれたらこの子達の今後の力になります。なぜ私がそういう関わり方をしたのかは文化祭終了後、生徒に伝えました。肌で感じた部分だけでなくきちんと頭で理解する事も必要ですから。きちんと話をすればわかってくれると思っています。他の担任がこういう話をするかどうかはわかりませんが、私は常に生徒と向き合って生きたいと思っています。みんなの成長を感じることができた金曜日の準備でした。高校生活最後の文化祭ですから「楽しい」だけではなく「意味のあるもの」にしてもらいたいという考えのもと進めました。良い表情をしていましたね。

練習もしましたがこれは別に書きます?全く見ていませんが(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする