kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

書きたいこと

2016-02-12 | 陸上競技
金曜日は体調が微妙だったので休みをもらって一日家で寝ていました。少しは休まないと身体が持たない気がしています。年齢的なものなのか?!熱があるのでは?と夕方から測ってみると「36.5」でした。おいおい平熱かよ?!(笑)。インフルエンザではなく単なる風邪だと思いますね。それか疲労。まー少しずつ元気にならないといけないと思っているんですが。

少し時間があったのでblogを更新していました。書きたいことが山のようにあってまとめ切れません。どうなんでしょうか(笑)。前に比べてblog自体が長くなってきています。これは不思議ですね。もちろん書きたいことがあるというのは前から同じなのですが。自分の中で処理できないことがたくさんあるのかもしれません。書いているうちに次々と思い浮かんでくることがあります。それを書いておくと少し頭が整理できるのです。

こんなダラダラblogを読んでもらって面白いのか?これは大きな部分です。せっかく時間を使って目を通してもらうのであれば「ヒント」になる部分があると良いのかなとも思っています。練習に関してだったり、動きに関してであったり。更には「考え方」に関してであったりする。何が誰かのきっかけになるのか分かりません。どこかで誰かの役に立つかもしれない。

「志」を持ってやっていく。それが誰かの「心」を動かすかもしれない。木曜日のように「一緒にやりませんか?」と誘うと距離があっても来てくれる。本当は誘ったのであればこちらから行くのが礼儀なのかもしれません。それでもこちらに来てくれるという部分に対する感謝の気持ちを大切にしていきたいと思います。来てもらって当たり前ではない。お金も時間もかかります。それをどう考えるかですね。

このblogに何を求められるのか。私自身に何を求められるのか。それは今もこれからも分かりません。こうやってひたすら書いていると「こいつ大丈夫なのか?」と心配されるかもしれません(笑)。別に自分の評価高めようと思って書いている訳ではなく「習慣」になっているだけです。逆にこうやって目につくかもしれないところに自分の意見を書くと「なんだ偉そうに」と思われるでしょうし。それにより「敵」が増える可能性は多大にある。芸能人とは違いますが「目に映る回数」が多ければ多いほど「アンチ」が増えます。そのアンチからの批判や噂というのは大きく広がります。そんなものです(笑)。

書きたいなと思うことがたくさんある。これは良いことなのか、悪いことなのか。分かりません。まとめる力がないから文章が長くなるというのは間違いない。練習もやりたいことをやると長くなってしまいます。同じことなのかもしれません。それでもこちらとしては「想い」もあれば「考え」もある。そうやって誰かに何か伝わる事があればそこに「価値」が存在するかなと思います。

書きたいことがある。これは幸せなことかもしれません。想いや情熱がなくなったらきっと何も書けなくなる気がする。こうやって書いている間は私自身が前に進もうとしている証拠だと思います。

また時間を見つけて書いていきます。温かく見守ってください。そして選手の応援をしてもらえるとすごく嬉しく思います。このblogを読んで「一緒に練習したい」と言ってくれる方が一人でもいたらそれも嬉しく思います。

地道にやっていきたいと思います。
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合同練習4

2016-02-12 | 陸上競技
続き。

午前中には走練習でした。午後からはトレーニング中心にしておこうと考えていました。午前中走っているので足に負担をかけないように(笑)。といってもかなり負荷はかかるのですが。

うちは火曜日に走り込みをしています。前日はトレーニングを3時間近くやっています。これは体幹に特化して強い負荷はかけていませんからそれなりに練習はできると思っています。とはいえ、午前中にかなりやっていたのでどうなるかなと心配はしていましたが。

シャフト補強をすることにしました。前任校の選手は今でもきちんとやっているとのこと。久々にこの子達がシャフトをやっているのを見ることができます。二人一組にして休まずひたすらやらせることにしました。初めてやる選手もいたので重さの調整などをしてあげれば良かったかなと思いながら見ていました。これはかなりキツい。

この補強は初めて県外の合宿に参加させてもらった時に教えてもらったものです。師匠は関西の高校でやっている種目を教わったと言われていましたが、別ルート。そういうのもあってお互いの良いなと思う所を合わせていって種目編成をしています。ひょっとしたら足りない種目があるかもしれませんが。最初の頃は「片足ジャンプ突き出し」をやっていました。が、あまりにも負荷が強かったからかほとんどの選手が「シンスプリント」になりました。片足支持というのは良い練習だと思いますが当時の選手には負荷が強すぎたのだと思います。それからは片足支持の種目はやらないようにしました。怪我をしたら意味がないので。

ある程度種目編成をしてから今の形にしています。これは今のうちの練習の中心にある練習です。動きながら鍛えるという練習です。慣れるまでは大変ですが。この日の練習を見ていて1年近くきちんとやるとある程度筋力が上がっているのがわかります。前任校の選手の動きもしっかりとしていましたが、股関節の曲がり方が甘くなって浅くなってきていました。このシャフト補強も常に見ておかないとアヤフヤになってしまうのだと思いました。ここは自分自身の指導を見直すキッカケになりました。常に変化を見ておかないとダメだなーと。

最初の頃は「ほうき」で「20m」の距離で実施していました。慣れるまでは正確な動きを身につけさせたいなという部分があったので。それが少しずつ距離も重さも伸ばしていく事が出来ました。これを2年間できると大きな変化があると思っています。どれだけ強いといわれる中学生でも基礎筋力自体は低いですから時間をかけて作っていかなければいけません。逆にそれほど力がない選手であっても基礎筋力を上げることでそれなりに戦えるようになっていきます。実際にうちの選手が「最初は20mだったのに(笑)」と言ってたいましたね。こういう部分でも強くなって来ているのは実感できるのではないかと思います。

シャフト補強だけにしたので40分程度で終わりました。この際、二人だけ種目が終わるのが大幅に遅くなりました。仕方ない部分はあると思いますが、多くの選手が待っています。説明をするから時間がかかるのかもしれません。とはいえもう少し効率よくできるのではないかという気がしました。「他のシャフトを使って同時タイミングでやるように」と指示をしましたが聞いていません。

それを聞いていた女子選手が指示を出しに行きましたがそれでも自分のペースでやり続ける。うーん。

男子は自分達が終わったので安心しています。指示をきちんと聞いていない。やっているものは更に聞くことができない。合同練習である適度テンションが上がるのは分からなくはないですが、やるべき事をやらないといけません。何をやっているのか。ある程度練習ができるようになってきたからといってこういう「基本的な部分」が出来なければ意味がありません。練習をやることだけではなくこういう部分でも成長してもらわないといけません。

誰もが通る道かもしれません。しかし、ここはきちんと指摘していかないとダメだと思っています。これまで「練習のこと」を書いてばかりいますがやはりこういう部分は指導しておきたい。ここに書くことが適切ではないと言われるかもしれませんが「意識して行動させたい」という部分は明確にしておきたい。待っている間にやっている選手のサポートをすればいい。更にはきちんと指導して正しい動きをさせればいい。それだけの話です。ここを外して指導するのはやはり違うかなと思っています。

話をしてからプレート補強をしました。これも効果が高いと思っています。それを紹介するという意味合いもありました。せっかく一緒に練習をするのですからこちらの持っているものを隠していても仕方ありません。高校生ですからある程度の筋力は必要だと思っています。それは女子でも同様。体幹を鍛える&固めるという部分は小学生や中学生には求められません。その前にやることがあると思います。高校だからできるかなという部分。時間が必要になりますから。

やばい。長くなってきましたね(笑)。

そこからは「サーキット形式」でのトレーニング。これも先日思いつきで始めた練習。ジョグでつなぐのではなく種目と種目を連続でやっていきます。一応移動しながらのトレーニングになりますが連続でやるのでかなりきついと思います。全身の強化というテーマを掲げていますから色々な動きを実施しています。これももう一工夫するとかなり良い練習になると思います。

疲れてくるので見ていると動きが鈍ってきます。当然です。その中でなんとか最大限の練習をしています。O先生が「良くやるわー」と言っていましたが、確かに普通ならここまでやらないかもしれないですね。手を抜かず一生懸命やるというのは「強くなるための条件」だと思います。これが「当たり前」になってきていた私からすればいつの間にか「求めるレベル」がこれまでと同じ水準になってきているのかもしれません。いや、本当に成長しています。普通ならこれだけキツイことをやっていたら手を抜く選手も出てきそうです。全員がきちんとやるというのは「チーム」として機能し始めているのかもしれません。

サーキット補強を3サイクル。少し休憩を挟んで種目追加してもう3サイクル。これはかなりハードだと思います。繰り返しになりますがもう一工夫必要だと思っています。スケーターズジャンプをやって大臀筋と大腿四頭筋を鍛えたいというのが最初の考えでしたがやるなら他の種目もーという感じで増やしていきました。まだ2回目ですが「効果」はあるだろうなと感じています。

最後に股関節補強をやって修了。4時40分くらいでしたから午後は2時間40分。トータルで7時間はやっているでしょうか。毎回こんなことはやりません。強化練習だからです。敬遠されるのは嫌なので一応言い訳をしておきます(笑)。

良い練習になったと思います。こうやって一緒にやってくれる学校があるというのはありがたいことです。単独でやるよりは効果が上がります。この冬は前任校とずっと一緒にやっています。選手もチームメイト並みに関わっています。お互いに教えあう感じがある。1年生は上級生から習うことは沢山ありますからこういう機会は大切です。

本当にワザワザ足を運んでくれた2校には感謝したいと思います。練習中に話をすることができると私も大きな刺激をもらえます。こういう関係もずっと続けていけたらと思います。感謝。

長々とお付き合いありがとうございました(笑)
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合同練習3

2016-02-12 | 陸上競技
とにかく書きたいことがあると上手くまとめられない(笑)。あれもこれもになる。練習も同じなのかもしれません。もっとシンプルに考えてもっとシンプルな練習をさせていかないといけないのかもしれません。

が、「目先を変える」というのも必要なのかなと思っています。同じことを徹底してやらせるパターンでこれまでやってきましたが「飽きる」のです。やっている選手も見ている私も。そうなると練習の質が落ちてしまう。そうであれば「狙い」を持って「切り口を変える」ことで随分集中力も保てますし、新鮮な気持ちで練習をすることができるのではないかと。勝手な思い込みかもしれませんが(笑)

ここから最後に走練習。ちょうど野球部の午前中練習が終わったのでグランドが広く使えることになりました。いつも使っている場所は午後からの紅白戦のためにネットなどを移動させる感じがありました。そうであればグランドの中で走る方が良いかなと。うちの選手は火曜日にかなり走り込みをしています。疲労度もあるでしょうがこの日は走りたい。火曜日には120mを中心に走っています。この日の練習を見ていると「120mを走る」までにかなり走っていたんだなと感じました。

合同練習ではドリルをやりましたから時間がそこに使われています。火曜日はそこの部分はほとんどなく走る練習が中心でした。前の記事までに書いた並走も競技場では「カーブ→直線」をやっていますし100mを使ってのバトン合わせもやっています。いや、かなり走ってる。それでもこの日は走っておきたい。

一応「120m10本と60mを30本だったらどちらが良い?」と聞いてみました(笑)。どんな選択肢だ?!という話ですが。もちろんそんなにやるつもりはありません。故障してしまったら元も子もないですからね。かなり悩んでいましたね。60m30本の方が良いという雰囲気でした。いや、30本走るの大変だよね?!最初から120mをやるつもりは無かったので聞く必要は無かったのですが(笑)

グランドの中央を使って60mをやることに。単純に走ると面白くないなと思ったので「60mタイヤ引き&60mスプリント」としました。全体を5グループに分けてやっていきました。1グループ目がタイヤを引いて走る。運ばれて来たタイヤを引っ張って2グループ目がまた走る。ほとんど休まずに1グループ目が元の位置に60mスプリントで走る。という感じで5グループ目が終わったら1グループ目に戻る。休憩は走り終わって次のスタート地点に歩いて移動するくらいです。かなり短い休息ですからキツイと思いますね。

何セットやるのかというのはこちらからは指示をしません。とにかく毎回全力で走るというのが大切。普段一緒に走らない選手たちとひたすら走るというのは良い刺激になります。60mくらいですからなんとか頑張りきれます。本当は意識して頑張らないといけない距離を全力で走り続けるというのが必要だと思うのですが。時間的にもそれほど長い時間が無かったので60mで。

タイヤ引きをした直後にスプリントをする。この手の練習がかなり好きです。単純にタイヤを引っ張るのではなくその後の走りにつなげていく感覚を持ちやすいからです。これもその時によってやり方は変えますがなんとなくこの日は1本ずつが良いかなと。20人近く人数がいましたし、これを効率よく走らせるためには一度で多くの本数を走らせると待ち時間が長くなるなと感じたからです。なんせタイヤは4つしかありませんから(笑)。大人数で練習することを想定していませんでした。こういう機会が何度か与えてもらえるのであればタイヤをもう少し作っておく必要があるかもしれないですね。

途中3人グループがあったので私がタイヤを運ぶことに。マネージャーはそれぞれ選手のスタートに関わっていますから余裕があるのは私だけ。それぞれタイヤを運んで次のグループに引き継ぎました。歩いて運んだら間に合わないのでそれなりのスピードでタイヤを引きながら走りました。疲れてきて50m地点でスピードを緩めかけると他の指導者に「最後まで緩めるな!」とか「ピッチを維持しろ!」と励まされました。おいおい(笑)。

が、この時思ったのがやっぱり苦しくなったら妥協してしまう部分が誰にでもあるのです。こうやって「声かけ」があると「ここで緩めたらダメだな」と自覚できる。選手に対してその都度その都度声かけをする意味は大きいと思いますね。実際にこの日は私以外の指導者が全体や個人的に声かけをしてくれていました。普段とは違う部分の声かけをしてもらうことでやっぱり「最後までできる」のです。だからこそ「雰囲気」が大切。これを指導者だけではなく選手同士で盛り上げていけると全く違ってきます。自分が声をかけられて改めて感じることができました。

6セットやったところで「後2セット!」という声かけをしました。着地点が見えない中でやり続けていました。6セットやった時点でかなり気持ちが沈んでいたと思います。絶妙なタイミングだったのかもしれません。少し気持ちが切り替わった感じでしたね。終わりが見えてきたことで最後の力を使って走ろうという気持ちになるでしょうから。

こうやって走りを見ているとうちの選手は随分走れるようになってきたかなと思います。持ちタイムだけではちょっと届かないなという感じであった相手でもなんとか付いて走れるようになっています。もちろんタイヤ引きが苦手な選手もいるので一概に判断はできません。体重が軽い選手や筋力が弱い選手は前に進みません。前任校で12秒1で走っていた選手でも体重が軽かったので「一番嫌いな練習はタイヤ引き」と言っていました。多分他にも「一番嫌い」があったのではないかと思いますが(笑)。

それでもやり続けることが必要だと思っています。その時にできる最大限のスピードでタイヤを引き続ける。足を前に出すスピードや接地ポイントで上手く走っていきます。そこを身につけるための練習ですからキツくてもやらないといけない。

こういう部分では女子は分かりやすいですね。前に比べると本当に走れるようちなってきました。並走やタイヤ、スプリントで自分よりも速い選手と一緒に走っています。キツイのは当然ですがなんとか必死についていこうとします。少し前であれば「諦めてしまう」部分がありましたがなんとか付いて行こうという走りが見られます。あと数ヶ月きちんとできれば「最低限のレベル」に届く気がします。戦えるレベルとは違うかもしれませんが、先を見据えた時に絶対に必要なレベルがあります。

