kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

やるべきことをやる

2019-04-18 | 陸上競技
水曜日。個人的に感じる部分があります。1年生の担任をやることになり、こちらも気持ちを引き締めてやっていかなければいけないなという部分。生徒と友達になる気はありません。何でも受容するのは違う。私のようなタイプが全員に受け入れられるとは思っていません。そへでといいと思って向き合うようにしています。
 
 
先日、LHRとチャレンジタイムがありました。チャレンジタイムは色々やろうという時間。今後ある学校行事の内容をクラスで決めるという時間に充てられていました。ある程度の流れを確認して全て生徒に任せる。幸い明るく前向きな子が多いのでその子達が中心になって話し合いを進めてくれていました。私は見守る。教室を空けて自分たちで進めさせる。
 
 
こちらが主導で何かをやるというのは楽です。お互いに。よく分からないという中で話し合いをしていますから誘導しやすい。これは個人的に全く面白くない。上手くいかなくても自分たちである程度考えて行くというのは大切。本当に困っているのであれば自らの意思でそれを伝えてくれればいい。それもコミュニケーションの勉強だと思っています。与えすぎは人間から工夫する力や考える能力を奪うことになる。
 
 
そしてそのチャレンジタイムに関しては振り返りシートがあります。前回担任をした時にはそこに目が届いていませんでした。今回はきちんと振り返りをさせたいなと。提出を促していました。翌日提出されたものを見てみるとほぼ白紙の者も。4行書くことになっているものが2箇所あります。全て1行しか書いていないという生徒も。全員分チェックしてやり直しをさせました。
 
 
この行為に意味があるのかどうか。評価になるかどうかという部分かもしれません。点数がつくからきちんと書く。そうでないものは適当にやっておけばいいという考え方もあるかもしれません。が、その時その時に自分自身が何を感じたのか、何を考えたのかを文字にするというのはすごく大切なことだと思います。やって終わりではない。やるべきことがあふならそれは最後まできちんとやるべきだと思います。その中から見えてくる事がある。
 
 
点数化されるからきちんとやるというのは面白くないなと思っています。入学式の時にも話をしましたが3年後自分がどうなっているのかをつねにイメージさせる。やればいいという話ではなく、到達地点に向けて少しずつ積み上げて行く感覚です。これは競技と一緒だと思います。いきなり変化を生むわけではない。小さな積み重ねが変化を生む。
 
 
以前、大阪に行った時にmtm先生と色々と話しました。練習の中で様々な事をやっていました。その時「何が意味があるか分からないのであれこれやっている」と言われていました。直接的に競技に関係あるかどうか分からない動きでもひょっとしたらそれがプラスになるかもしれない。そういう感覚の中で物事を捉える。目に見える部分だけではなく様々な事がそこにあるのだと思います。
 
 
実際は他の事もそうなのではないか。生きていく中で目に見える部分だけではない。評価をされる事以外に本当に大切な事があるのではないか。実はそこを大切にしなければいけない。最近は特にそう考えるようになっています。正解かどうかは誰にも分からない。単純に座って勉強しているだけではこのような感覚にはならない。気づくことさえないかもしれない。自分自身競技を通じて学ぶことがある。それを他の部分にどう還元していくか。
 
 
やるべき事を徹底する。ここは続けていきたい。忘れないように。今を大切に。
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私にできること

2019-04-17 | 陸上競技
思うことを。どこまで言葉にできるのか分かりませんが。
 
 
火曜日の練習。後半、あれこれ思うことがありました。基本練習しているのは女子だけ。男子も練習はしていますが補強のみ。そこに対して私が何をするのか。ちょっと悲しくなりました。時間をかけて作っていこうという感覚がありました。もう少し「意欲的に取り組む」事ができると良いのかなと。中学時代とは違うというのをかなり言っていますがその意味がなかなか分からないのだと思います。上級生も含めて取り組みの見直しが必要だと思います。
 
