kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

テスト週間に入る

2016-02-23 | 陸上競技
月曜日、この日からテスト週間となりました。普通高校と比べると若干遅いのかなという感じですね。これまでと比べると選手達の疲れは溜まっているのではないかも思います。練習は1時間程度認められていますからその時間だけでも身体を動かしたいと思います。

朝の段階では何グループかに分けて練習させました。土曜日に練習に参加できなかった選手達にはやったことを伝聞させました。経験できなかったのはもったいないですがそこに参加した者から伝え聞く事で多少なりと刺激を受けることができます。

男子は午後走ることを伝えるとドリルをやらという事だったので任せました。自分でやると決めたらそれをやれば良い。止める要素はありませんから。女子は鉄棒を使って補強。やはりまだまだ体幹が弱いなと感じる部分があります。1年生ですからこれから先の伸びを期待できますが、現時点でもう少し筋力アップを望みたい。土曜日に受けた刺激のおかげできつくても頑張れるようになっていました。人はキッカケがあれば変われるのです。そのチャンスを逃したり拒否していたら何も変わらない。一時的な変化ではダメです。本物にしなければいけない。

午後は1時間。練習の初めに少しだけ話をしました。土曜日の事。自分たちで練習の雰囲気を作る。人任せにしないで自分で声を出す。ここで変われなかったらもう変わるチャンスはないとおもいます。私にできることは「キッカケを与えること」しかない。最後にやるかやらないから選手次第ですから。

アップはダイナマックス。数人が意識的に声を出していました。が、まだまだ足りない。投げるときに声を出しながらやるように指示をしました。ここで出来るようにしておかなければすぐに元に戻ります。「鉄は熱いうちに叩け」です。変わりつつあるときに徹底しておかないと人はすぐに元に戻ってしまいます。

アップを適度にやってすぐにスパイク。チューブ5歩をやってマークを使ってのある程度走る。気がつくと残り10分ちょっと。やはり1時間で練習をやるというのは私にとっては過酷(笑)。様々な練習を削らないといけませんね。当然ですが。とにかく走りたいと思っていたので残された時間で最大限の練習をすることにしました。

グループが2つだったのでタイヤ引き&スプリントをひたすら繰り返しました。60mタイヤ引きをやってほぼ休まずに60m折り返し。終わったらすぐに次のグループが同じように走る。それを時間が許す限り延々と走り続ける。苦しくなった時にどうするか。この辺りが必要だと思っています。「60m、◯本目行きます!」と声は出せるようになってきました。我慢して動き続ける事が重要だと思っています。

10分しかありませんでしたが各グループ60mを8本走りました。4往復です。普段と比べるとかなりハイペースで走り込みました。これだけで十分なだとは言えませんが1時間しかない練習の中でどうするかと考えるとこの手の練習が良いと思っています。土曜日の経験が「嫌々やる」という部分を抑え込んだ感じがある気がします。これが本物になるかどうかですね。

練習終了時に時計を止めてみると「59分53秒」でした(笑)。1時間程度というのをきちんと守っています。天才的な時間配分かもしれません。まー最後はひたすら走る中で調整した部分があるかもしれませんが。最後の60mを走り始めるまでに少し時間がかかったので「終わらないかも」という不安がありましたがきちんと終えることができました。

テスト週間ですが出来ることはやっていきたいと思います。もちろん勉強するように指示はしていますし、それだけの時間は確保するつもりです。当たり前ですが。

雰囲気が変わりつつあります。本物にしたいですね。良い練習ができたと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

受験

2016-02-23 | 陸上競技
今年は娘が高校受験。まー色々と大変です。家の事を書くのは出来るだけ避けています。あまりにも生々しくて(笑)。遠慮なく書いてしまうだろうから。

娘が数学と理科が苦手ということでした。私も典型的な文系なのでその気持ちはよく分かる。苦手なところをできるようにしなければいけないということで日曜日の午後からは勉強を教えることに。楽しい陸上生活から一気に現実に引き戻されました。

前日、師匠に相談して分かりやすい問題集を一緒に探してもらいました。私はかなりテリトリーが狭いのですが、師匠はほぼ全てを網羅されています。知識量が違い過ぎる(笑)。私は好きなことしか知らなくて良いという感じで生きているので知らないことが多過ぎます。なかなか改善されません。で、見つけて頂いた問題集を最初から解いていくことに。

数学に入る前に理科を少しやることに。こちらもかなり苦手。私は完全に忘れています(笑)。例えば「天気図」で風の強さを示すのは何段階か?!という質問。ん?分からん(笑)。前線を伴う低気圧の話。確かに「天気予報」は気にします。練習ができるかどうかの判断をしなければいけないですから。しかし、天気図を見て気圧配置を理解して天気の判断をすることはありません。ある意味「考えなくなっている」のだと思います。だからこそそういう知識が忘れ去られている。今となっては勉強した記憶さえありません(笑)

理科を少しやってから数学の「図形」へ。点対称、線対称など「作図」から。この辺りからすでに苦手。私自身が苦手(笑)。とにかく思い出すまでにエネルギーを使います。問題集にある図説を見ながら二人で勉強(笑)。教える所かまずは自分が理解しなければいけません。情けない話です。「図形の性質を理解する事が最優先」と師匠に教わっていたのでそこからやりました。

ある程度できるようになったので「証明」の問題へ。これだけで4点分あります。50点満点のうちの4点ですからかなり大きな割合になります。こちらは必死。どっちが受験生なのかわからんぞ!!という感じですね。基礎的な問題からやっていって段階を追って少しずつ難しい問題へ。こちらも全くもって忘れているので大変でした。

かなりの時間をかけてある程度できるようになってきました。一応塾に行っているはずなんですが。これだけの短時間で少しでも理解できるなら私が教えたほうが早いのではないか?!という気分でしたね(笑)とはいえ、自分の子供に勉強を教えるというのはなかなか大変です。お互いに。

今頃になって「受験生の保護者の心痛」が分かりました(笑)。かなりのストレスです。志望校に合格するのかどうかというのは分かりません。最後は本人達がやる気になってくれるしかないのでしょうから。自分のことなら自分でやれば良いので簡単ですが誰かを頑張らせるというのは本当に難しい。関係が近くなればなるほど大変だと思います。怒ってやらせるのでは意味がないですし、
将来は自分でやっていかなければいけないのにお膳立てしまくってやらせるのもどうかと。

とはいえ、今はひたすらやらせないといけません。せめて最後くらいはこちらも出来ることをやってあげたいですね。推薦で合格したからといってそこで終わりではなく、高校に入ってからも勉強しなければいけません。そのためにもこの時期に勉強しておかなければいけません。勉強しなくて良いという勘違いはいけません。そういう意味で今ひたすら勉強させていることは多少なりとプラスになると信じています。

どのような結果になるかは分かりません。それでもしっかりとやる事が大切。こちらも応援&サポートはしたいと思います。なかなか大変です(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする