kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合宿2日目

2013-02-12 | 陸上競技
月曜日、合同合宿2日目です。この日は朝から暖かかったですね。これくらいの天候の中で練習ができるというのはありがたい。私達の役割は選手の練習環境を整える事だと思います。天候云々は我々ではどうにもできませんが他校の選手と一緒に走る環境を与えてあげる事はできます。単独校でできる事もあるのかもしれませんが、指導者が与えられる刺激と他校の選手から得る刺激は絶対に違うと思います。

午前中の練習の最初に少し練習を離れました。申し訳ない気持ちがありましたが、私の指導のベースを作ってくださった先生と話をさせてもらいました。昨年の春まで一緒に働いていたバスケットボール専門の先生と色々と話を。陸上や選手の指導に関しては師匠から学んでいますが、同じ職場で他の種目で一生懸命やっておられたこの先生からは本当に多くの事を勉強させてもらいました。種目は違っても選手との関わり方などは大きな影響を受けています。改めて感じますが私は人に恵まれていると思います。多くの方から様々な事を教えてもらいながら成長してきました。この年になっても学ぶ事は山のようにあります。

かなり長い間話をさせてもらいました。今までは同じ職場でこのような話をずっとしていたので懐かしさもありました。話をする中で色々と刺激を受けます。私自身のエネルギー充電になります。もう私は若い方ではないのかもしれませんが、二人の関係は出会った頃と変わりません。10年来の関係になります。チームスポーツの指導者から学ぶ事は大きい。強くなるためにはやはりチームづくりが大切です。個人がどれだけやっても周りの雰囲気が悪ければ浮いてしまいます。そうなると頑張り切れない。だからみんなで同じ方向を向いていかなければいけないのです。改めて感じました。

その後、練習へ。他の先生方にはご迷惑をおかけしたのではないかと思います。申し訳ないですが尊敬できる先生と話をする時間を作らせてもらいました。

私が外に出た時には短距離系は走っていました。距離的には150m。数本を一セットにして5セットです。男子は疲れ果てていましたがそれなりに動きを維持。跳躍選手はバネが完全に切れてしまっていました。この辺がスプリンターなんだと思います。見ていて「以前よりチームとして本数が持たなくなったな」と感じました。悪い意味ではなく。数年前まではうちはロングスプリントチームでした。短短は1人か2人だけ。周りからは「すぐに400選手に変える」と言われていました。爆発力はないが本数を持たせる事で勝負をしてきました。今考えると技術的な指導が不十分だったのかもしれません。もっとスピードを上げる事ができていたら上のレベルで戦えていたのかもしれません。反省すべき点ですね。
本数が持たなくなった変わりにスピードレベルは上がっていると思います。そういう練習が中心となっています。それはそれで仕方ないと。マイルチームというよりは4継チームになっています。選手が変ればチームも変わる。改めて感じましたね。

女子の何人かはかなり走れていました。確実にチカラがついています。一部の選手が強くなるというのは面白くありません。同じ練習をしているのですから本当は全体的にレベルアップしないといけないのです。繰り返しになりますがここには明らかな「差」があるのだと思います。絶対にやってやるという強い欲求があるかどうかです。あったとしても何をしたらいいか分からない選手は強くはなれません。

全体の練習が終わって少しだけ話をしました。合宿を終えて何を感じるかです。陸上競技には大番狂わせというのはあまりないと思っています。スタートラインに立った時にはほとんど順位は決まっています。普段の練習で全く走れていなくて大会だけいきなり速くなるということはありません。気持ちで持っていける部分では限りがあります。今やらなければいけないのは大会までにきちんとした練習をする事です。大会の時に「負けて悔しい」と言ったところでもう手遅れなのです。それは高校生にはなかなかわかりません。負けて悔しいという思いも長続きしないで数日後には忘れてしまいます。これの繰り返し。そんな思いをしないためには今目の前にあるやらなければいけない事をしっかりと見極めてやって行くことが必要なのです。なかなかできないというのが今の高校生です。結果だけを求めたいというのは無理です。負けたくないならやらなければいけない。でも頑張り切れない。

同じように身体のケア。脚の痛みが出たり怪我をした時に初めて「きちんとケアしておけば良かった」と思う。よくあるパターンです。痛みがない時は「自分は怪我をしないから関係ない」と聞き流します。話しをされている時は痛くないのですから自分には関係ないと思う。が、そういう選手に限って繰り返し怪我をする。痛みが出た時に「治療しないと」と思ったり、脚が痛くて走れないと気持ちが下がる。この段階で完全に手遅れです。痛みが出ていない時にきちんとやっておくことで故障を避けることができるのです。これも結果が出た時に初めてやっておけば良かったと思う。

練習も身体のケアも同じことです。結果を突きつけられた時に初めて「きちんとやっておけば良かった」と悔やむ。人は目の前のことでいっぱいいっぱいになりがちです。だから先のことを考えることができない。でも先を見据えた行動は必要不可欠になるのです。難しいところなんですけどね。

こういう話しを自分のこととして聞くことが出来るか?大切なのは心を動かすことだと思います。頑張り方が分からない選手は、話を聞いて何かを感じ取らないといけない。それを行動に移せるような選手でなければ強くはならないからです。最後は選手自身の問題です。指導者がどれだけ本気になっても選手がその気にならなければ結果は変わりません。ここも感じ取ってもらいたいですね。

選手がどれだけ本気になれるか?大きな部分だと思います。目標に向けて本気でになってもらいたいですね。こういう環境を与えてもらえることに私も感謝したいと思います。
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合宿1日目