男子は真面目に取り組みます。他校と一緒に競い合いながらやっているというのはこちらとしても大きなことです。手を抜かずに一生懸命にやるという姿勢は他校には負けなくなってきている気がします。周りからは「最低3年かかる」と言われ続けていましたが1年目でなんとか形になったと思います。あとは競技力を上げていくことが必要ですね。

結局16本走りました。トータルでいえば60mを30本走っていると思います。これだけの本数を飽きずに走るというのは難しいと思います。あれこれやりながら走らせていたので何とか集中力を保ちながら飽きずに走れたのではないかと思います。単純に走るのとは違って工夫をすることで高い質を保ちながらやれると思います。それだけではなくタイヤ引きのように「ひたすらやる」ことも必要。単純に走るだけではなく競争させたり盛り上げたりする中で追い込める部分がある。

結局13時くらいになりました。4時間半やってますね(笑)。そこから1時間休息でトレーニングへ。ここはまた別に(笑)。
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合同練習2

2016-02-12 | 陸上競技
続き。前の記事は25000文字を超えていました(笑)。文字の色を変えたりすると文字数のカウントが増えます。まー文字数を気にしすぎるのもどうかと思いますが長いと読みにくいと思うので気を使ってみようかなと(笑)

ドリルを一通りやってからスピードスキップ。スパイクを履いて最大スピードを出すようにしています。前から書いていますがこれはかなり良いと思っています。パターンが決まって来ているというのは面白くないのですが。本当はこの動きに片脚ずつのスキップなどを加えていくと面白いと思っています。速い動きの中でスキップをしていてダイナマックスを投げると「体幹の安定」がないと上手くできません。これはやってみると何となく感じられるところかなと。まだまだ速いスキップが出来ない選手がいるのでここの部分も上手くできるようにならないといけないと思いますね。

イメージとすると高速回転するコマでしょうか。コマは基本的に軸の部分がしっかりしているので速いスピードで回り続けます。「喧嘩ゴマ」のように他のコマとぶつかっても速いスピードを維持するためには中心部分がブレないという感じがあります。コマは止まる前に中心軸がブレ始めてきちんとした円運動が出来なくなります。それでロスが大きくなり最終的に止まってしまう。

これは走るときにも当然言えるのではないか。スプリント種目では横からモノが飛んでくるということはありません(笑)。サッカーやバスケットのようにコンタクトプレーがある訳ではありません。高速で動いている中で外部から力が加わって来ることはない。だから軸がしっかりとしているかどうかというのは明確にはならないのです。感覚の中で「体幹がブレない」というのと「ブレて力が逃げる」というのを感じることが必要なのではないかと。安定しているのであればボールを投げるときももらう時も変わらずできます。逆に体幹が弱かったり軸が崩れてしまったら強いボールは投げられませんし、受け取った瞬間に崩れてしまいます。出来ているのかどうかが体感できるという意味でこれは意味のある練習なのではないかと考えています。

そこからスプリットドリルを。これも最近私の中でブームになっています(笑)。動きながら走りを作るという感じでしょうか。上述のように「軸を作る」という感覚を身につけながらさらには「出来るだけ早く手足を動かす」という部分があります。分かりにくいですね(笑)。体幹はブレないようにしながら(安定しながら)、手足は動かし続けないといけません。「固定する」ことと「動かし続ける」こと。相反する部分があるのでそれを一つの動きにしなければいけない。だからそれを意識してやってみる。バランスディスクを使って動きを作ります。そこからスプリットで切り替えを意識する。固めながら動かす。せっかくだから一緒に練習した指導者に意見を直接聞いてみれば良かったなーと反省。もったいなかった(笑)

