kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

中四合宿

2009-12-26 | 陸上競技
金曜日から中四合宿が愛媛で開催されています。今回は短距離から5人参加させてもらっているので様々なモノを吸収してもらえたらと思っています。男子は短短1人、女子は400m2人400mHが2人です。かたよってます(笑)。

午後からの練習だったので比較的時間に余裕がありました。こういう機会に色々な先生と話をさせてもらっています。貴重な時間です。現地に到着してから練習開始まで約2時間、長い(笑)。

練習が始まる頃から狙ったように雨が降り始めました。明らかに雨女がいるのではないかと強く感じました…。そのため女子400mの練習は建物の中でやることになり、補強のような動きが中心の内容になりました。仕方ないですね。
練習が始まったら選手は集団に埋もれることなく先頭で取り組んでいました。同じお金を払っているので積極的に前に出て学ぶことは大切だと思います。そういう姿勢から力がついていくのだと思いますね。

細かい部分は見ていませんが、練習終了後短短男子が「力の差を感じた」と話していました。先頭の組に入り、10秒5台の選手と一緒に走ったそうです。数字で見るだけのタイムと一緒に走って感じるものは全く違うと思います。肌で感じる差が重要です。「力の差」を感じてそこからどうするのか?この部分のために合宿に参加しているといっても良いくらいですから。

練習量はそれほどでもありませんが、普段とは違う刺激を受けながらやっていくことができるというのはこういう合宿の最大のメリットです。技術的な指導を受け自分の中で消化していく。私が普段言っていることが全てではありませんから、他の指導者から指導を受けて学ぶことで成長していきます。大切だと思います。

3泊4日の合宿です。成長を期待したいですね。
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強くなるためのチャンス

2009-12-25 | 陸上競技
2学期も終わり冬休みに突入します。チームは中四合宿組と学校練習組に分かれて別々の練習となります。合宿を前にこれからの過ごし方について投げ掛けをしました。

今回は5人が合宿に参加します。2年生女子4人と2年生男子が1人です。私は学校を離れ合宿を引率します。学校は1年生5人と2年生1人。完全に半分に分かれての練習となります。
合宿組は各県の上位選手が参加しています。つまり来年のインターハイを賭けた争いをするライバルが集まって練習をすることになります。この意味で来年を占う非常に大切な機会だと思っています。しかし、昨年参加したmikiの話では練習開始時間が遅く、練習時間もさほど長くないという事でした。加えて故障させたらいけないという意味合いが強いのだと思いますが、練習量と強度はそれほど高くないみたいでした。うちの練習のほうがキツいと言っていましたから「強化」という部分は少ないのかもしれません。

逆に学校の練習は大きな刺激はありません。普段の練習を黙々とやっていく以外にはないのです。他校の選手と競り合うことはありませんから自分達で高い意識を持って取り組むしかありません。しかし、計画的にしっかりと練習を積むことはできます。通常よりも時間が取れますからやるべき事を繰り返すことが出来るため技術的な変化も生じる可能性が高くなると思いますが。うちの練習は合宿並みですからきちんとした負荷も掛けられます。加えて私がいませんから本当に強くなりたければ自分達で全てをやらなければいけません。修学旅行中は私がいて徹底的にやって意識レベルを引き上げました。今度は自分でやっていく事で心と向き合い強くなるチャンスです。

それぞれがそれぞれに大きなチャンスだと思いますが。与えられた練習だけでなく、自らが時間を作って取り組みさえすればかなり強くなれると思いますが。普段は出来ない補強もかなりできるはずです。「賭ける」という気持ちが本物ならば自分に与えられた時間を有効に使える。そう思っています。ひたすらやれば強くなれるわけではありません。それに見合うケアと栄養摂取が伴わなければ逆に身体が壊れてしまいます。単純にやれば良いわけではない。そうやって考えていくことも練習をしていく中には重要な要素となります。意識が高くなっていけばなるほど自分をコントロールしてやるべきことを理解する能力が求められます。この2週間で劇的な変化を生み出せるのではないかと考えています。

