ここ最近、やっとやりたいことが出来るようになってきた感じがあります。新チームになって流されながらやっていた感じがありますから、選手の意欲を目の当たりにすることはほとんどありませんでした。厳しい言い方かもしれませんが「このままでは戦えない」というのが明白でした。ここ2年間かなりの水準で練習をやってきましたがそれでも届かなかった。「戦おう」「目標を達成しよう」という雰囲気が欠落している中で練習を見るのはかなり厳しい状態でした。
選手はこれまで「必死になって取り組む」という経験をしていません。上級生の取り組みの影に隠れて「それなりにやる」というレベルで終わっていました。女子は県総体総合優勝、県体総合優勝を果たしています。この雰囲気のなかで「自分達は強くなっている」「しっかりとやっている」と勘違いしている部分があったと思います。実際はこれまでチームを作ってきた3年生の力でしかなかったのです。そこを各自が理解しない限りは「勘違い」のままで成長はありません。
かなりの労力をかけてこの数ヶ月やってきました。年末年始にはもうボロボロでした。これは絶対に無理だなと。誰か1人が原因ではなく互いの信頼関係が成立しない状態ではチームは作れない。この状態で何かをしても得るものはない。本気でそう考えていました。時間の無駄なのではないかと。
中途半端なチーム作りをするのであればそれでも良いのかもしれません。練習もそれなりでいい、目標に向かって全力で取り組む事ができないのであればこちらが全力で関わることはないだろうと本気で感じていました。他校と比べることに意味はありません。明らかに目標が違うのですからそのような所と比較することで何も生み出しません。自分達の目標に向けて何をするのかということだけが大切なのです。
冬期練習中は特に目標意識が希薄になります。目の前に力を試す場所もありませんし、本当に強くなっているのかも分かりづらい。やらなければいけないのはキツい練習ばかり。嫌になるのも分かりますし、今までそこまで本気になった事がありませんからなかなか伝わらない部分が出てきます。そのままで良いとしたら春になっても何も変わりません。冬期明けに見違えるように強くなっておかなければ戦えるようにはならないのです。
それが分かるのは本気で「悔しい」と思える経験をした者、心から「強くなりたい」と願う者だけです。今までは誰か他の者の力で「強くなっている」と勘違いをしていただけでした。本当に強くはなっていなかったのに結果だけが出ていた。総合優勝するというのは名誉なことです。しかし、みんなでつかんだ総合優勝だということを実感できる「心」が伴わなければ無意味になってしまう。そう感じてやってきました。
ここ最近、何とか「やりたいこと」に近づいてきているのではないかと感じています。まだこれが本物かは分かりません。また同じような事を繰り返してしまうかもしれない。本気になって初めて見えてくるものがある。簡単には届かないものだからこそ、力を合わせて全力で取り組んでいかなければいけない。結局は「心」であり、他者の「想い」を感じ取れるようになるかです。
選手は毎年入れ替わっていきます。しかし、確実に引き継がれていかなければいけないものがあるはずです。それを感じ取れるようになれば「やりたいこと」は自然に出来るようになると信じています。まだまだ本物になっているかは分かりません。しかし、変わりつつあるのだけは確かです。
本当のチーム作りはこれからだと思います。やっとスタートラインに立った気がします。これからです。本当に戦えるチームになってもらいたいですね。
選手はこれまで「必死になって取り組む」という経験をしていません。上級生の取り組みの影に隠れて「それなりにやる」というレベルで終わっていました。女子は県総体総合優勝、県体総合優勝を果たしています。この雰囲気のなかで「自分達は強くなっている」「しっかりとやっている」と勘違いしている部分があったと思います。実際はこれまでチームを作ってきた3年生の力でしかなかったのです。そこを各自が理解しない限りは「勘違い」のままで成長はありません。
かなりの労力をかけてこの数ヶ月やってきました。年末年始にはもうボロボロでした。これは絶対に無理だなと。誰か1人が原因ではなく互いの信頼関係が成立しない状態ではチームは作れない。この状態で何かをしても得るものはない。本気でそう考えていました。時間の無駄なのではないかと。
中途半端なチーム作りをするのであればそれでも良いのかもしれません。練習もそれなりでいい、目標に向かって全力で取り組む事ができないのであればこちらが全力で関わることはないだろうと本気で感じていました。他校と比べることに意味はありません。明らかに目標が違うのですからそのような所と比較することで何も生み出しません。自分達の目標に向けて何をするのかということだけが大切なのです。
冬期練習中は特に目標意識が希薄になります。目の前に力を試す場所もありませんし、本当に強くなっているのかも分かりづらい。やらなければいけないのはキツい練習ばかり。嫌になるのも分かりますし、今までそこまで本気になった事がありませんからなかなか伝わらない部分が出てきます。そのままで良いとしたら春になっても何も変わりません。冬期明けに見違えるように強くなっておかなければ戦えるようにはならないのです。
それが分かるのは本気で「悔しい」と思える経験をした者、心から「強くなりたい」と願う者だけです。今までは誰か他の者の力で「強くなっている」と勘違いをしていただけでした。本当に強くはなっていなかったのに結果だけが出ていた。総合優勝するというのは名誉なことです。しかし、みんなでつかんだ総合優勝だということを実感できる「心」が伴わなければ無意味になってしまう。そう感じてやってきました。
ここ最近、何とか「やりたいこと」に近づいてきているのではないかと感じています。まだこれが本物かは分かりません。また同じような事を繰り返してしまうかもしれない。本気になって初めて見えてくるものがある。簡単には届かないものだからこそ、力を合わせて全力で取り組んでいかなければいけない。結局は「心」であり、他者の「想い」を感じ取れるようになるかです。
選手は毎年入れ替わっていきます。しかし、確実に引き継がれていかなければいけないものがあるはずです。それを感じ取れるようになれば「やりたいこと」は自然に出来るようになると信じています。まだまだ本物になっているかは分かりません。しかし、変わりつつあるのだけは確かです。
本当のチーム作りはこれからだと思います。やっとスタートラインに立った気がします。これからです。本当に戦えるチームになってもらいたいですね。