スプリットドリルを3サイクルやって並走。普通のパターンがどのようなものか分かりませんが「動きを意識」してからそのまま走らせることにしました。ドリルをドリルとして終わらせないためにも大切なことかなと思っています。その時に「最大スピードを出す」という練習が良いかなと。無理矢理でも「最大スピードを出す」ための練習をしたいのです。これが上手くできないと「何の意味もない練習」となります。並走も幾つかのパターンの中でやっていますが、この日は途中でバトンを渡して最後は競争するという形で実施。説明が難しくないように単純に出来る練習としました。

更にまた道具を出してスプリットドリルを3サイクル。今度はスイッチングを意識するもも上げをやってからスプリット、更にはチューブ5歩まで。組み合わせは様々だと思います。やりたい動きを詰め込んでいく。幕の内弁当のような感じでしょうか(笑)。もちろん、流れの中で組み込んでいきます。あれもこれも入れて行ってしまうと「目的とする動き」が何か分からなくなります。チューブ5歩を入れたのは最初の段階での加速を上手くやっていきたいというだけです。単純にやれば良いというのではなく狙いとする動きがあるから入れたのです。

その動きをやってからまたペアを変えて並走。速いスピードの中でバトンの受け渡しの感覚を覚える。上述のように体幹は固定している中で腕を上げてバトンをもらわないといけません。難しいと思います。だからこそ毎日の練習の中で「慣れる」ことが必要だと思います。勝負が出来ないから「リレーについては考えなくて良い」というのではなく「バトン練習をすることで高い質の練習が出来る」という感じだと思っています。効果的な練習をしたいと思いますね。

さらに30&60。これはほとんど見ない練習なのではないかと勝手に思っています(笑)。意図ある練習ですが初めて見る人には分かりにくいかなと。一応簡単に狙いは説明しました。是非学校でやってもらいたいと思っています。選手には私からは説明をしていませんでした。並走も30&60も選手が初めてやる選手に説明していたと思います。こういうところでコミュニケーションを取ることができるというのは大きいなと思っています。合同練習の意味がある。

30&60は様々な意味を持ってくれるのではないかと思っています。このことに関してはまたそのうち書きます。前任校でやっていた練習のメインは「並走」「30&60」に「合わせ」です。どれも最大スピードを出すための練習です。この中身を何度も考えながらやっていくことで練習の質が上がっていくと思います。これまでやってきたことが少しずつ自分の中でまとまってきたのかなという感覚です。

うーん、また長くなりました。どうなんですかね(笑)。走練習の部分まで届きません(笑)。長いわー(笑)
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合同練習

2016-02-12 | 陸上競技
木曜日、この日は一日練習としていました。タータンで走りたいなと思ってはいたのですがトレーニングなどの予定も含めて学校での練習としました。数人は火曜日の走り込みのダメージが残っている感じがあって万全の状態とはいえません。前日は一応「軽めに」としていましたが約3時間やっています(笑)。筋肉痛になる程やっているわけではありませんが、休めているかというと十分ではないと思いますね。それでも強化週間としているので多少は無理をしてもやりきらないといけません。

うちと前任校、さらに親しい指導者の学校と3校での合同練習としていました。しっかりと追い込みたいなと思っていましたから単独でやるよりは何校かでやる方が効果があると思います。それぞれの学校が大人数というわけではありません。トータルで20人くらいの人数。それでも「いつもと異なる環境」でやる事でしっかりと練習が積めると思います。9時開始としていましたが15分前には全員揃っていたので早めに開始。

前任校では本当に稀に合同練習をすることがありました。その時には選手が他の学校の選手に練習メニューを伝えます。やっていて出来ているかどうかも指摘する事がありました。今はそのようなことがありませんでした。どちらかというと私が中心となって進めていく。他校と一緒に練習をするといっても基本前任校の選手だけですから「勝手知ったる」で説明をしなくても自分たちである程度理解しています。1年間とはいえ徹底してやっていましたからポイントは分かっています。