 
そんな中で女子はひたむきにやっていました。前半マークタタタをやりたいと口にする。今の自分に足りないからやりたい。そういう部分が伝わってきます。主体的に取り組める。もちろんまだまだ甘い部分はあります。しかし、この辺りは大きな成長があります。試合が近づいているのでなんとか力を発揮したいという感覚の中でやっているのだと思います。陸上競技がしたいという気持ちが伝わってきました。
 
 
それがあったので少し集めて話をしました。こういう時にはこちらがコントロールする必要があると思います。「もっとやっておきたい」という思いが出てくるからです。この日はとにかく「最低限の負荷をかける」という感じになります。やれば良いわけではない。強い負荷をかけること、練習量を追う事は求めていません。それでも「やっておかなければいけない」という気持ちが選手の中に出てくるのは分かります。不安が出てくるのだと。もっとやった方が良いのではないか。その気持ちが出てくるために気持ちも焦ります。
 
 
やるべきことはやってきている。あとは力を出し切ることを考えることです。それが大切。量を追う必要はないのです。
 
 
最後の120-60をが終わって全体集合の後に数人だけ残して話をしました。特に2年生は少なからずお互いを意識している様子が伺えます。特に相手を意識しているなと感じる選手もいます。負けたくないという気持ちが走りに出ます。その気持ちは大切だと思います。それは強くなるための原動力です。近くにライバルがいることは自分自身を成長させてくれる大きな要素だと思います。
 
 
しかし、この気持ちが強くなりすぎると「相手に負けたくない」という部分が一人歩きしてしまう。それにより必要ない力みが生まれる。それだけではなく自分以外に意識をすることになり本来の力は出せなくなります。この部分に関しては絶対に話しておかなければいけないと思いました。
 
 
やるべきことをやる。それが必ず結果につながると思っています。余計なことをする必要はない。試合だからといって特別なことをやると動きが崩れる。勝ちたいと力んでもマイナスにしかなりません。そうであれば自分の動きに集中する事が必要になるのです。
 
昨年の支部大会、初めてmichiがnaoに勝ちました。そのことを例に挙げて話をしました。これまでずっとnaoに負けていた。本来であればそれを自信に変えていかなければいけない。それが県選手権では決勝でnaoに勝つことを考えすぎて本来の動きが全くできませんでした。かなりのタイム差をつけられて負けました。力は間違いなく互角でした。どちらが勝ってもおかしくない。それでも大きな差がつきました。終わった後話をしましたがかなり機嫌が悪かった。自分自身に対しての苛立ちを抑えられない感じでした。自分以外に意識がいくことで力が出せなかったという典型的な例だと思います。
 
 
県総体では自分のレースに集中していく事が出来たのでほぼ互角のレースをしてくれました。この時は乗り越えていました。勝負する相手は他の誰でもない自分自身だというのが分かったのではないかなと。
 
 
この日、練習を見ていて「負けたくない」という感じが強く感じられました。それが気になったので残しておくと話をしたのです。感覚的なものです。なぜ話をしようと思ったのか?と言われても絶対答えられません。必要だと思ったから話したのです。
 
 
まずは自分自身が力を出し切ること。ここが大切です。自分がベストパフォーマンスをして負けたのであれば力負けです。それをきちんと受け止めなければいけない。次こそは自分がもっと強くなって勝ってやるんだと思う事がエネルギーになります。自己ベストを更新して負けたのであれば、現時点ではどちらにしても勝てないということになる。そここら目を背けてはいけないと思います。いつも勝てるわけではないのだから。そうであれば負けを認めるということで新しいスタートが切れる。だからこそ自分の力を出し切ることに専念しなければいけない。
 
 
相手を意識しすぎることで自分を見失います。そんな感じの走りで勝てるほど甘くはない。違いに高め合う関係を作る。ギスギスしてしまうのは絶対に避けなければいけない。勝負なので誰かが勝って誰かが負けてしまう。そこから何を感じ取れるか。ここが理解できるかどうか。一時的な感情に流されるのだけは絶対に避けなければいけないと思います。
 
