kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

繰り返す

2011-02-03 | 陸上競技
木曜日、通常通りの練習としました。疲れもあると思いますがそろそろ負荷になれていかなければいけない時期です。毎日走る練習をするのを避けて約2ヶ月が過ぎました。故障しないように最大限の配慮をしているつもりです。休む間を与えていないのでかなり身体はきついと思います。しかし、毎日走るよりは間違いなく故障の確率は低くなると思います。この意味をきちんと理解してもらいたいですね。

練習は身体作りメニュー。週3回の実施です。やっと身体ができ始めたのではないかと思います。特に女子はこの辺りの差が出ると思っています。この1週間くらいで走りが安定してきた感じがあります。かなりの時間を要していますがそれだけの成果はあると思います。これがきちんと出来るようになるまでに多くの労力を必要としました。まだ十分だとは思えません。

今日はあえて少し遠くから練習を見るようにしました。そばにいてあれこれ言えば練習ができて当然です。誰のためにやる練習なのかを考えさせないといけませんから。近くにいて私がやらせるという形は避けたいなと思っています。これはそれなりにチームとしての取り組みが成長してきていると感じているからです。これが本物になるまでは手がかかりますがそれでもやるしかありません。

他の部活動の顧問の先生から「自分達でよくやるね」と声をかけられました。私からすれば「最低レベル」だと思っています。全ては自分のためです。声を出すこと、雰囲気を作ることは何度も繰り返し話をしています。男女ともに声が出るようになってきました。他の部活動よりも大きい。人数の問題ではありません。本人達の自覚の問題です。まだまだ十分ではありません。周りから「何であれだけ声を出すのか?」と思われるくらいの元気がなければ。意識したら出来ることはやれと繰り返し言っています。このレベルで満足しては先に進みません。まだまだです。

とはいえ、先月までと比べると格段に良くなっています。これが最初から出来ていれば更にレベルが上がっていたのだとは思いますが(笑)。今までやっていなかった事をやろうとしているのですから簡単なことではありません。できなくても仕方ない部分があるのが正直なところです。私の性格的にこういうのはイライラするのですが、待たないといけない部分もあります。「できなくていい」と言っているわけではありません。出来なさすぎるので言い続けるしかないのです。とにかく時間と労力がかかります。諦めたらそこで終わりですから。

前日足が痛くて歩くのもしんどい者がいました。ある意味自業自得という部分がありますが、多少変わりつつあるので援助しました。ケアが足りないので前日身体をゆるめました。とにかく筋肉が硬い。この状態では怪我をしても仕方ない感じがします。足の甲が痛いので疲労骨折かと思いましたが、少し部位が違います。師事している方から教えてもらった方法で私がゆるめました。その後鍼に行かせました。
今朝の段階でかなり痛みが残っているということでした。前日にゆるめるのが足りなかったのではないかと思い、昼休みに30分程度ゆるめました。室内で実施したのでストーブの近くで。これが良かったのか午後の練習は普通にやっていました。ジャンプ系のトレーニングもやっていたので心配して確認をしましたが、「ほとんど痛みがない」ということでした。油断は出来ないので後半のジャンプトレーニングは避けましたが、驚くべき回復です。明日以降は様子を見ながら練習復帰をさせたいと思います。

とにかく様子を見ながらですね。本人達の意識がどこまで高まるかで結果は変わっていきます。油断はできません。積み上げるのには時間がかかりますが崩れるのは一瞬ですから。
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