加えて変わるための方法について指示を出しました。思うだけでなく実際に行動に移さなければ変わらないのです。この4日間、まずは自分が「苦手」だと思うことを自らの意志で取り組み、行動として示すようにさせようと考えています。変わりたいなら自分から意識的に行動をするべきです。意識しなければ出来ないくらいの大変なことをやってみること、それを継続することで明確に「変わる」事が出来るのです。

ミーティングしてから夕方に選手からメールが来ました。それは私に対して自分の「覚悟」を伝えようとするものでした。私に伝えるからどうこうなるというわけではない。今日の朝、少しの「甘さ」を注意した事、これからの取り組み方に関して自分の想うこと、覚悟を示すことでさらに「変化」しようとしているのだと思います。意識が変われば全てが変わってくる。全員がこれくらいの気持ちでやれば様々な部分が変わり、それがかみ合って大幅な変化につながると考えています。
これからの数日間、チームの来年を占う大きな期間になると思います。選手の意識次第です。2年生の劇的な成長を期待したいと思っています。場所は変わってもやることは変わりません。力で負けていても取り組む姿勢で示していけば、これからの可能性が広がります。強くなるためにはやるしかありませんからね。

ミーティングの本当の意味をどれだけの者が理解できるか?見ていきたいと思います。
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軽めに

2009-12-24 | 陸上競技
今日は終業式でした。そのため練習はいつもよりかなり早目に始めることができました。普段であれば昼食をとってから練習開始ですが今日は選手が治療や身体の調整に行きたいという希望があり、それにあわせて早く練習を終わらせて時間を確保することにしました。少し落とし目にしようと考えていたのでちょうど良かった感じです。

練習はサーキットとウエイト、補強のみ。かなり軽めです。それでもかなりの時間を要しますが(笑)。私はウエイトの途中から見ることができました。1年生女子はかなりの重さでウエイトをやっています。重さを競うわけではありませんからどうこういう話ではないのですが今までで一番強いと思います。逆にベンチが上がっても腕立て伏せ等の基本的な補強に物足りなさを感じます。自分の身体を使っての補強が弱いというのは本当の力になっていないということです。私が求める補強はかなりのレベルのものです。普通の女子レベルの強さは確実に越えていますが正確な動きで20回が最低レベルだと考えています。ちょっと曲がった腕立てでは意味がありませんから。上半身の筋力がある程度ついてきてそれが使えるようになってくると動きは変わってきます。やはりまだまだです(笑)。

最近はウエイトの後の補強を重視しています。何のためにウエイトをやるのかを考えていくと、決められた動きの中での筋力発揮よりも様々な動きの中での力の発揮のほうが良いのではないかという気がしています。投擲などの重いものを投げるためにはまずは筋力が必要となります。最大筋力が高いほうが間違いなく遠くにモノを運べます。ある程度のレベルまでは技術を上回る事ができる気がしています。投擲専門の人に怒られるかもしれませんが…。ベンチ20キロしか挙げられない選手と50キロ挙げられる選手であれば間違いなく50キロ挙げる選手のほうが投擲種目では強いと思います。もちろん技術的な要素もかなりありますが、筋力に左右される部分も大きいと思っています。
スプリントはどうなのか?筋力だけで勝負できることはありません。使えない筋肉は前に進むためには重りにしかなりませんから。筋力を上げるだけでなくそれを走りに結びつけていく。動きに結びつけていく部分は投擲と変わらないですが、重心の移動する距離が異なりますからその部分はきちんと理解してトレーニングを計画しなければいけないと思っています。最近は動きながら軸を作る、動きながら筋力を発揮することをやってみようと試みています。だからかなり時間がかかります(笑)。
それに加えて筋肉に神経系の刺激を与えていこうと考えました。ウエイトの後に速い動きを入れて使えるようにしていきたいと思います。これも若干思いつきなので効果があるかどうかは分かりませんが、トレーニングに正解はありませんから意味があると信じて取り組んでいけば成果は出ると思います。

結局、2時間半位かかりました(笑)。落とし目のはずですがかなりやっているのかもしれませんね。とにかくこれに見合うだけのケアと栄養摂取が必要です。良い練習をしてもこの辺りがきちんと出来なければ身体は出来ませんからね。しっかりと意識させていきたいと思います。
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走れるようになってくる理由を探る

2009-12-23 | 陸上競技
最近、走りがかなり良くなってきている選手がいます。元々身長が高く基礎筋力があまり高くなかったので走ると身体がバラバラになっていました。腹筋はそれなりに強かった気がしますが、それ以外の筋力が低く身体がコントロール出来ませんでした。入部当初から手足が長い分人一倍努力をして基礎筋力を高めるように指示してきましたが、なかなこちらな真意が伝わらず全く強くなりませんでしたが(笑)。

かなり言い続けてきてこの数ヶ月やっと意識が変わってきました。劇的に力が上がってきているのは単純に意識が変わったからではないと思っています。意識が変わったことにより様々な取り組みが変わってきた事は間違いありませんが、そんなに単純なことではない気がします。長身者は体幹や上半身の筋力がなかなか向上しません。筋肉の長さが長い部分がありますから難しい。だから身体がコントロール出来ないと思っています。

ここ最近腕振りが大幅に変わってきました。今日見ていたらかなり良くなっており、その力を前への推進力として活かせるようになっています。ここはかなり大きいと思います。ベンチも普通の短距離選手と比べると強いと思います。上半身の強化がスピード向上の大きな要因になっていると考えています。時間はかかりますが2年計画位で取り組むと大きなレベルアップにつながると思いますね。

また、手足が長く動きが大きくストライドだけで走っている感じでした。基礎筋力が上がったことによりきちんと接地ポジションが取れるようになってきました。大きく走るだけでは進みませんからね。最近はその大きさだけではなく、素早く動くようになってきました。大きくて速く動けばスピードが上がって当然です。

これが本物になれば間違いなく上のレベルで戦えるようになると思います。もちろん1人だけでは意味がありません。これくらいの走りができる選手が増えてくれば戦えるようになると信じています。やっている方向性は間違っていないと思います。心を育て、身体を作る。地味ですし考えられないくらいの労力を要します。それでもやるだけの価値はあると思っています。能力だけではなくそれを支える部分がきちんとしていなければ強くはなれません。まだ結果を出しているわけではありませんから偉そうな事は書けませんが、選手の変化と努力を形として示していけるように全力で取り組んでいきたいと思っています。

まだまだ手間はかかりますし、つまづきもあると思います。それでもしっかりと向き合いながらやっていきます。これからが本当の戦いです。チームのレベルを上げるためには厳しいこともやっていかなければいけません。
人は必ず変われる。変わりさえすれば全てがつながっていきます。それを形で示していきたい。必死になってやっていきたいと思います。強くなってくる理由、それは意識の変化により今までやってきた事のレベルが上がり、それが一気に結び付いていくのではないかと考えています。どこか一部分だけではなくきっかけがあれば全てが変わる。そう信じています。

やるべき事はすべてやる。それ以外にはありません。しっかりと信じた道を進みたいと思います。
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少し強めに走る

2009-12-23 | 陸上競技
今日は朝、若干大変でした。練習開始時間を勘違いしていてキャプテンからの電話で気付きました。深く反省しなければいけません。選手に言う分きちんと自分がやらなければいけません。「いつも通り」だという思い込みが自分で考えることを止めてしまいます。失敗をしたときにどうするかが重要だと思います。常に考えておく必要があります。

先週の土曜日、市営競技場で練習ができませんでした。時間を無駄に使いたくないので午前中に走るときはタータンでやることにしました。天候に影響を受けない状態で練習ができる状態を作りたいので。こういう練習ができるというのは非常に恵まれていると思います寝。感謝しなければいけません。