 
切磋琢磨。自分を磨くために何をするか。私にできることは今目の前で必死に強くなろうとしている選手に手を差し伸べること。進むべき方向性を示すこと。ここができるかどうかです。必要とされているかどうかは分かりません。それでも力を磨くためにやるべきことを理解する。一人ではできません。自由気ままにやって行く中で勝手に強くなるという話ではない。それが分かってくれるはずだと思って話をしました。分からない人間にどれだけ話しても分かりません。そういう感覚がないから。分かる人間にだけきちんと話をしていきたい。
 
 
いい表情をしていました。しっかりと感じ取れるようになってきたのかなと感じていました。
 
 
このことに関して記録しておきたいと思っていました。まとまりはないかもしれませんが。誰かのために生きていきたい。その想いが強くあります。私に与えられた使命はそこだと感じています。
 
 
まとまりませんが。書いておきます。
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刺激を入れる

2019-04-17 | 陸上競技
火曜日。この日の練習は刺激を。疲れを残したくないので短時間で行うことにしていました。練習計画もかなり省略しながら。たくさん走る必要はありません。あれこれ考えました。
 
 
男子はあちこち痛いということで全員別メニュー。他のメニューを考えました。完全に別のメニューを考える必要がある。なかなかです。blogに書くとあれこれ問題があるかもしれませんが。上級生がいない、経験者がいないという中での練習を重ねてきました。卒業したSoがいた時から懸念していた部分です。同じことを伝えていますが男女差が出ます。支部大会、誰も出られない可能性があります。難しいですね。
 
 
走る者は淡々とアップを進めていく。40分くらいで予定していましたがほぼ予定通り。これくらいの時間でできれば良いかなという感じがあります。そこからスプリントをやっていって10バトン、カーブ直線。さらにバトン合わせを。走力がそこまであるわけではない。2年生2人を中心になんとか戦っていこうという感覚です。経験が少ないのでどうなるのか。去年リレーに全く出れていないというのは不安材料です。
 
 
バトンはある程度渡ります。まだまだ精度が低い。1-2走の所がポイントになると思います。走力の差があります。詰めておく必要があるとは思います。実際バトンパスの練習をやり始めたのは春休みに入ってから。並走などはやっていましたがパス練習は少ない。例年と比べるとかなり少ないのは確かです。そこに時間をかける余裕がなかった。走力を上げるためにどうするかをひたすら考えていくしかない状況。こちらも厳しいですがやるしかないという感じです。
 
 
スタート練習を少しやって60mを。一応記録を計ろうかと思っていたのですが、その前に「タタタ」をやっておきたいという要望が。あまり疲れを残したくないのですが、希望だったので。本人たちが希望したらなんでもやるというわけではありません。必要だと感じた部分に対してこちらもやるだけ。60mは1本だけ。タタタをやったのでその分減らしました。
 
 
最後に120-60を。本数は最低限で。個別に出るから段差で出るか。ここも考えものです。本人達はかなり悩んでいたのですが、実際のレースを意識して段差スタートで。周りに人がいても力まない。競争する中で自分の走りに集中する。そういう経験です。1本ずつですがよく走れていたと思います。条件さえ良ければかなりのタイムが出せるのではないかと感じています。
 
練習に関してはこれくらいで。また別に書きたいことはあるので。そこは必ず書きます。必ず。
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疲労を抜きながら

2019-04-16 | 陸上競技
月曜日。7時間授業なので練習開始は17時前。部活動集会もあったので開始は更に遅れる。なかなか難しいですね。やりたいことはあれこれあります。それでも週末は支部大会。取捨選択です。
 
 
チーム力に余裕があれば県総体に向けてという感覚になります。今年はそんな力はない。まずは支部大会を抜けなければいけない。ここの部分は大きいと思います。シード権なし。昨年ショートスプリント系で戦っていけましたが、今年は本当に厳しい。それでもやるべきことは変わらないと思いますね。必死。
 
 
アップは減らしました。ここまで来て補強をガンガンやる必要はないからです。疲労を抜く一番の方法はトレーニングを減らすことです。うちの練習の流れの中でここは大きなウエイトを占めています。これを落とすだけで身体にかかる負担は減っています。アップはビランス系をやってDM∞。セラバンド補強とハードル股関節。スピードハードルはやめました。疲れるので(笑)
 