2013-02-12 | 陸上競技
日曜日、この日から1泊2日で合宿。冬期練習後半となり刺激も不足しつつあります。いつもお世話になっている先生方と一緒に合宿をすることに。選手も刺激をもらえますが顧問の私も大きな刺激をもらえます。前回は100人規模の合宿でしたが今回は半分程度の人数でした。これくらいのほうが効率が良いですね。一人一人の練習も見れます。

今回は「しっかり走ろう」という話になっていました。前回は基本的な動きをしっかりとやっていきました。あれから色々と考えながら練習を進めています。こういう「勉強の場」があるかどうかというのは我々指導者にとっては大きな部分だと思います。こういう場を設定してくださる師匠には大きな感謝をしなければいけません。単独でどれだけやっても限界があります。近畿や関東の強豪校は互いの練習を真似しながら良い所取りをしています。「自分が一番」だと思っていたら指導者としては伸びないと思います。選手を伸ばすためにはまずは指導者が勉強する必要がある。そしてしっかりと考える機会を持つ。大事なことです。

午前中は基本をやって短い距離。男子は動きにキレがありません。もう一押し欲しいなという感じです。それなりに動いてはいますがいい時の動きと比べると90%程度でしょうか。うーん。女子も同様。キャプテンは膝の裏の痛みがありドリルが思うようにできなかったとのこと。一歩目で潰れてしまい加速に乗れないと言っていました。故障というよりは疲労から来るものだと思います。筋肉が疲労で硬くなってしまっているのかなと。無理のないように取り組ませました。1年生エースはある程度力を発揮していました。それでも何故か2組目に入っています。ここに関しては一切言いませんでしたが「勝負したい」と思うのであれば自分の力に見合った組に入らないといけません。1年生だからという気持ちでやっているといつまでたっても先には進めません。この気持ちの部分が変わらないと大きな大会では力が出せません。

午後は走練習。短短は120m+60m、短長は300m+150m+60m。午前の練習が終わってから「何のため練習をするのか」という話をしました。普段はかなりドリルをやってから練習に入ります。合宿などではそこまでやりません。自分でしっかりと意識しておかなければ「走るだけ」で終わってしまいます。ここが分からないと合宿の意味がなくなります。せっかく他校の選手と一緒に走れるのです。自分の力を試す場になります。「参加するだけ」で終わってしまうのはもったいない。特に県内で勝負をしていかなければいけない相手が複数参加しています。こういう場で今の自分の力を確認することが大事です。

跳躍選手はこの日は走らせました。最初は良かったのですが後半はバテバテ・・・。苦手な練習です。動きをしっかりと保つことを意識させました。これだけも随分違います。県総体などを考えると連日のハイレベルなレースをこなしていかなければいけません。一日だけ、1本だけでは困ります。最後はかなりへばっていましたがまずまずかなという感じですね。3年生女子も参加していました。こちらも同様。疲れてからの動きです。以前と比べかなり走れるようになってきました。グランドが緩いのでパワーを使って走ってしまいます。その分疲れが来るのも早い。昨シーズンはこのグランドで走ってから完全に動きのタイミングが崩れてしまいました。本当はその前の段階で崩れていたのかもしれません。今回はかなり高いレベルで安定して走れていました。最後はばてていましたが(笑)。女子キャプテンもある程度走れていました。かなり力がついています。痛みがあるものの確実に勝負できるレベルにはなっています。もうワンランク上ですね。
4継メンバーの中心となる1年生2人。2組目で走っていました。本当にもったいないですね。人数的に1組目は限られているので難しい部分がありますがもったいないですね。2組めではある程度走れています。エースは断トツ。やはり1組目に入るべきですね。もう一人は前半良いものの後半になると足が流れまくります。下が緩いのも影響しているとは思うのですが・・・。疲れてくると動きが全くコントロールできません。この選手がうちの4継のカギを握っていると思っています。持っている力を出せれば48秒台も見えてくると思っています。逆に昨年通りであれば50秒をちょっと切って終わり。全く勝負できないと思います。「4継メンバー外れるかもしれないという危機感を持たないといけない」という話も個別にしました。「大丈夫」と思っていたらすぐに逆転されます。この「危機感」を持ってくれるとかなり違うのですが。物足りなさが残ります。力はあるので出し切れるようになってもらいたいですね。

短長は300m。全く練習でやっていませんが何とか走れるだろうという感じでした(笑)。男子はまずまずの走り。エースは3本とも39~40秒で来ました。この状況でこの走りであれば十分ですね。もう少しスピードレベルが高いはずなので記録はもうワンランク上がると思います。面白いですね。女子は・・・。不安定。力は付いていると思うのですがこの状況であれば戦えません。しっかりと考えていかないといけないと思いますね。ダラダラ走るような練習ではダメですね。最初から先のことを考えずに行けるところまで行く。こういう部分ができるかどうかで力が変わってきます。まだまだですね。

ある程度走れるようになってきているという実感はあります。疲れている中での合宿。気持ちの部分も大きく影響してくると思います。もうひと頑張りです。
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トレーニングのみ

2013-02-12 | 陸上競技
土曜日、次の日から合宿となっていたため走らずにトレーニングとしました。1週間以上連続の練習となります。きついでしょうね。それでもここは絶対に外せない練習になると考えていました。体力的にも精神的にもしんどいところをどうやって乗り越えていくか?大きな部分です。

翌日のことを考え、この日の練習は8時からとしました。最大3時間やったとしても11時前後には終わります。残りの時間はケアや休息に充てることができます。こちらとしては最大の配慮です。実際のところこの週はウエイトができていませんでした。前半練習日程を大幅に変えて走っています。その中でウエイトは外せないと思っていたのですが計画通りにいきませんでした。1週間ぶりのウエイトです。トレーニングだけでは不十分なところがあります。大きな筋群を強化するためにもしっかりとやっておかないといけません。

全体的に基礎筋力的なものは伸びています。無駄に大きくなるのは避けたいので30分程度だけ。ベンチとスクワットのみ。もう少し器具があればもっと早く終わるのですが、今の設備だけでも他校からすればかなりあるほうだと思います。贅沢はいえません。先週の土曜日のトレーニングは見ていないので久々に見てみると最低ラインは超えています。女子で30kgを「最低目標」にしています。ベンチプレスでは体重の70%、スクワットは体重の120%くらいが最低ラインだと思っています。大きくするだけではなくこれが使えるようにならないといけないですが・・・。

トレーニングはやはり「差」があります。この「差」が実際の伸びに直結していると感じています。良い練習を安定して出来る者と波が激しい者、時間が経過したときに取り返しの付かない「差」となってしまいます。この時点ではなかなか気づかない。「甘さ」があります。それぞれの選手に話しかけて促したのは促したのですが自分たちで強くなろうという雰囲気にならなければいけないと思っています。こちらが求めるものの60%程度の安定度です。これではちょっと戦うのは厳しいかなと感じています。シーズンが近づくにつれて「危機感」が強まります。選手自身がどれだけそのことを感じているのかは分かりませんが・・・。

少し雰囲気が重くなっていました。疲労度もあるでしょうね。それでもしっかりとやっておかないといけない部分があります。男子もさすがに身体が重そうでした。ハードルジャンプなどを見ていると普段なら余裕で飛べる高さを何度か引っかけています。今更ですが週の中に一度休みを入れておいたほうが良かったかなという雰囲気でした。合宿のために調整するというのはあまり好ましくないと思っているのですが、さすがに冬期練習の後半ですからダメージも蓄積しているのでしょうね。故障しないように最大限の配慮だけはしておかなければいけません。

ほぼ予定通り11時には終了。あとは選手に任せました。この時間の使い方が有効に使えるかどうか?大きな部分だと思います。意識の「差」にも影響を及ぼすと思います。ここで「強くなるために何をしないといけないのか」を考えれらるようになっていれば自ずと行動が決まってきます。ここが分からない選手は強くなれない。当然のことです。

もうひと頑張りしてもらえたらと思っています。

車検に出していた車が戻ってきました。通常は車検代だけで終わりですが今回はなんちゃらオイルが漏れているということでウォータータンクがどうこうで・・・ということでかなりの費用が掛かりました。いい加減にしてほしいですね(笑)。基本的には車にこだわりはありません。部活等で選手の運搬をすることとちょと出かけるときにしか使わないので。それでも10万キロを突破。結構走っています。定期的な点検をしていこうと思います。出費がかさみます・・・。

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スタート練習だったかな??

2013-02-12 | 陸上競技
金曜日、この日もバタバタ。これくらい余裕がないと何をやっているのか分からなくなります。ここ最近のバタバタ度は非常に高い。自分のことを何かやったりするということはありません。3年生が家庭学習となり少し時間ができるかと思いましたがそれどころではないという感じです。そのため帰宅後は速攻で寝てしまいます。9時まで起きておくことができない状態。衰弱しています。

金曜日は・・・。何をしたか正確には思い出せません。困ったものです。練習はやったと思います。日程的にはスタート練習だったと。数日間落そうとは思っていたのですが、この日は通常通り。課題となる部分ですからしっかりとやっておきたいと。通常通りサーキットを行いそれからドリル、マーク走、バトン走でスタート練習へという流れだったと思います。

女子の4継で勝負をしたいと考えているのですが中心になる3人のうち1人がちょっとピリッとしません。自覚症状はあると思うのですが膝が上がりません。動きがなかなか変わらない。ここを変えない限りは勝負できない感じがあります。1人1人が全国で入賞できるレベルではありません。そのレベルの選手が一人いると全然違うのですがうちは普通のチームですから総合力で勝負するしかありません。12秒台を3人。ここが最低レベルの目標となります。今の状態ではちょっと厳しい。頑張ろうという部分はあるのですが持続できません。練習で波があるのでやはり安定した走力のアップにつながらないのです。

この日も途中で足の痛みが・・・。疲労もあるのである程度は仕方ないなという感じがありますが、今が一番しんどい部分です。ここを超えることができるかどうかで今後の結果は変わります。「強くなりたい」という気持ちは感じるのですがそのために「頑張らないといけない」という部分が持続できません。正確に言うとやってはいるのですが「物足りない」という感じでしょうか。「必死さ」というのが不足します。少し話をしましたが大きく変わってもらいたいと思っています。この子が大きく成長してくれれば戦えます。逆にもう一歩のままだと予定通りの戦いはできないと思います。

スタート練習、少し良くなっていました。前日全くダメだった女子、この日は無難なスタートができるようになっていました。これくらいのスタートができればある程度勝負できるのではないかと思います。最低でも12秒前半を出してもらわないと勝負にはなりません。そのことは本人も分かっているはずです。今の女子は基本的に「優しい」部分があります。「絶対に勝負する」という気持ちを持てない。「速くなりたいな」という気持ちがあるのですがそれ以上がない。ここがうちの甘さだと思いますね。1年生女子には練習開始前に少しだけ話をした気がしてきました。ここで何が伝わるか?大きな部分だと思います。

疲労は高いというのは分かっていますが今は頑張り時だと思います。思い出せないので記憶が多少前後しながら書いています。うーん、良いことではないのですが。曖昧です。お許しを。
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記憶を手繰りながら

2013-02-11 | 陸上競技
練習について書くつもりが全くそこまで届いていません。何なんでしょうか。一月は行く、二月は逃げると言いますがあまりにもあっという間に時間が過ぎてしまいます。辛いですね。

木曜日は動きの確認をしました。週末に合宿の予定ですからすこしは練習量を落とさないといけないかなと考えていました。全く休みのない中ですすんでいます。万全の状態で合宿を迎える必要はないと思っています。合宿で他校の選手と力くらべをするというのも大切な事なのですが、今は疲労の中で身体に負荷をかけ続ける時期だと思っています。あまりにもやり過ぎると故障をしてしまう危険性がありますが。気持ち練習を抑えるためにも終了時間を決めて行いました。

基本的にいつも通り。サーキットを行ってからドリルへ。特筆すべき事は全くありません。というか思い出せません(笑)。スタートまでは行いました。1年生エース、全くスタートができません。去年のシーズンもこの部分で苦しみました。入学当初は前半型だと言っていたはずなのですが。思い出してみると最初は60mさえもスピードが維持できずに大幅減速していました。今考えると本当に恐ろしい話ですね。今は中間のスピードが武器です。スタートでの動きがある程度できるようになると間違いなく上のレベルで闘えます。

6時前に終わらせて部室の掃除をさせました。跳躍選手だけは別メニューで競技場に移動して跳躍練習を実施。基本的に移動時間の節約とひとが多くて練習ができなくなってしまうということで冬期は全て学校で練習を行っています。さすがに砂場への跳躍を全く行わないというのは問題なので久々に砂場を使っての跳躍練習をすることに。
この冬はある程度跳躍練習をやってきています。感じ的にはまずまずかなというところでした。スピードは上がっていますからそのスピードを最大限に生かして踏切をする。潰れないようにする事と踏切が前にならないようにする事だけを意識して行ないました。まだ安定はしませんがすこしは形になってきていると思います。

私の疲労度はピーク。一日中会議があってその後の部活ですからエネルギーは残っていません。帰宅後20時半には完全に力尽きていました。翌日目が覚めたのは6時。水曜日も同じような感じでした。エネルギーが切れると流石に何もできません。充電を必要とするのですが、力が溜まる前に使ってしまいます。強く生きないといけないなとは思っていますがさすがにダメージが大きいですね。

前向きに生きていきます(笑)
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価値観の違い

2013-02-09 | 陸上競技
ここ最近思うことを。

世の中には多くの人がいます。そのすべての人が同じ価値観で生活をしていれば絶対に問題は発生しません。争い事は仲たがいは「価値観の違い」から生まれると思っています。全ての人の価値観が同じになることは考えられません。本当にそのような世の中になればある意味全く面白くない世界だと思います。良し悪しです。

現在部活の指導をしています。この「部活動」という概念でさえ多種多様なのだと思います。私は「部活動」は子供たちの成長を促す場だと思っています。クラスの部分でも多くの成長はあると思います。が、実際に多くの人と関わる中で「価値観の違い」に触れることのできる「部活動」は学校生活の中で大きな意味を持っていると考えています。これも私の「価値観」でしかないのですが。
部活動の運営に関しては各顧問に任される部分が多くあります。ここでも大きな「価値観」の違いが現れます。私が考える「普通のこと」が普通ではない部活もある。例えば「毎日練習をする」「時間を守る」という部分。これは常識的に考えて普通だと思います。が、練習に来るのが部員の半分以下、適当に始まって適当に解散するという部活動もあります。これを「部活動」というのかというのさえも大きな疑問があるのですが・・・。ひとくくりで「部活動」と言われる部分があります。意味が全く違うのではないかと考えています。


「価値観」が違うので議論にすらならないのですが、「部活動」は人として成長する場だと思います。合わせて基本的なことをしっかりと抑えることができる場だと。私は「部活中心だね」と思われがちですがそれ以外の部分のほうが生徒と関わっている時間が長いと思っています。陸上競技の練習さえすれば他のことはどうでもいいとは思いません。競技力が上がれば何でも許されるというのは違います。部活動ではきちんとした「ルールを守る」という最も基本的な部分を抑えないといけない。

こういう意味で本当の「部活動」とは何かを考えないといけないと思います。「勝利至上主義」になると今騒がれている「体罰」の問題になるのかもしれません。勝てないのは選手の責任、こんなこともできないのか、気合が足りないという流れになり怒りの矛先が生徒に向かう。気合を入れるために暴力に訴える。意味はない行為ですね。私は「人間的な成長」を促したいと思っています。もちろん「勝たせてあげたい」とは思います。きれいごとではなく「自己満足」の練習をしているだけでは本当に大切なものは見えません。「一生懸命練習すれば勝てなくても良い」というのは間違いなく「言い訳」です。きちんとした目標を掲げそれに向かって努力することで初めて人間的な成長があるのです。適当に練習をして適当にやっていて本当に「成長」できるはずがありません。

「部活動」が「勝つことを目的にしていないのだから」と言われます。私は「成長」のためだと書いていますが、やはり勝たせたいと思っています。一生懸命に「勝負」にこだわって練習をするから見えてくるものがあるのです。「部活動」に参加して適当に時間を過ごすのであればっわざわざやる必要はないと思います。人間は「所属欲求」というのがあります。集団に所属しておきたいと思う欲求です。自分は一人ではないと感じることで「安心」を獲るのです。しかし、それだけで大事な時間を使ってダラダラやることに本当に意味があるのでしょうか?適当に集まって適度に身体を動かす。これなら学外でもできるはずです。運動不足解消のための運動部というのは目的意識が全くないですから周りから見ると非常に嫌です。それも私の「価値観」でしかないのですが。

時間を守れない、基本的生活習慣を身につけることができない。これを認めているのが本当に「部活動」でしょうか。学校の教育活動の一環(勤務時間内に限るとは思いますが)としてどうなのか。私の「価値観」ですから批判される可能性はありますが。人が集まってワイワイ何かをやるのは部活動ではなく「遊び」です。目標を共有しながら同じ方向に進んでいくのが「部活動」に求められることであり適当にやるのは「サークル」です。基本的な「ルール」を教えていくことが「部活動」を通じて教育活動だと思います。「部活動」で求められる最低限のルールや約束事を守れない、他者に多大な迷惑をかける場合は厳しく指導されても仕方ないと思います。「なぜそれが悪いのか」が分からないから問題行動を起こすのです。厳しい指導とは「体罰」ではないというのは言うまでもありません。

陸上競技で予選で落ちる。このことを厳しく叱責しても意味はないと思います。競技力云々で注意を受けるのであれば強い選手は何をしても良いということになります。ここは大きな問題です。勝った負けたよりも大事なことがある。例えばレース前に必要なアップをする。この部分で手を抜いてレースで結果がでない。こういう場合は注意が必要です。一生懸命に準備をして全てやり尽くしての結果と準備不足での結果では評価は全く違います。その結果にたどり着くまでのプロセスの中に何があるかだと思います。

深く考えて部活をしている選手はそれほどいないと思います。基本的には「強くなりたい」「上手くなりたい」というのが根底にある。それがなく「運動したい」のであれば「部活動」としての意味はなくなります。教員は「部活動」のために働いているわけではありません。人によっては「勤務時間外労働は一切しない」と公言する場合もあります。それはそれで否定できない部分もあります。勤務時間以外に強制的に労働させられるのは良いことではありませんからね。私が部活動を見ているのも基本的には「勤務時間外労働」です。ここを「労働」と捉えるか「教育」と考えるかも「価値観の違い」でしかありません。どちらが間違っていてどちらが正しいというものではないですから。

私は後者です。教育活動だと思います。だから教員は多少無理をしてでも部活動で生徒と関わる。その中でしか教えることのできない部分があるからです。「走るのが速いから陸上をやる」という子が一番最初のスタートラインだと思います。しかし、それだけでは現実社会を生きていくことはできない。その現実を突きつけられるのは部活動だと思います。速いだけではできないことがたくさんある。人間関係を作ったり周りに気を配ったりする部分は「個人」ではできないからです。人と人との関わりの中で見えてくるものがある。それが「部活動」だと考えます。

小難しい話になりましたね。半分くらいの人は途中で「意味が分からない」と思われたかもしれません(笑)。まー個人的なblogですから興味のない人は読み飛ばしてください。それで十分です。誰かに好かれたくてblogを続けているわけではありません。本心は書けない部分がたくさんあります。それでも少しは「教育的な活動」につながるのではないかと思っている部分もあります。

相変わらずダラダラ長くなりました。また書きます。

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気持ちの切り替え

2013-02-08 | 陸上競技
毎日書くと決めているblog、書けませんでした。ここ数週間はなんとか気力を振り絞って書いていたのですが水曜日、木曜日と完全に力尽きた感じがあります。さすがにエネルギー切れという感じでしょうか。何度か書いていますがほとんど休むことなく何かをしています。それでも全く進まない現状。少し進んだとしてもまた他のことがやってくる。うーん。

水曜日、この日は推薦入学の選抜が行われました。中学生にとっては大きな一日になったと思います。学校は休みとなっていたので夕方からトレーニングを行うことにしていました。色々とやることがあったので朝から夕方までバタバタ。練習開始にも間に合いませんでした。16時練習開始としていました。細かい指示は一切出せていません。自分たちで考えて行動したようです。これも大切。が、少し注意を受けたということでした。屋外で練習ができる状態でしたが武道場でトレーニングを進めようとしたとのこと。畳が傷むのであまりよくないであろうとesaki先生からアドバイスを受けたようです。

高校生はまだ「こども」の部分が残っています。自分たちがやろうと行動した部分で「良くないね」と言われると気持ちが落ちます。こういうアドバイスをきちんと受け止められることも大事です。私がグランドに到着したときには「注意を受けた」という部分が大きく残っていてかなり雰囲気が重くなっていました。この時点で気づいてはいたのですが放置。電話がかかってきた部分もありそちらを優先しました。放置に関しては「意図的」な部分もあります。やろうと思っていたウエイトもできなかったので最後は補強を30分程度行って終わるように指示。私は少し早く帰宅しました。18時半くらいでしたが・・・。

木曜日の練習開始時に話をしました。取り組み方、考え方の部分の話です。前日の練習、選手も日誌に書いていましたが「雰囲気が重かった」という事実があります。このような雰囲気の中で練習をして意味があるのか?身体を動かすという意味では意味があるかもしれませんが「やるだけ」の練習になってしまうはずです。この大事な時期にそのような練習でいいのか?考えないといけません。人間ですから「ミス」をすることもあります。注意を受けることも。本当に大事なので「その後の行動」なのです。ここで気持ちを切り替えて次の行動に移さなければマイナスの雰囲気の中で物事を進めていくことになります。

例えば、レースの予選でスタートを失敗する。準決勝には進めたが「スタートで出遅れた」ということを考え続ける。結局は準決勝でも同じようなミスをするのです。それは「気持ちの切り替え」ができないから。終わってしまった過去のことを悔やみ続けて前向きになれない。「ミス」を悔やんで引きずると結局同じような「ミス」をする。気持ちの切り替えができないからです。

ミスをしたこと、注意を受けたことに関しては「反省」が必要です。なぜそのような状態になったのか?きちんと原因を分析しておく必要があります。何も考えずに「失敗したけど気にしない」というのは「気持ちの切り替え」ではありません。なぜその様な事がおきたのかを自分の中で分析し理解しておく必要があります。ここをしないと次も同じようなことを繰り返します。「怒られた」と嘆くばかりで次も同じことをしてしまうタイプの典型的なパターンですね。きちんと考えていないからまた同じミスをする。これでは成長はありません。