今回は初めてうちの練習パターンに入ってもらう選手がいましたから少し選手に関わらせました。こういうつながりは大切だと思っています。普段やっていることの理解が出来ているかどうかを問われる部分です。走力云々ではなくこういう部分の理解が大切なのです。自分が普段からやっていることがどれだけ自分のものになっているか。新入生が入ってきた時にはこうやって「流れを教える」ということが必要です。今の選手は全員同じタイミングで教えています。上級生から下級生に伝えるという場面がほとんどない。これがきちんとできると本当の意味での成長があります。

練習はハードルを使った股関節周辺のアップから開始。肩甲骨の動きと組み合わせながらやっていきました。色々な動きと肩甲骨の動きを合わせていく。これも思いつきの中で始めたことです。まだまだ工夫の余地があると考えています。上手く出来れば股関節周辺の動きと肩甲骨の動きを一致させていければアップとしてはかなり面白いと思っています。まだまだ単純なことしかできていませんが。

そこからはダイナマックスを使った練習。ここ数週間はひたすらやっている感じがあります。まだまだ弱い部分がありますが実際に他校と比べてみるとそれなりにできるようになっているのだと感じました。まーあまりやらない動きですから慣れていないと狙い通りの動きができないという部分があります。「体幹」がきちんとしていなければこういう動きはできません。テーマとしている動きながら鍛えるという部分があります。それをどうやっていくのか。工夫しながらやるしかないと思っています。アップもトレーニングも同じように考えています。

慣れてきて少し動きが雑になるなという感じも同時に受けました。慣れていない選手達とやるとボールの勢いがかなり弱くなります。さらには軸を作る動きも不十分。きちんと説明が出来ているのか分からないなと感じました。やるべきことをきちんと理解して相手に伝える。分からない選手に合わせてやっていくのも1つの手段ですがそれだけではダメだと思っています。引き上げるという感覚を持たないといけない。今までは教わるという経験しかありませんでした。今度はこうやって人に伝えるという機会があります。それをきちんと生かして欲しい。

暖かいのもありこの時点で数人は汗だくでした(笑)暖かいというか暑いレベル。寒くて練習ができなくなるよりはこちらの方がいいですかね。

せっかく他校が来てくれているのでもう一度練習を一からやっていくことからやっていきました。ドリルから。ここ1週間は走ることを重視していたので段階を追っての練習とはなっていませんでした。もう一度確認をしていくことに。一日練習としていましたからかなりの時間が確保できます。こういう時にしっかりとやっていく必要があると思っています。その場の足運びからスティックを使っていく。さらには膝を締める動きと接地ポイントを確認するためにチューブもも上げ。

説明しながらやっていくとどうしても時間がかかります。とはいえこの部分は選手が説明してやるところではないだろうなと思っています。自分の感覚の確認にもなります。これをどれだけ丁寧にやっていけるか。普段よりもかなりの時間を要しましたがこれも必要な時間だと判断しました。ハードル壁もやりました。これもチューブを使って動きの修正をしながらです。自分の力でやらせるのも1つの手段ですが「動きの軌道を覚える」という意味ではチューブを使う練習は効果的だと思います。この手の練習を丁寧にやっていくことで少しずつ動きは修正できると思っています。が、時間がかかる(笑)。普段から徹底してやっていくことが必要になるなと改めて感じました。最近少し疎かになっていましたからここはきちんとやっていかなければいけません。

そこからはいつもの流れでハードルを使っての練習。重心の移動とスイッチング、前に進む感覚。これを徹底ですね。気がついたらアップとドリルで1時間40分位経過していました(笑)。このパターンで全部やったら終わってしまう(笑)。丁寧にやれば良いという訳ではありません。かといってここを適当にやるのもどうかなという部分。「走り込み」をやろうという感じではなかったのでこれでも良いかなと。せっかくの合同練習ですからこれくらい徹底しても良いかなと勝手に判断。ほぼ休むことなくやってこれくらいですから。どれだけ地味なんだという話ですね。

相変わらずグダグダ書いていますね。一つの記事が長くなりすぎると読みにくいのでひとまずここまで。また別に書きます。
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