 
走りに必要なのでハードルドリルはやりました。ver2にすると時間がかかるので昨年度までやっていたパターンで。これだけでも違います。使うべきところをしっかりと使う。それだけで全然違ってくる。
 
 
スイッチングをやりましたが、その前にチューブ腿上げ。チューブを使ってトントンをやる。身体の前で動かすためにどうするのか。ここも考えながらやらないといけません。新入生もこの辺りまで一緒に。走るメニューはしばらくなくてもいいかなと思います。すぐに結果を求めるのではなく長期的視点で見ていく。今すぐ勝負ができるというわけではありません。秋以降に少し走れるようになれば良いかなと。
 
 
スタート5歩やって前半マーク。かなり動きが軽くなっているなと感じていました。まー前半に補強していないのである程度元気なのはあると思います。試合の時に補強のような負荷をかけることはありません。当然身体が軽く感じるはず。特別な調整は必要ないと思っています。負荷を減らすだけ。随分違います。その勢いでトーイング。スピード刺激です。
 
 
思う事があって60m加速。土の上ですが何回かやっておきたいなと。土曜日にやった時に記録を計ることで明らかな「力み」がありました。この事は前の記事にも書いたかもしれませんが。他の選手が自分より良いタイムを出すと「自分も出さなければ」と思います。必要以上に頑張る。これまで基本的にタイム測定はしませんでした。誤差があるからです。しかし、こうやってタイムを計ることで見えてくることもある。目の前の選手に必要なことを判断してやる。ここも考え方なのかなと。
 
 
まー狙い通り明らかに力んでいる選手がいました。これも経験。新入生はスピード刺激を入れています。人数が少ないので2人のうち一人がリレーを走ることになる。そうなると明らかに相手を意識する。見ていて明らかな感じでした。この部分はそれぞれが感じ取っていかなければいけないのかなと。記録的には土曜日より走れていました。疲労度の部分が一番大きい気はしていますが。
 
 
この辺りで抜いてもいいかなと感じていましたが「前半マークタタタ」をやりたいというので実施。本数は2本だけ。バトンも少しやりたいというので25バトンを2本。走る量を減らしておきたいし、早く終わりたい。最低限の刺激を入れたらいいなと。
 
 
終わろうか?という話をすると「120を走りたい」とまー当初予定していたのですが。もう良いなーと思っていたら「やりたい」というので。1本だけという約束で実施。気持ちよく走れていました。これくらい走れれば問題ないんじゃないかなと。とにかく支部大会を勝ち上がらなければ総体はありません。そのために何をするかだけ。
 
 
最後に少しだけ話をしました。新入生が入ってきています。とはいえまだまだ何もできません。分からないことが多い。それは仕方ないかなと。それでもグダグダするのは良くない。基礎ドリルをやる時にかなり集中が切れていました。多くは求めません。しかし、「やるべきこと」に関しては求めたい。やりたい事は変えない。やればできることは必ずやる。そのスタンスは示しておかなければいけないと思っています。人数は多いに越した事はないですが、それにより本来目指すべき部分ができなくなるというのは絶対に避けなければいけない。そう思っています。
 
 
まとまりはありませんが。まーいつものこと。
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人数が増える

2019-04-16 | 陸上競技
新学期が始まって1週間。うちの学校では先週の水曜日に部活動紹介がありした。そこから数日間で部活動集会。ここで入部する部活を決めなければいけません。なかなか難しい部分があります。
 
 
部活動見学にもほとんど来ないので今年も厳しい状態が続くだろうなと感じていました。元々5人しかいない中でやっていたので一人でも増えてくれると助かります。とはいえこれまでの経緯があります。誰でも彼でも入部したいといわれてもなかなか難しい。「受け入れるのが当然だ」と言われる部分があるのかもしれませんが。
 
 
女子に関しては春休みから練習に参加してくれていたのが2人。他にも経験者が数人いますが、女子がうちのような部に入ってくるといのはかなり敷居が高いのかもしれません。これは前任校でも同じでした。本当に少ない中でやっていました。「少数精鋭」といえば聞こえは良いですが普通の選手が数人でどう戦っていくのか。ある程度時間があれば走れるようになるという自負はありますがいつもギリギリ。
 