水曜日の練習の質は明らかに低かったと思います。通常のレベルの練習。一般的な高校生がこの練習であれば問題はないのかもしれません。が、今自分たちが本当にやらなければいけない練習としては全くです。他の部活動と比べてこの練習レベルであれば「すごくできている」と思われると思います。練習負荷の部分ではですが。それなりに声も出ています。しかし、私が求めるレベルの練習ではない。ここに自分たちで気づかなければ意味がないのです。

日誌に「雰囲気が重かった」「もっときちんとやらなければいけなかった」と書いていました。そう思うのであれば「次からは」ではなく「今」やる必要があるのです。今度やるときはきちんとやろうと思っていたらその日の練習の質は絶対に上がりません。やるのは「未来」ではなく「今」なのです。今回、私はあえて当日には言いませんでした。その日の練習の質と今後の成長を天秤にかけたときに「失敗をさせる」ことを選びました。その場で言われただけでは分かりません。「雰囲気良くないな」と感じることが大事なのです。

本当であればこの状態で「雰囲気を変えよう」と気持ちを切り替えれるチーム状況でなければいけないのです。しかし、まだそこまではチーム状況は成熟していないということです。成長はしていますが本当に必要な部分までの成長には足りません。

誰のための練習なのか?ここが全てを決めると思っています。この部分が変われば最後の一押しができて劇的に変わると思うのですが。簡単にはいきませんね。
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雨が降るまでに

2013-02-06 | 陸上競技
火曜日、色々と予定を考えないといけない一日でした。正直半端なく忙しい一日となりました。私の仕事の処理能力が低いのかもしれませんかわやってもやっても全く仕事が終わりません。集中して取り組んだ時はめちゃくちゃ働いていると思っているのですが、それでも次から次へと何かしらの仕事が降りかかってきます。忙しいのかどうかはわかりません。遊んでいないのだけは確かです。

昨日書いた記事にも記載していますがクラスの生徒には話をしました。バタバタしていて生徒と関わる時間がない。何が大切なのか分からなくなってしまいますね。限られた時間で生徒に話をしました。クラスの生徒は私にとって本当に特別な存在です。少しの時間であってもこの子達と一緒に過ごしたい。何かしら伝えることができたらと思っています。紙に書いて渡すこともすごく大切なことだと思っていますが、やはり自分の口で想いを伝えるというのが我々の仕事です。自己満足だと非難されるかもしれませんが何かしらの想いが伝わると思います。その想いがない人も少なからずいると思います。価値観の違いです。

天気が微妙でした。前日の段階で雪が降るかもしれないという予報でした。全く走れなくなるというのは面白くありません。水曜日はもっと天気が悪くなるかもしれないという危険性がありました。どうなるのかは分かりませんが早めに判断して火曜日と水曜日のメニューを入れ替えることに決定。朝の段階から午後の練習のために動きの確認を最優先することに。

午後は天気が下り坂。いつ雨が降るか分からない状態でした。しっかりと走り込みをしておきたいと考えていましたがそれどころではありません。やりたい練習をどこまでできるのかの問題となってしまいました。なかなか思い通りにいきませんね。

サーキットは1セット。とにかく早くやりたいという気持ちが強くありました。ほとんど休みを取らずにドリルへ。悠長に準備をしている場合ではありません。ここに関してはいつも通り。早く早くと急かしながら練習。良いことではありませんが背に腹は変えられないという感じでしょうか。

アップが終わりフレキを始めようという時に雨が降り始めました。まだ本降りとは言えないですが、携帯で雨雲予報を見ると17時前後には雨が本降りになってしまうという感じでした。これはまずい。この日は全体の流れを考えてやはり平地でスパイクを履いてトップスピードで走っておきたいという気持ちがありました。そこまでの練習をどれだけ早目に進めていけるかがこの日の最大のポイントとなりました(笑)。

フレキをやってからマーク、バトン走と一気に進めました。この段階でかなり動きは良かったですね。何人かは6時間目にロードレースの練習をしています。もうかなり前に終わっているのですが決められた回数走るまではずっと走ることになっているようです。さすがにしんどいでしょうね。それでもある程度の動きができるようになっています。確実にレベルアップしていると思います。

バトン走が終わると雨は本降りに。しかし、ここまできたらスタートまではやっておきたいと考えました。短時間でやってしまえば何とかやりきれるのではないかという感じがありました。やるしかありません。前日スタートの動きの確認をしつこくやっています。この感覚が本物になるかどうか。大きなことだと思います。

条件的には良くなかったと思いますがかなりスムーズになっていました。この動きがレースで出せればある程度の結果が付いてくると思います。女子の下級生が3年生に太刀打ちできないというのが少し問題ですが。ここにきて3年生、めちゃくちゃ動きが良くなっています。他の者も悪くないのですがちょっと力の差がありました。考査があったので少しの練習量が減っている負分があります。これが良い方向に出ているのかもしれません。逆に下級生は3年生と勝負できるくらいのレベルにならないと上の大会では戦えません。秋と比べるとかなり強くなっています。4継は本当に面白いと思っています。が、まだ力不足があります。秋より1秒近くは上がっているとは思いますがこれでは中国に進んで終わり。まだ一人当たり0.2秒は上げないといけません。可能性はあります。あとは本人達の覚悟の問題だと思います。

雨がひどくなったのでスタートまでやって終わり。時間があったのであとは補強を。ここ最近は全体で集まって補強をすることが少なくなっていました。体幹が不足しているのでひたすらやらせることに。1時間半しかできませんでしたが(笑)、久々に追い込むことができました。時間がある時にはガッツリやっておきたいと思います。本来であれば家でもやってくれないといけません。自分でやらない限りは本当の力にはなりませんからね。

私は疲労困憊。いつになったら回復するのでしょうか。無理かもしれないですね。
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もどかしさ

