やっと最後まで来ました(笑)。
女子のマイル、レースが始まる前から「優勝候補」として名前を挙げられていました。山口新聞にも「大会記録の更新を狙う」と1行だけ書いてもらっていました。昨年度の実績から言ってもそういう目で見られています。今までは優勝を狙ってやってきても力を発揮できず表彰台にすら乗れないという状態が続いていました。周りからは「強くはないな」と思われていたかもしれません。当然ですね。実績が伴っていませんから。今回は気負わず「普段通りに走る」という感じで臨みたいと思っていました。
加えて、今回は「女子の総合優勝」という部分がありました。昨年の県体終了後にesaki先生から「女子は総合優勝を狙う」と言われていました。「総合優勝できる力が付いてくればかなりの数がインターハイに出場できるレベルになる」と。確かにその通りです。人数的にはかなり少ないですからそれで総合優勝を果たすというのは簡単なことではありません。各自が複数種目に出場してそれぞれが入賞しなければ届かない目標ですから。万全の状態でマイル決勝を迎えるというのは厳しい。それでもやる意味はあると思って取り組んできました。
マイル予選、400mHを3本走り疲れ果てているmikiをメンバーに入れました。1日に4本目ですし、最近はきちんと練習が積めていませんからかなりきつかったと思います。うちは種目に偏りがありますから誰かが無理をしなければいけません。今回は400mHの決勝で身体が動かなかったmikiを走らせなければいけない状態でした。万全の状態なら問題なく走らせますが今回のmikiは「ポイント練習の替わり」という位置づけで走らせました。さすがに可哀想だったのでアンカーにおいて「65秒でいい」という条件をつけました。3走まで3分00秒でくるのが予選のテーマ。これまでの予選と違うのは2人は800mの予選を走っているということ。今までとは違う条件ですがこれくらいが走れないと中国では戦えません。実際の予選は3走まで3分01秒くらいで来てトータルで4分05秒。ほぼ予定通り。問題なしです。
準決勝は朝イチ。100mHにakaneを出場させるために準決勝は走らせませんでした。sakiも初めて400mを3本走り、4継も走っていますから前日は力尽きて9時過ぎには寝ていたということ。mikiは間違いなく疲労困憊。それでもyukaには800mで中国の切符を獲得して欲しかったので800mに専念させるために使いませんでした。hatuは貧血気味でしたが1日目に400m3本、2日目に800m1本+マイル予選とこれまでにないくらい走っています。元気なのはrinaだけ。それでも「準決勝から大会記録は更新するように」と指示を出しました。疲れていてもある程度の力が出せない限りは中国では戦えないのですから。この時点での「疲れ」は言い訳にしかなりません。rina以外は万全とは言えませんでしたし、朝イチのレースなのでどこまで記録が出せるかが課題となりました。ここでも3走まで3分01秒くらいで来ました。やはりsakiとmikiは疲れています。結果的には4分02秒35の大会記録更新。予定通りです。問題なし。
決勝はタイムだけを狙っていくというよりはきちんと勝負に徹するという部分かなと思っていました。アンカーを100mHを3本走ったakaneに変更。100mHの準決勝時に「疲れている」と言っていましたが無視して決勝も走らせていますからそれなりに疲れはあったと思います。繰り返しになりますが本当に強い選手、強いチームというのは複数種目を兼ねていてもきちんと結果を出します。疲労云々で県で力が出せないようでは中国では勝てませんし、インターハイなんて夢のまた夢です。万全の状態でレースに臨むというのは難しい部分があるのです。逆にこれくらいの負荷を乗り越えて戦えるようであれば十分インターハイが狙えます。そこだけを意識してやりました。
レースが始まる前には「自分の走りをしろ」とだけ指示。ここまできたら選手がやるだけです。狙って狙って硬くなるというのでは意味がありませんからね。レースは1走が最初フライング。おいおいという感じでした。これで失格したらもこれまでやって来た積み重ねが0になります。若干(?)激怒しそうになりましたが我慢(笑)。1走のsakiはトップで持ってきましたが61秒かかっていました。これでは中国では戦えません。2走のrinaも力は出してくれましたが、他校のエースに5m程度詰められました。相手は100m・200mの優勝者ですから仕方ない部分があるかもしれません。しかし、中国ではこのくらいの選手はたくさんいます。先頭を走るというのは目標がありませんから追う方が有利なのは間違いありません。それでももう少し走れると良いですね。3走に渡った時点で勝負あり。あとはタイムだけです。mikiも自分のペースでひたすら走る。後ろを1秒は離したでしょうか。本来のスピードは出ていませんでした。3走までで3分ちょうどくらいだったと思います。アンカーのakaneも前半から積極的に走り最後まで粘りましたが、タイムは4分01秒20。またも4分切りはお預けです。選手達は「勝った」ということよりも4分が切れなかったという部分が大きかったですね。笑顔が全くありません。素直に喜べないでしょうね。
しかし、私としては合格点だと思っています。疲れがある中で1走から1度も先頭を譲らず自分達だけでレースをした。その結果の4分01秒20です。最低限の種目に絞り他県の強豪校と競り合えば3分56秒は間違いなく出るなと感じました。過大評価と思われるかもしれませんが、様々な条件を加味してもこのレベルのタイムが出てもおかしくないと思っています。もちろん、このタイムではインターハイは厳しい。もうワンランク上げなければいけないのだけは確かです。チームの鍵はmikiの復調にかかっていると思いますね。1人であと2~3秒程度は短縮できると思いますから。タイムだけで評価はできない。そう考えています。不満げな選手ばかりでしたが、この状況でよく走ってくれたと思います。
後は総括のみ(笑)。また書きます。