 
経験者に少し声をかけてみましたが強制はしません。入ってみて思っていたことと違った場合、お互いに不幸になるからです。とにかく人数が多い方が良いという考え方で声をかけまくるというのもありなのかもしれません。見学にも来ないのでもう無理だろうなと思っていました。やはり来ませんでした。それを受け入れながらどうするか。今いるメンバーで必死にやっていくしかないかなと感じています。
 
 
男子は少し前から少しずつ練習に参加してれていました。かなり増えました。「陸上部くらいなら入れるだろう」という感覚の中で入ってくる子もいるのかもしれません。これまではその感じが大きくありました。入ってきては本気でやっているのが分かってなかなか難しくなる。こうなると競技という感じになりません。競技力があるから評価するというのではありません。どれだけ一生懸命にできるかだと思っています。
 
 
すぐに試合に出るという感じではありません。まずは身体を動かしてもらえれば良いのかなと感じています。中学時代の部活動とは大きく異なると思います。サークル的な感じとは違います。イメージしている部活動とは全く異なるのではないかなと。うちで「競技をやる」と思って入って来た選手と「陸上部があるから入ってみよう」というのでは全く違います。いきなりそのレベルを求めるのは不可能だと思っています。まずは取り組むための「心」の部分だと思っています。
 
 
男子はチームとしてまだまだ幼い。成熟するまでには程遠いという感じがあります。上級生がいない中でやっていかなければいけなかったのでこれからどうするかの方が大きいかもしれません。秋以降に向けてやっていくのかなと思っています。身体作りと取り組みの姿勢を身につける。最優先事項はそこです。
 
 
人数は増えました。倍増どころか3倍近くになりました。こういう意味で「数は力」なのかもしれません。が、今はまだ何もできない。いきなり求めるのは難しいと思います。それでも求めないといけない。このご時世です。何かがあれば叩かれる可能性が大きい。「なんでそんなことをやらなければいけないのか」と言われるのかもしれません。誰かが陽動すれば一気にバッシングを受けるのかもしれない。
 
 
少人数の時はそういう事が起きる可能性が低い。ある一定方向に向かって進んでいくという感覚があるからです。競技をしたいと思って入っている。やりたくないことをやらされるのであれば途中で辞めているはずです。「指導の仕方が気に入らない」とか「練習が気に入らない」という部分。子供たちは自分に不利になることは絶対に言いません。学校側も問題行動があったとしてもそこに触れて話をすることは少ない。叩かれても叩かれっぱなしです。そのリスクを部活動で背負いながらやるのか。今後のあり方についても考えさせられる部分かなと。
 
 
競技をしたい。本気でやるから見えてくる事がある。そう感じています。人数は増えました。それでも少ないのかもしれない。本気でやれる選手と練習がしたい。それが大きな願いです。少しずつ組織を作りたいと思います。少しずつ。
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スピード練習をする

2019-04-15 | 陸上競技
なかなか更新までたどり着けず。
 
 
土曜日の練習について。あれこれやることもあり若干余裕なし。それでも練習はやります。当然ですが。あれこれ連絡を取り合わなければいけないこともありました。それぞれがそれぞれの立場で考えることがあります。私は私にできることをやりたい。
 
 
練習に関しては追い込むという形にはしませんでした。ある程度前日に走っていました。前日の練習で気になったこともあります。少しだけ話をして選手に任せる。見守る中でどうするかですね。
 
 
バランス系をやってBCT。DM∞と股関節強化サーキットを。オーソドックスな練習です。最初の段階で少し話をしていたのですが声が出ません。「当たり前のことを当たり前にやる」という部分を話しています。これがなかなかできない。前日の練習でバトンをやっている時に「はい」という声が小さいなと感じていました。走りながら声を出すというのは簡単ではないのかもしれない。しかし、普通にやればできる。
 
普段の練習から「声を出すように」と言っています。それでもなかなか声は出ません。雰囲気作りという部分もあると思いますが最後は「覚悟」や「自覚」だと思います。やればできる。それをやらない。できない。この時点である程度勝負は決まっている気はします。先週の記録会で自分たちの走りができなかった。その理由は何か。そこを繰り返し話しています。行動が変わらなければやはり何も変わらないと思いますね。
 
