kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

予定変更

2011-02-02 | 陸上競技
水曜日、卒業考査が始まりました。それにより朝の散歩が出来ませんでした。1人で歩くほど意志が強くありませんから(笑)。やらないといけない事があったのでその時間を有効に使って仕事を進めました。はかどりました。

朝の時点で最近走れていた者が欠席する事が判明。うーん、本当に残念です。流行性のモノに感染してしまっようですから仕方ない部分がありますがここを何とかしていかなければいけません。前日も休んでいますからこれで更に差がついてしまいます。本人も分かってはいると思いますがチャンスをきちんとつかまないといけません。本当にもったいない。

また、先日から心配していた事が現実のものになりました。今の状態では必ず故障してしまうだろうと繰り返し言い続けていましたが足の甲を痛めてしまいました…。疲労骨折かと心配していましたが痛めた場所が少し違うのではないかと感じています対処方法を聞いて出来ることをやりました。持っているモノを最大限に引き出せるようにしなければいけませんからね。他にも1人膝の痛みを訴える者がいたので治療のために鍼に行かせました。

結局練習に参加できたのは4人でした。うーん。雰囲気の問題もありますが、継続的に良い練習が出来るようにならない限りチームとしての成長はありません。人数が少ないですから1人でも欠けると大きいですね。本当ならば競技場に行って水曜日のメニューをやりたかったのですがこの人数では効率が悪くなります。それよりは学校で基本的な動きから走りに結びつけていく事にしました。人数が少ないから細かい部分まで見ることができます。以前は良くても悪くても何かしら話をする時間を作っていましたが、明らかにこちらが狙う動きでない場合のみ指摘するようにしています。使い分けをしている部分もありますが。

動きを作ってからショートを数本。この段階でかなり良い動きをしている者がいました。男女ともに動きに変化が見られます。加速ドリルでも今まではスティックを越えることが出来なかった者が難無く越えるようになっていました。多少は改善されてきているのでしょうか。
中でも際立って良かった者がいました。先週は全く走れなかったにも関わらず明らかに動きが変わりました。一緒に走っている男子と遜色ない走りをしています。これが本物になれば100mでインターハイを狙う水準に達します。ここまで変わるのかというくらい走りが変わりました。本人に確認すると意識するポイントを決めて走ったようです。

ショートを走ってからタイヤ引きと120mを組み合わせて走りました。最初予定していた組合わせとは途中で変えることにしました。完全な思い付きです。流れ的に組み合わせを変えた方が効果が高くなるのではないかと考えました。1セット目は全体的に良く走れていました。前述の選手は男子と互角以上に走れています。非常に良い動きでした。2セット目からは2人ずつに分けて走らせました。タイヤ引きから走りに移行してポイントがかなり意識できたようです。本数はある程度走りますがきちんと意識して走れれば効果が高まります。本当に良い動きだったと思いますね。
3セット目を始める前に明らかに男子がバテていたので距離を短くしました。動きが崩れてしまった状態で走っても仕方ないなと感じたので。よく考えてみると短短ですから短長と同じメニューをこなすのは厳しいかもしれません。バテるのが早いのだけは間違いないですが。もう少し粘ってもらいたいですね。女子はかなり良くなってきました。手応えを感じています。あとは「心」ですね

故障組は自転車こぎと補強を組合わせました。かなりの負荷になると思いますが休みを全く与えずにやりました。これまで故障者が必ず通ってきた苦しい道を経験させることも大事だと思います。本当に強くなりたいのであれば楽ができない状態で自分で身体を動かし続けることが必要になります。付きっきりでやったわけではありませんが、ある程度の負荷はかかったはずです。走れないから出来ることがある。まだまだ追い込めたのではないかという気もしますが…。甘さを捨てるためには必要な刺激かもしれませんね。

疲れが出てくるのは当然です。ここをどう捉えて取り組むかですね。本当に目指すモノに向けて各自が何をしていくかです。かなり時間が長くなりましたが集中は出来ていたと思います。全員できちんと練習が出来るようにならなければ目指す所には届きません。これからです。
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気持ちが萎える

2011-02-02 | 陸上競技
火曜日、朝から出張でした。それも珍しく商業の出張。よく考えてみたら商業の先生に知り合いが少ない(笑)。今回は代打での出張ですからかなり不安でした。小心者ですから。しかし、運良く商業関係で最も親しくさせてもらっている先生が来ていました。会うのは久しぶりですが初任から数年間かなりの時間を共有してきた中ですから気分が安らぎます。そのお陰で何とか過ごすことができました。後半は…。あえて触れずにおきます。限られた時間の有効な使い方を考えないといけませんね。

4時前に終わったのでそこから1時間かけて帰れば5時には着くだろうなと思っていたら1年生女子が「予防接種に行くので練習を休む」というメールを送ってきました。それも2人…。受けておかなければいけない予防接種ですからそこは仕方ないと思います。本人達も考えて水曜日は走り込みなのでそれを避けて火曜日に予約を入れたようです。少しずつ気持ちが前向きになっているとは感じますが前日に比較的良い動きが出来ていただけにかなり気持ちが萎えました。タイミングが…。
一応2人に出来ることをしっかりとやっておくように伝えました。補強くらいは間違いなくできます。見えないところで最大限の努力が出来る者だけが目標に近づくことができます。

学校に着いたら練習をしているのがたった3人でした。更に気分が…。元々8人しかいませんから2人いないだけで6人になります。男子2人が治療に行っていましたし、1人は検定課外。たった3人で練習をしないといけないとは…。人数が多い学校であれば故障者が出てもそれなりに練習参加人数が保てます。しかし、うちの学校はそれほど多くはありません。1人1人にかかる責任が大きくなるのです。ケアをどれだけやっているのかは分かりませんが、何がなんでも治していこうという気持ちがあって治療に行くのであれば前向きですから受け入れていかないといけません。かなり練習量が多いですから冬期練習中に疲労がピークに達していくのはある程度は覚悟しています。それなりの練習はしていませんから。後は毎日のケアですね。ほとんどの者が痛みが出ないときには「自分は怪我をしないから大丈夫」という感覚があります。怪我をしてから慌てる。本当は痛める前にどれだけケアして予防するかなのです。予防してめ故障するかもしれないという世界です。最大限の事をやらないといけません。

最終的に練習に参加した者が4人。それなりに集中して練習に取り組んでいたと思います。これははっきりいって当たり前ですが。全ては自分のためにやるのですから人数が少なくても多くても関係なく練習に取り組むことが必要になります。自分達の動きに集中しながらも互いに指摘しあいながらやっていたのでまずまずだと思いますね。
遅れて2人来たのでそちらは上半身の補強をさせました。普段できない細かい部分をしっかりとやらせることにしました。男子は身体が出来ていませんから時間をかけて取り組んでいくしかないですね。

それだけでも人数が少ないですから故障者や体調不良者が出ると雰囲気が下がります。良い練習が出来てもそれを継続していかない限りは本物にはなりません。まだまだ先は長いと思います。やるしかありませんね。
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