2013-02-05 | 陸上競技
ここ最近の教育に関するバッシングは本当にすごいものがあります。ここまでくると今の仕事をしている意味はほとんどなくなってしまう可能性があります。「学校」は生徒が好き勝手にやる場所。高校を卒業しないと就職や進学ができないから行くだけいく場所。気に入らなかったら「保護者に言ってもらう」というのがまかり通る場所。それが本当に「教育」なのかというと疑問を感じます。

「良い子」を育てるというのはどういう意味でしょうか?表面的に教員の言うことだけを聞く。自分の進路に直結する部分だけはまじめにやるがそれ以外は手抜き。そういう生徒を世の中が求めているのでしょうか。何度も言いますが「体罰」は決して許されることではありません。「罰」を与える必要がある場合、高校では「停学」があります。これは「形式的な反省の場」になる危険性もあります。「すみません」と謝っておけば済む。極論で書いているので批判をされるかもしれませんが、「時間が経過したら終わり」という部分です。

教師が生徒に発した言葉の一部が抜き出され「暴言」と取り上げられる。生徒から教師に対する行き過ぎた発言などは無視。それに対してきつい言い方で注意するとこれも「暴言」と判断。教育とは何でしょうか?暴言を吐かれても我慢。挑発されても我慢。これは仕方ない部分だと思います。歩いていて暴言を吐かれた相手を殴ったらこれは当然「暴行」ですから。しかし、教育の場面では他の場面よりも多く「注意を必要とする」ことがあります。これに対して生徒は素直に従うわけではありません。「何でこんなことをいわれないといけないのだ」と反抗をする者も少なからずいます。それでも辛抱強く我慢我慢です。

教育現場での問題は全て「教師が悪い」と言われています。一部では「ゆとり教育」の弊害だと。だから「土曜日授業」を再開するべきだと言われる。これにより民間は週80時間労働のところを、教師は84時間動労を強いられる。さらに月100時間の時間外労働を「ボランティア」で行う。それは「教師だから当たり前」とマスコミが取り上げ世論はそういう方向に流れる。理不尽なことがあっても「生徒の意見」「保護者の意見」が最優先される。それが今の教育現場です。「問題なく時間が過ぎ去ればいい」と思って教育活動を行うほど面白くないものはありません。

基本的に「お金のため」に今の仕事をしているわけではありません。どちらかというと仕事に関わる出費がかさむことのほうが多い。それでも今の仕事を続けています。それは目の前の生徒に対して「想い」があるからです。クラスの生徒の前で話をしました。本当はもう少し話をしたかったのですが時間の関係で「想い」の100分の1の話しかできませんでした。私は生徒に好かれようとは思いません。変な理想を掲げる気もありません。それでも私が何を思い何を考えているかの断片くらいは伝えられたらと思っています。

「信念」を持つこと。これが全てだと思っています。何をやっても必ず批判はされます。その時にどのような形で「責任」を取るのか。これまでクラスマッチや文化祭の展示などかなりの時間を割いて取り組んできました。その様子を見て「何をやっているんだ」と言う人も当然います。こんなに時間をかけて・・・とか遅くまで残ってやらせるのは問題ではないのかと言われます。人によっては「学校行事」は煩わしさが増えるだけと感じる部分もあるのでしょう。そこまでしてやってもどうせ壊すだけだという人もいます。しかし、私は生徒にやらせていることに対しては「信念」をもっています。この部分で問題になるのであればその「責任」は生徒ではなく私にあります。この感覚の「差」は一生埋められないと感じています。

「信念」を持って生徒と向かい合う。卒業の日にいろいろやりたいなと考えていることがあります。学内の人には一切迷惑はかけません。しかし、この姿を見て絶対に非難が出るでしょう。「何をやっているのか」「問題だ」と。それが本当に問題行動であり生徒のためにならないと保護者から苦情があれば私は受け止めます。今考えるうえで「問題」にあたる部分は一切考えれません。それでも批判は出る。世の中そういうものです。それに対してどう向かい合うのか。一緒に時間を過ごした生徒たちの中に「何か」を残せる。高校卒業の日の「記憶」として残る。これがこの子たちの中に「種」として残りいつか芽を出してくれるだろうという「信念」がある。それを「何をやっているのだ」と批判するは簡単なことです。では子供たちに何を伝えるのか?それがないのであれば批判されてもその批判には意味がないと思います。

私はこういう性格だから100人いたら60人くらいは好きと言ってくれるだろうが40人くらいは大嫌いだと思うと話しました。実際そうだと思っています。クラスの生徒が全員私のほうを向いているどうかは分かりません。無難に生きて100人から「普通」という評価を受けるよりも「信念」を持って生きて「60人から好かれるほうが良い」と思います。何かをすれば人の目につきます。人の目につけば賛同してくれる人もいれば絶対的に批判する人もいる。陸上に対する取り組みも同様です。「良い指導者」と言ってくれる人もいるでしょうがそれと同じ数だけ「最低の指導者」と言われていると思います。無難に生きることは私らしくないと思っています。問題行動は許されない。しかし、誰のためなのかを考えるときに「信念」をもって示せるか?ここだと思います。

まとまりがありません。この手の内容を文章で上手く説明するのは不可能です。文章力がないというのもあると思うのですが、あまりにも微妙な話が多すぎて深く書くことができません。「金」のために働いているわけではない。今の仕事に誇りを持っています。それでもこう周りが騒ぐと・・・。

また書きます。多分。

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またも雨&考えさせられる

2013-02-04 | 陸上競技
月曜日、この日は朝から雨でした。予報通りです。これから3日間は雨が続くという事です。大切な時期ですからなんとか練習をしたいという気持ちがあります。選手達も以前と比べかなり意欲的になっていると思います。勝負できる可能性が出てきていると感じています。