 
股関節サーキットに入る前にNaが全体を集めて話をしていました。当然必要なことだと思います。私に言われてからやるというのではなく自分たちできちんとできなければいけない。難しい話かもしれませんが。やるべきことはしっかりとやらなければいけない。
 
 
セラバンド補強をしてからハードル股関節。ここは必要なので実施。この辺りはあれこれ連絡を取っていたので細かい部分は見ていません。基本的な部分なのできちんとできなければいけません。縄跳び腿上げも少しやりました。
 
 
スイッチングの意識も持たせておきたいのでタタタを少しやりました。それから前からやりたかったバリエーションSSを。どうやって身体を前に進めるのか。膝の引き出しと腰の移動を作る。感覚を作らなければいけない。TとDMを組み合わせながらやっていきました。スタート5歩と前半マーク。動きを作るためにどうするか。
 
 
60mの加速走をしました。今のメンバーでこの手の練習をするのは初めてです。タイムを計ることさえありませんでした。少しタイムを意識した練習をしておきたいと考えていました。前日の記録会で力みがありました。タイムを出そうと力む。本当に大切なのはそこではない。正確に自分の走りをするかどうかです。時と場合によってやり方を変えていく必要があります。今はこの手の練習が必要だと思います。正解かどうかわかりません。単純にそう感じているだけです。
 
 
何本か前半マーク+タタタを。この練習は本人たちが好んでやりたがるので。上手く中間に繋げていける感じがあります。量を追わないカタチで練習を進めているうちにとってはこの手の練習が必要不可欠なのかもしれないですね。もう少しやりたいということだったので軽く補強を挟んでやることに。
 
 
股関節に刺激を入れておきたいという意見があったのでそこを意識した補強。プレート補強とバランス系、軸をやりました。補強の量を少し抑えようと思っています。普段からかなりやっているので意図的に減らす必要があるかなと。
 
 
スプリントサーキットを。ここも少しだけ形を変えて。腿上げを抜いて壁引き出し→タイヤ押し→チューブ5歩→DM走→前半マーク+タタタ。これを2サイクル。当初予定していたメニューとは若干変えました。本人達と話をしながらやっていく。その中で良いなと思ったものを選択する。このスタンスなのかなと感じています。
 
 
最後に120-60のスプリントをやって60バトンで終わり。感じとしては悪くない。そう感じています。ざっくり書くしかない感じですが。記憶に残しておかなければいけないので書くという部分でしょうか。まだ書きたいことはあるのですが余裕ないので。また時間がある時に記しておきたいとは思いますね。書けたら書きます。書きたいのですが。他にもやることがあって。
 
 
バタバタ。
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これまでにはない感覚

2019-04-13 | 陸上競技

思うことを。練習に関することも含めてになる気はするのですが。

 

力のある選手が卒業していきました。それは当然の話です。うちのような「普通の学校」に選手が来てくれるということはものすごいレアです。通常考えるとありえません。それでもある程度選手が集まってくれてIHに進むことができた。私以外の指導を受けていたらもっと上の結果になっているのかもしれません。そこは比較対象がないので何とも言えないところです。

 

本人たちが「うちでよかった」と思っていてくれるのか。他で練習していたらもっと伸びていたのにという感覚を持っているか。そこは分かりません。知っているのは本人たちだけでしょう。いや、本人たちも分かっていないかもしれません。どこかと比較するという感じはないかもしれませんし。

 

大幅に戦力が落ちました。これは紛れのない事実です。当然受け入れていくべきこと。選手が集まる学校ではない。波があるのは当然です。その中で自分が何をするのか。インターハイを常に目指せる選手が来てくれればそこまで意識できますが、「普通の選手」ばかり。もっといえば「身体を動かしていきたい」という理由で入部してくる生徒もいます。「足が速かったから陸上部に入ります」というのではなく「とりあえず入る」というのがある。「競技志向」ではない感覚の中で捉えていかなければいけないとは思います。