午後から色々とやることがあるので練習強度は「強」にしておきました。普段は「強強」ですから軽めです(笑)。走り込みを行うときの8割位の量でしょうか。それでもかなり府かは高いと思いますが(笑)。時間確保のために最初の練習を少し減らしました。その分動きの確認に時間を使いました。自分でできる部分とできない部分がありますからきちんとやる必要があります。最近特に感じている部分を中心にやりました。重心移動が無い中での動きですから意図的にやらないとなかなか上手くいきません。見た目の動きだけにとらわれず意識する部分をきちんとやっていきたいと思っています。見ていて「前」という言葉の微妙なニュアンスの違いを感じました。単純に「前」に出すだけでは動きが作れません。加速の動きと中間の動きの違いが明確になっていないのでその辺りを意識して動かすようにしました。こちらは時間がかかると思いますがしっかりとやっていくことでつながっていくと思います。

この辺りからかなり暖かくなってきました。半袖でも大丈夫なくらいの気温となりました。いつもこれくらいだと走りやすいのですが(笑)。スティックドリルをかなりの時間をかけてやりました。先ほどの「前」という感覚が上手くできずもたつくのでに最初の数歩の動きを何でも繰り返しました。足を直線的に運んでこれずに回転が後ろになってしまいます。これが中間での脚の流れにつながってしまいますからきちんとした脚運びをみにつけなければいけません。動かせば良いわけではありませんから、きちんとした動きを意識させていかなければいけません。脚運びと接地ポイントが重要になってくると思いますから繰り返しやっていかなければいけません。かなりの者が良くなってきていますが、これが本物になるまでにはまだまだ時間がかかると思います。簡単に修正できるくらいなら苦労はしませんからね(笑)。

時間に制約があるのである程度の所で我慢して、男子はセット走、女子はリレー走に移りました。男子は短長1人が体調不良から復帰したばかりですから短短と一緒に走らせました。短短にも刺激を与えなければいけませんからね。完全にやられていて勝負にはなりませんでしたが…。otaniはまずまずの動きをしていました。中盤からの伸びを磨いていく必要があります。
女子はリレー。力を均等に分けましたが、やはり接戦になります。こういう競り合いの中で力が上がっていくと考えています。絶対にスピードを緩めることができない状況を作り出しておいて高い負荷をかける。エンドレスリレーをやって200mを10本やってもスプリントの練習には結び付かないと思っています。偏見ではないと思います。脚作りは必要がないと思っています。
女子は力が付いてきていますがまだまだ安定感がありません。スピードレベルが高い4人(実際は1人が抜けていますが)はそれぞれ特徴があり、一長一短です。良いときは抜群に良いですが悪いときは身体が浮いてしまい進めません。ここが克服できなければ戦えません。akaneのスピードはチーム内ではずば抜けています。太刀打ちできる者がいません。しかし、本数を重ねると同走しているrinaに詰められています。少し前までrinaは本数を重ねるスピードが激落ちしていましたが何とか持つようになりました。逆にトップスピードが足りません。
1年生でかなり力を付けているsakiは2年生に勝とうと必死ですがまだまだ走りに波があります。1セット目はほとんどmikiに勝てませんでした。これはmikiがかなり走れていたのもありますが、saki自身が減速している感じがありました。2セット目はmikiがラスト走れなくなり、今度はsakiが走れ始めました。ここがかなりの課題です。まだまだ力が安定しません。6人全員が安定してくれば更に面白いと思います。力はついていますね。

最後に短い距離をいつもより多く繰り返しました。ここの動きは抜群に良かったですね。力が抜けてきたのが調度良いのかもしれません。この動きが身に付けば本当に面白くなります。一時的な動きの良さではなく常に良い動きが出来るようにならなければいけません。高いレベルで安定させたいですね。

まだまだ満足するレベルには届きません。常に上を目指してやっていきたいですね。
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課題を見極める

2009-12-22 | 陸上競技
今日の練習は午前中で学校が終わったので、早い時間から練習開始としました。ちょうど開始時間から会議だったので前半は全く練習は見れませんでした。仕方ないですね。

加速練習が終わった段階で練習に行くことができました。それからショートをしたのですが、動きを見てみると昨日に比べてかなり動きが鈍い。勘違いかなーと思ってもう1本見てみるとやはりキレかありません。話を聞いてみると最初のラダーの段階から速く動かないという感じがあったようです。
昨年もこのような状態になる日が何回かありました。あの時は前日にウエイトでかなり追い込んでいたので、その負荷が高いのが原因ではないかと考えていましたが昨日はウエイトをしていません。昨日はハードルをかなり跳んだのでそのダメージがあったのか?ここを見極めていく力が必要になります。確かに昨日はハードルを使ってスピードを落とさないように走りました。しかし、それだけで動かなくなるのか?ショートを見ている間、いろいろと考えてみました。

少し思うこともあり、別の形でスピード刺激をいれることにしました。これで大きく変化するかどうかはわかりませんがいろいろと考えてみて仮説が立ったのですぐに試してみました。これによりまた疲れてしまうのではないかという気持ちがありましたが、やってみる価値があると思って試してみました。
これがある程度良い刺激になって動きのキレが戻りました。神経系の問題だったのかもしれませんが、1日でそれだけ変わるとは思いません。この冬でもう何度かこのような状態になるかもしれませんからこれも確かめていかなければいけません。

練習量も質もかなり高いと思います。普通のケアでは足りないと思っています。かなり本気で身体作りに力を注がないと故障をすると思います。大抵の選手は故障をしてからどうしようと慌てますが、怪我をする前の段階できちんとケアをしておくほうが何倍も効率的です。何も痛みがない状態で気を配っておく事が将来の自分のためになるのです。
スパイクでは0.1秒位記録が変わるかもしれませんが、陸上競技は道具というよりも自分の身体そのものが大切です。身体を駆使して走るわけですから自分の身体がきちんと作れなければ戦えません。ケアと同様に栄養を取る必要があります。ここにきちんと気を配れるようにならなければ絶対に強くなりません。意識の問題です。これは繰り返し話をしていますが理解してもらいたいですね。

とにかく自分の身体をつくる。意識の部分が大きな差になります。勝負をしていく気持ちが本物なら自然と身に目をむけるけことができるはずです。しっかりと向き合わせていきたいですね。
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文化祭の振替

2009-12-22 | 陸上競技
今更なんですが今日は文化祭の1日目の振替で吹奏楽の演奏がありました。学内でインフルエンザが流行っていて結構大変な状態ですが強硬に実施。この状態でやるなら文化祭の時にやったほうが間違いなく盛り上がると思うのですが…。

今回の吹奏楽の演奏には私も出演することになっていました。うちのクラスの子が部長をしていて「やってください」と言われたのでやることに。3人必要だと言われていたので、仲の良い同年代の2人を捕まえて一緒にやることにしました。良い迷惑です(笑)。とにかくテンションが上がらない2人を「○○のためだから」と全く関わりのないうちのクラスの子の名前を使って頑張らせました(笑)。
さすがに延期となり全く関係ない12月22日にやるとなった時には私も吹奏楽部員もやる気を失っていたのですが、先週くらいから3年生が最後までやろうとする姿勢を見て同僚の尻を叩きながら「○○のためだから」と言い続けていました。私と気が合うということは、価値観が近いからだと思います。事務的に生徒と関わるのではなくきちんと関わることができるのでやるときはきちんとやってくれると信じていました。さすがに生徒会長選挙の前に歌って踊れるのかって話でしたが、インフルエンザによる学級閉鎖で会長候補者が登校しないのでそちらは中止になりましたが(笑)。

基本的にやるなら全力でやりたいタイプですから、文化祭の前に衣装を購入しました。勢いがあったので問題はなかったのですが、文化祭から1ヶ月過ぎて30代のおっさん3人がカツラをかぶって女装ですから非常に微妙ですから段々とテンションが下がっていく2人を励まし続けました(笑)。昨日は夜8時半まで、今日は朝から練習をして「笑いは無しでやろう」ということで頑張りました(笑)。

かなり完成度は高かったと思います(自画自賛)。吹奏楽の生徒も喜んでくれましたから良かったですね。こういう場面で恥ずかしいといってバカになりきれないのはカッコ悪いと思ってます。これも価値観ですけどね。女装をして全力で歌って踊ってそれで生徒が喜んでくれるならそれで良いじゃないかと思います。吹奏楽はこの日のために一生懸命練習をしていましたからね。クラスの生徒もその後に出演するので私が全力でやることでやりやすくなるかなーというのもありましたし。

