kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県合宿1日目~選手の雰囲気~

2009-12-13 | 陸上競技
県合宿今回も指導は400mHでした。夏の地区合宿で感じていたのですが、合宿は基本的に本人のやる気次第です。それなりに投げ掛けはしますが、吸収しようという意欲が出てこない選手にこちらからアプローチしてやる気にさせるのは合宿の狙いが違ってくると感じました。強くなりたいという意志が出ていない子を合宿で意識改革をする必要はない。そう感じていたのでそういう指導をしました。冷たいかもしれませんし、無責任と言われるのかもしれませんが学校とは違うと思います。学校であれば繰り返し繰り返し話をしていって「やる気」にさせることが必要ですが、2日間で劇的に意識が変わるほどの指導力は持ち合わせていません。学びに来た者だけで十分だと思います。

練習はハードルの基本的な動きを中心にしようと考えていたのでそのための練習をしました。一応、400mHが専門なのでそのノウハウの一部を紹介することで選手に役立てぱと思いました。参加者は男子が3人、女子が6人。全員が中国大会を狙っていく位の競技レベルでずば抜けて強いという選手はいませんでした。逆にこの中で力を示していければ間違いなく精神的に優位に立ちます。その辺りをどれくらい分かって参加できているでしょうか。

非常に残念な事ですが男子はあまり意欲が感じられませんでした。私が練習の説明をしている時も他のパートの練習を見て話を聞いていない…。「やる気が無いなら帰れ!」と言いたい所ですが周りが喜ぶので止めておきました(笑)。それなりに頑張るというのではもったいないと思うのですが…。お金を払って合宿に参加しているのですから吸収しようという姿勢が欲しいですね。

ハードル練習は低いハードルでやろうと考えていたのですが、競技場に小学生用のハードルがありませんでした。それにより男子は試合用のハードルを一番低くしてドリルをしましたが、痛いとか出来ないとか言い訳が多い。3年前なら間違いなくぶちギレですが、大人になったので流しました。明るく頑張れるように持っていきました。
別にその選手達を否定するつもりはありません。しかし、うちの練習ではあり得ないと感じました。「出来ない」ではなく何故「出来るようになろう」と思わないのか?当人達に悪気は全くないと思います。強くなる方法が分からないだけです。その都度諭すように話をしますがなかなか難しいですね。

一つの要因として2年生が少ない事があります。男女合わせて2年生は2人だけ。練習を引っ張っていこうとするリーダーシップを発揮できる選手がいませんでした。声を出して場を盛り上げることも雰囲気作りとしては大切です。積極的に人と関わろうとする姿勢がないですからなかなか強くなってやろうという感じが伝わっていきません。課題かもしれませんね。

女子はかなり前向き。70秒から72秒くらいの選手ばかりですが強くなろうとする気持ちが見えます。ハードルで上手くできなかったら出来るまでやろうとする姿勢が見られます。こういう姿勢は好きです。当然ですがうちのsakiは1年生ながら先頭に立って練習をしていました。ハードルに関してはまだまだ荒削りですが将来性を感じます。
学年は関係ありません。強くなろうとする意欲の問題だけです。そこが最後に差となって現れます。これから半年後に必ず現れてくると思います。

悪く評価するつもりはありません。率直に感じた参加者の様子です。練習の内容に到達するまでの文章が長すぎますね(笑)。眠いので続きはまた書きます。お許しを…。
コメント
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