 

新入生が入ってきました。まだまだ幼いなと感じる部分はあります。大半の選手は「hoshoに入ってみたらkanekoがいた」という感覚だと思います。「うちで陸上競技がやりたい」と熱望して入ってくれる子は稀です。ほとんど0に近い中でやっています。それも受け入れていかなければいけない部分。

 

少し前に1年生の女子が練習中に近寄ってきました。「今の走りはどうでしたか?」と自ら聞いてきたのです。ある意味衝撃でした。最近はToが少し自分から聞きに来ることがありました。競技に関しての意欲関心はかなり高いので。これまで指導してきた選手でも「与えられる」ことに慣れていて自分から欲して行動するというのはほとんどなかった。それが1年生がいきなり質問をしてくる。大きなことだと思います。

 

中学時代のように走れない。それも受け入れていかなければいけないと思います。練習パターンも内容も大きく違います。うちの練習の流れを理解するだけで大変だと思います。器用ではないのですがひたむきに努力できる感じがあります。スピードレベルも中学時代と比べるとずいぶん落ちているのでしょう。うちの選手についていくことができません。これはこれで精神的にもしんどいだろうと思います。

 

そんな時に「全部の練習の資料をもらえませんか?」と言ってきました。なんだ??という感じがありました。どうするのかなと。

 

確認をすると「高校で練習を始めてできないことが多いと感じている」という話がありました。それは仕方ないと思うのですが。「もともとできないことが多いのに、意識するポイントが正確にわかっていない。」とも。最初からできるわけではない。それでも「やるだけになってしまっている気がする」ということでした。だから資料を見て練習のポイントを理解して正確にやりたい、と。

 

練習中に「どうでしたか?」と聞いてくるだけではなく「良い練習をするために自分に足りないことをやりたい」という気持ち。これまで指導をしてきて初めての経験かもしれません。これまでは「強くなりたい」という気持ちはあっても「練習していたら結果が出るだろう」という感覚でスタートした選手が多かったと思います。やっているうちに少しずつ「欲」がでてきて意識が変わる。大半はそんな感じでした。

 

もちろん、かなり指導をする中で変わっていくというパターンでした。前任校ではかなり厳しくやっていました。「先生は怖かった」と今でもあった時には言います。今はそうでもないと思います。年齢的なこともあるのかもしれません。kanaは「保護者が競技やるならtokushoがいいと言ったから選んだ」くらいの感覚でした(笑)。良く衝突していましたし。まーkanaのおかげで今の指導スタイルになってきたというのはあると思います。今の選手は心から感謝すべきだと思いますね(笑)。

 

話がそれましたが。すごく競技に対して真剣に向き合ってくれているのかなと思います。やりたいことがきちんとできない部分があるのでそれがもどかしいのかもしれません。「今何を重視したらいいか?」「家で何をしたらいいか?」「練習で何を重視したらいいか?」を聞いてきました。今はそこまで詰めてやる必要はないと思っています。もちろん、こちらも「想い」にはこたえたいと思います。

 

翌日に資料を渡しました。本人が「欲しい」というのであれば必要なものはできるだけ早く渡す。今のメニューを全て網羅しているわけではありません。それでも技術的なこと、練習の内容的なもの、補強の内容などを渡しました。アップのやり方も含めて。加速段階の動きに大きな課題があるのでそこの改善のための内容も渡しました。

 

後で他の先生に聞いたのですがその資料を女子2人で分け合っているときに「宝物」をもらったように笑顔で盛り上がっていたとのこと。「アイドルのサインをもらったのか?」というくらいの様子だったと。かなり盛っているとは思いますが、こちらがアクションを起こした時にそれに少しでも呼応してもらえるというのはやはり嬉しいですね。

 

まだまだ思うように走れない時期が続くと思います。それでも「意欲」はすべての原点になる。きっと強くなるのではないかと思います。「やらされる」のではなく「自分で必要だと感じてやる」のですから吸収力が違います。それによって周りに与える影響も違ってくる。

 