これで一段落です。あとは練習に集中できます(笑)。疲れましたが同僚との親交も深まりましたし良かった(笑)。多分(笑)。
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苦手なことから逃げない

2009-12-22 | 陸上競技
前の記事の補足というか足りなかった部分を。

昨日は数人に苦手な練習や苦手な行動を意識的に自分から取り組むように話をしました。これまでは苦手な部分から目を背けて少し逃げ腰になっている所がありました。これが成長を妨げている最大の要因だと考えているからです。自分の殻を破るという部分がなかなか出来ませんからこちらから半強制的に持っていかないといけないと思っています。
全くできない事を求めても意味がありません。しかし、意識して出来る部分は自分からやれば必ず出来ます。この苦手意識を克服しなければ次のレベルでは戦えないと思います。

もちろん簡単な事ではありません。それでもやらなければ何も変わりません。本気で変わろうと思うなら意識的に苦手な部分、逃げていた部分としっかりと向き合わなければいけません。人は出来るだけ苦手なモノはやらなくて済む方向で行動します。私も人のことは言えないくらい苦手なことがたくさんありますが、どちらにしてもやらなければいけないことなのでやります。苦手な事をやっていくなかで見えてくるものがあります。

これまで女子は「400で戦うのだから短い距離は…」という風に逃げていた部分があります。短い距離で負けても長い距離で勝てたら良いという逃げ道を作っていました。だから上のレベルでは戦えない。自分の弱さから目を背けて勝てない言い訳をしていた。そこの部分があったから強くなれなかったのだと思います。「マイルで戦うのだから」というのは結局逃げていたのだと感じています。
何度も書いていますが、春の中国大会ではマイルで決勝に残ったチームのほとんどは4継でも決勝に残っています。最大スピードが高くなければ勝負は出来ないのです。だからきちんと苦手な短い距離でのスピードアップに気を配らなければいけない。逃げ道を作っていたらそれが最後には「弱さ」につながり、そこからチームの力は崩れていきます。

ある選手に来年の出場種目の話を少しした時に「嫌です(笑)」という返事でした。冗談半分で言っていると思ったのでしょう。しかし、ここに「弱さ」があると感じました。これまで上手くいかなかったからそこから逃げていると。来年、本当に戦うためには逃げずにその種目でも勝負をするくらいの気迫を持たなければいけないと思います。きちんと走れれば県では十分戦えます。優勝争いも出来るレベルにあるのに「苦手」だと言っているのは逃げているだけです。克服しなければいけません。

また、自ら先頭に立って動く事が苦手な者には「誰よりも声を出せ」と指示を出しました。今まで誰かに付いていって済ませてきた部分があってそれが成長を妨げているのではないかと感じていました。声を出すことも単に出すだけで終わってしまい、周りを引っ張るレベルまでには全く届いていませんでした。これは間違いなく意識したら出来ることです。自分がやろうと決めた瞬間から出来ます。やる意志があるかどうかだけの問題だと思います。少しきつめにいっていますが本気で戦おうと思えば逃げずにやらなければいけないと思います。
少しずつこうやってリーダーになれる存在にならなければいけません。性格自体を大幅に変えていこうと思っています。目指すものに比べたら簡単な事です。これが出来ないようでは口だけになってしまいますからね。本気でやろうと思うなら性格を変えてでも取り組まなくればいけない。覚悟の問題です。

苦手な事から逃げずに向き合う。それが成長につながる。意味を理解して取り組んでもらいたいですね。
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少しの変化

2009-12-21 | 陸上競技
今日は朝から何だかんだあってバタバタとしていました。大変な事があったわけではありませんが落ち着きませんでした。

練習はいつも通りのパターンで。サーキットをやってからラダー、ハードルとしました。基本的に月曜日はハードル練習をしようと思っています。色々な意味で効果があると思っていますから。
継続して見ていくとなかなか上手くならない選手もいるなーと感じます。怖がるのかもしれませんが、ここが思い切って出来なければ他の事も出来ないと思っています。思い切れないから歩数を増やしてしまい高いスピードを出すことができない。女子は特に怖がりますから、ハードルが上に抜けてしまいます。もっと効果的な練習があるのかもしれないと感じています。難しいですが。