朝練ではひたすら動きを。限られたスペースを効率よく使わなければいけません。20mもないであろうスペースの中で動きを確認する。練習スペースは人がすれ違うのがギリギリです。それでもできる事をしっかりとやらせていこうと考えていました。やりたい事はこれくらいのスペースでなんとか出来ます。走ったりは厳しいですが動きの確認だけは十分。

この日は本当にバタバタしていました。結構ハイペースで働いているのですが、やってもやっても仕事が減りません。クラスの生徒達ともう少し話がしたいなという気持ちがあるのですがそこまでの時間が確保出来ません。申し訳ないなという思います。が、私がやらなければいけないであろう事が山のようにあります。どうなんでしょうか。これでもマスコミは我々を叩き続ける。仕事量や精神的な負担からすれば絶対にバランスが悪いと思います。まー言っても仕方ないのですが。

選手の日誌には少し目を通すレベル。見ていると金曜日の練習中に他の先生が声をかけてくれたとの事。こういう先生方の気持ちを感じ取りながら子供達は成長していきます。一生懸命やっているというのは子供の事を思う教員には必ず伝わります。逆も然り。当然だと思います。応援されるチームになってもらえたらと強く思います。

午後は雨が止んでいましたがグランド状態は全くダメでした。とても屋外で走れる雰囲気ではありません。サーキットをやってからドリル。これをできるだけ手早く終わらせました。放課後の練習が始まるのが学校行事の関係で10分程度遅れました。ここを取り戻すためには急ぎ足てやっていくしかありません。ある程度やってから校内の廊下へ。うちは基本的に外廊下ですからそこでは走れません。唯一室内の廊下で60m程度取れる場所があるので一昨年からはそこで走るようにしています。もちろん、廊下で走るというのは原理原則論で言うと「おかしい」かもしれません。しかし、多くの人が応援をしてくれています。遊び半分でやっているわけではないというのが伝わるのだと思います。先ほども書いたようにきちんと伝わるのです。

が、この日は少しだけ違いました。詳しくは書きませんがあまりにもひどい態度を取られました。以前から感じていましたし、生徒も感じている部分です。ここで書くにはふさわしくないと思うので書きません。ここまであからさまに行動されると私も穏やかではありません。でも、我慢です。私があまりにも態度に出すと間違いなく選手もそういう態度になります。感じてはいるの思います。迷惑をかけているとは思います。練習場所として廊下はふさわしくないと言われたら確かにそうかもしれません。それでも人が歩いている時にはぜったいに走りません。危険ですからね。今後は少し考えていかないといけません。重箱の隅をつつくような言い方、行動を見て子供達は何を感じるでしょうか?これ以上書くとこのBlogを読む可能性のあるうちの生徒にも悪影響を与えるでしょうからやめておきます。まー何なんでしょうね。選手はきちんと自分のことをやってもらいたいと思います。

気持ちを取り直して練習はしました。フレキをやってからマーク走。これはかなり良かったですね。これくらい進むと本人達も楽しいのではないでしょうか。無理矢理進むというのではなく楽に速く進んでいる感じがありました。少しだけですが動きが本物になりつつあるのかなと。良かったのでそれほど本数を重ねずに短時間で。

その後は金曜日できなかった加速段階の動きを。タイヤが使えないのでチューブを使って代用。できる事をできる場所でやる。それしかありません。1年生エースのスタートがうまく行っていません。練習中にスタブロの位置を変えて修正をしているのですが気がつくと元に戻っています。これではいつまでも先には進みません。足運びにも癖があります。中間は抜群なのですが加速段階で足だけの動きになります。今のままでは絶対にレースで失敗してしまいます。加速段階の動きを中間につなげていかなければいけない。時間をかけて取り組んでいかなければいけないのです。

かなりの時間をかけました。3年生、めちゃくちゃ動きが良くなっています。驚きました。私にできる事は全てやってから送り出したいと思っています。もう一度一緒に勝負できたらという気持ちはありますが不可能です。新しいステージでしっかりと戦ってもらいたいので今はできる事をしっかりとやっておいてもらいたいですね。廊下なのでスタンディングからのスタートしかできませんでしたがこちらの話している内容を理解しようとしているのが伺えました。こういう部分の成長が見られます。

最後にどうしても外で走りたかったので少しグランドが緩いですがスタブロからのスタートをしました。外は真っ暗でしたがやらなければいけない事はしっかりとやりたいと思います。練習が部分的なもので終わるのではなく次につながっていかなければいけません。可能な限り実際の動きを行っておきたい。形を重視するだけではなくきちんとレースにつながる練習をしなければいけないと思います。
スタブロからの出も少しよくなっていました。まだまだ足りない部分は多々ありますが改善はできつつあります。何度も何度も繰り返しました。私もできる限り近くで見続けました。少し意識が緩むと加速段階で身体が起きてしまいます。実際のレースの事を考えるとこれは許されない事です。部分的な練習ではダメなのです。試合を意識した練習をしなければいけない。スタートして潰れてしまう選手もいます。それでもその状態から走らないといけない。実際のレースでも上手くいかずに潰れてしまう事もあります。そこで諦めてしまうというのではレースにはなりません。崩れても走るという意識派持たないといけませんね。

雰囲気も良くなりつつあります。まだまだできると思います。前に進んでいきたいと思います。色々と考える事はあります。目立つように成れば応援してくれる人も批判する人も増える。そこは忘れてはいけない。全ての人が応援してくれるということはあり得ないのです。何をしても批判する人はいる。だからこそきちんとした姿勢で競技と向き合わなければいけない。そう思います。私自身も前を向いてやっていきたいですね。誰のためにやっている事なのかを考えてやっていきます。
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