女子のマイル、レースが始まる前から「優勝候補」として名前を挙げられていました。山口新聞にも「大会記録の更新を狙う」と1行だけ書いてもらっていました。昨年度の実績から言ってもそういう目で見られています。今までは優勝を狙ってやってきても力を発揮できず表彰台にすら乗れないという状態が続いていました。周りからは「強くはないな」と思われていたかもしれません。当然ですね。実績が伴っていませんから。今回は気負わず「普段通りに走る」という感じで臨みたいと思っていました。
加えて、今回は「女子の総合優勝」という部分がありました。昨年の県体終了後にesaki先生から「女子は総合優勝を狙う」と言われていました。「総合優勝できる力が付いてくればかなりの数がインターハイに出場できるレベルになる」と。確かにその通りです。人数的にはかなり少ないですからそれで総合優勝を果たすというのは簡単なことではありません。各自が複数種目に出場してそれぞれが入賞しなければ届かない目標ですから。万全の状態でマイル決勝を迎えるというのは厳しい。それでもやる意味はあると思って取り組んできました。
マイル予選、400mHを3本走り疲れ果てているmikiをメンバーに入れました。1日に4本目ですし、最近はきちんと練習が積めていませんからかなりきつかったと思います。うちは種目に偏りがありますから誰かが無理をしなければいけません。今回は400mHの決勝で身体が動かなかったmikiを走らせなければいけない状態でした。万全の状態なら問題なく走らせますが今回のmikiは「ポイント練習の替わり」という位置づけで走らせました。さすがに可哀想だったのでアンカーにおいて「65秒でいい」という条件をつけました。3走まで3分00秒でくるのが予選のテーマ。これまでの予選と違うのは2人は800mの予選を走っているということ。今までとは違う条件ですがこれくらいが走れないと中国では戦えません。実際の予選は3走まで3分01秒くらいで来てトータルで4分05秒。ほぼ予定通り。問題なしです。
準決勝は朝イチ。100mHにakaneを出場させるために準決勝は走らせませんでした。sakiも初めて400mを3本走り、4継も走っていますから前日は力尽きて9時過ぎには寝ていたということ。mikiは間違いなく疲労困憊。それでもyukaには800mで中国の切符を獲得して欲しかったので800mに専念させるために使いませんでした。hatuは貧血気味でしたが1日目に400m3本、2日目に800m1本+マイル予選とこれまでにないくらい走っています。元気なのはrinaだけ。それでも「準決勝から大会記録は更新するように」と指示を出しました。疲れていてもある程度の力が出せない限りは中国では戦えないのですから。この時点での「疲れ」は言い訳にしかなりません。rina以外は万全とは言えませんでしたし、朝イチのレースなのでどこまで記録が出せるかが課題となりました。ここでも3走まで3分01秒くらいで来ました。やはりsakiとmikiは疲れています。結果的には4分02秒35の大会記録更新。予定通りです。問題なし。
決勝はタイムだけを狙っていくというよりはきちんと勝負に徹するという部分かなと思っていました。アンカーを100mHを3本走ったakaneに変更。100mHの準決勝時に「疲れている」と言っていましたが無視して決勝も走らせていますからそれなりに疲れはあったと思います。繰り返しになりますが本当に強い選手、強いチームというのは複数種目を兼ねていてもきちんと結果を出します。疲労云々で県で力が出せないようでは中国では勝てませんし、インターハイなんて夢のまた夢です。万全の状態でレースに臨むというのは難しい部分があるのです。逆にこれくらいの負荷を乗り越えて戦えるようであれば十分インターハイが狙えます。そこだけを意識してやりました。
レースが始まる前には「自分の走りをしろ」とだけ指示。ここまできたら選手がやるだけです。狙って狙って硬くなるというのでは意味がありませんからね。レースは1走が最初フライング。おいおいという感じでした。これで失格したらもこれまでやって来た積み重ねが0になります。若干(?)激怒しそうになりましたが我慢(笑)。1走のsakiはトップで持ってきましたが61秒かかっていました。これでは中国では戦えません。2走のrinaも力は出してくれましたが、他校のエースに5m程度詰められました。相手は100m・200mの優勝者ですから仕方ない部分があるかもしれません。しかし、中国ではこのくらいの選手はたくさんいます。先頭を走るというのは目標がありませんから追う方が有利なのは間違いありません。それでももう少し走れると良いですね。3走に渡った時点で勝負あり。あとはタイムだけです。mikiも自分のペースでひたすら走る。後ろを1秒は離したでしょうか。本来のスピードは出ていませんでした。3走までで3分ちょうどくらいだったと思います。アンカーのakaneも前半から積極的に走り最後まで粘りましたが、タイムは4分01秒20。またも4分切りはお預けです。選手達は「勝った」ということよりも4分が切れなかったという部分が大きかったですね。笑顔が全くありません。素直に喜べないでしょうね。
しかし、私としては合格点だと思っています。疲れがある中で1走から1度も先頭を譲らず自分達だけでレースをした。その結果の4分01秒20です。最低限の種目に絞り他県の強豪校と競り合えば3分56秒は間違いなく出るなと感じました。過大評価と思われるかもしれませんが、様々な条件を加味してもこのレベルのタイムが出てもおかしくないと思っています。もちろん、このタイムではインターハイは厳しい。もうワンランク上げなければいけないのだけは確かです。チームの鍵はmikiの復調にかかっていると思いますね。1人であと2~3秒程度は短縮できると思いますから。タイムだけで評価はできない。そう考えています。不満げな選手ばかりでしたが、この状況でよく走ってくれたと思います。
後は総括のみ(笑)。また書きます。