ショートを見ていて、随分動きが良くなってきている感じを受けました。加速段階がスムーズになっている感じでしょうか。土曜日の練習、結果的に良い方向に向かっているのでしょう。走れなかったことをマイナスに考えるのではなく、今しかできない事をきちんとやっていくという意識がきちんと結果につながっていきます。

見ていて選手に少しの変化が生まれています。それが力につながっていくのがわかります。
まだ書きたいことがあるのですが書きながら寝かけています(笑)。また明日朝にでも書きます。お許しを。眠くて書けません(笑)
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何のためのblogか?

2009-12-20 | 陸上競技
ヤフーニュースを見ていたら交通死亡事故を起こした女性が自分の犯した罪よりも車が壊れてしまった事が残念だというような記事を書いていたというのが載っていました。詳細は以下のURLで。

http://news.mobile.yahoo.co.jp/news/view/20091218-00000001-ykf-soci.html

この辺りは本人の価値観というより、「人としてどうなのか」という部分です。正しいか正しくないかの判断だと思います。事故を起こして他者の人生を強制的に終わらせています。その責任はどのような事をしても背負い続けないといけないものだと思います。その方の分まで正しく生きるしか償う方法はないと思っています。他者を不快にする内容をわざわざblogに書く必要があるのでしょうか?某県の知事といい、blogを書くことの意味を考えていかなければいけないと思います。何でも思ったことを書けば良いというわけではありません。他者から見られているという意識は常に持たなければいけません。

高校生が自分のホームページを作って、他者の悪口を書いたり不快に感じる内容を書き込む。これも同様だと思っています。書いた記事にコメントを求め、それでつながっていると感じる。その日にあったことを書いているようですが、自分の感じたことをそのまま書くことが多いのではないかと推測されます。そのこと全てを否定するつもりはありませんが、何年後かに改めて見たときにどう思うか?本当に意味があるか…。

私自身のblogも常に他者を不快にしてしまう危険性があります。かなり前(4年くらい前?)のblogに関しては軽い感じで書いていたなーと痛感します。恥ずかしい限りです。今はとても書けません(笑)。どのような事を書いても不快に感じられる部分はあるのではないかと思っています。表現の自由というわけのわからない権利を振りかざしてあることないこと書くつもりはありません。この辺りは「感覚」だと思います。何が良くて何が悪いという「感覚」があるかどうかです。私にその「感覚」があるかどうか…。一応大人ですからその辺りは踏まえているつもりですがまだまだ怪しい部分があるのかなと思っています。
blogではあまり個人的な事を詳しく書かないようにはしています。それでも分かる人には分かりますし、特定されてしまう部分がありますからそれは気を付けなければいけません。「甘い」と書いた内容を本人や保護者が見た場合、それを「不快」だと感じる可能性は十分あります。信頼関係があるとかは別にして気をつけて書かなければいけない部分だと思っています。

blogには「考えていること」を中心に書くように心がけています。そこまで気を使って書く意味があるのかって話になるんですが…。何のためにblogを書くのか?当たり前のようになってしまって深く考えていない部分もあります。自分の頭の中の整理だと思っていますが、それならわざわざ公開する必要はない…。意味があるのかどうかは分かりません。誰かを傷つけるような内容にはしたくありません。しっかりと意味を考えていきたいと思います。

前述の女性や高校生が書く日記とは違うとは思います。自分の考え方が優れていると思うつもりは全くありません。批判を覚悟でblogを書き続けていますから単なる趣味でもないと思います。非常に難しい部分です。自己表現の一部なのでしょうか?上手く言葉には出来ませんね。多くの人に見てもらうために書いているわけでもありませんから、更に難しい(笑)。私が書くことで誰かに何かが伝わり、残っていく事を願って書いているのかもしれません。見てくれる人がどう感じるかだと思います。

blog、気を付けなければいけないことがたくさんあります。文字として残りますから考えていきたいと思います。相変わらず面白くないことを書いていますね。お許しを。
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