指導していて初めての経験です。大きな責任があると思っています。しっかりと状況を把握してできることをやりたい。強くそう思います。短期的な結果ではなくしっかりと長い目で見て取り組んでいければと思います。必要とされるのはやはり嬉しい。感覚的なものですが。

 

前向きにやりたいと思います。少しずつ少しずつ。

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心配事

2019-04-13 | 陸上競技

とにかく、めちゃくちゃ気になっていることがあって。もう寝ても眠りが浅い。こういう性格ですから一度考え始める時になって眠れません。

 

数日間blogを書く気にはなれませんでした。そんな話ではないだろうという感覚があって。それでも記録しておかなければ忘れてしまう。今のこの感覚。

 

前から書いていますが「自分のために生きる」という感じがありません。特に何かやりたいことがあるわけではない。性格的に「誰かのために」という部分で「生かしてもらっている」という感覚があります。誰かの支えになったり手助けができるから今の自分が保てるという感覚があります。

 

趣味があって、やりたいことがあって、楽しみがあって。そういう生活ができていない。それは人生の半分以上を楽しめていないという感覚がある。それでも良いと思っていました。そんな中で大きなことがありました。辛すぎる。耐えられません。

 

自分の中で「大きなこと」です。人生を大きく変えるくらいの感覚がありました。なんとか・・・という感じですが。

 

何のことかわからないと思います。それでいいと思っています。それでもこうやって自分の感情を書き残しておきたい。強くそう思います。

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練習について

2019-04-12 | 陸上競技
バタバタで余裕なく。練習について書く時間が確保できていません。強制されるわけではないので書かなくても構わないのですが。
 
記録会があってそこから課題を克服するための練習を中心に置いていました。動きに関してはある程度の水準まで行っていますが、それを試合で出しきれない。経験の差もあると思います。練習ではそれほど強くなくても試合で強い選手もいます。考えてやればやるほど、試合で力を出したくなってしまうのかもしれません。考えさせられます。
 
加速段階から中間につなげていくための練習。中間でしっかりと動きを保つ練習。この辺りをきちんとやっておきたい。月曜日は入学式があったので選手が自分達で移動して競技場で練習。グランドは駐車場になるので練習できないからです。私も担任業務があったので前半は完全に任せました。広く使えたのでカーブ直線からの中間マークを入れる。
 
火曜日は練習で見つかった課題を入れて前半マーク+タタタを。これも思い付きの練習です。きちんと走りを作るためにはある程度道具を使いならやるほうが効果的だと思っています。単純に走る練習というのは行いません。あれこれ使いながら。バリエーションSSをやりたいのですがそこまでたどり着けず。全てをやれるわけではない。そこを理解しながらですね。
 
水曜日はかなりの雨だったのでグランドが使えない状態。二日連続である程度のスピード練習をしていたのでこの日は割り切ることに。身体づくりを中心にして走るメニューは一切やらないことに。気温が低くなかなか身体が温まらない感じもありました。無理して走るというよりは出来ることをやる方が良いかなと。思ったよりも疲れているという話もしていましたし。
 
とにかく基本的なことをやる。その時間を作りました。全てをやるというのは難しくなります。ある一定水準でやっていく。必要なものを取捨選択しながら。これはその時その時に何を感じならやるかだと思います。見ていて感じたもの。そこをどう取り入れるか。練習計画に関してもうすこし文章化しておかなければいけないなと感じる部分もありました。
 
とりあえず記録だけ。可能であればもう少し詳しく書きたいのですが。なかなかそれができない。もう少し落ち着くまでは。書きたいことを文章にする時間の確保。これが必須ですね。
 
また書きます。「内容がないよう」。
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話したいことを話す2

2019-04-11 | 陸上競技
記憶が曖昧になっていますが。バタバタしていてblog更新までたどり着けず。書きたいことはかなりあるのですが。
 
話をした内容を記録しておきたいと思っています。今の自分が何を考えて何をしようとしているのか。そこだけはきちんとまとめておきたい。読んでいる人がどう感じるのかはよく分かりません。陸上競技に関しての記事を読みたいと思っている人もいるかもしれません。相変わらずこのblogが何を求められているのか分からないからです。だから書きたいことを書く。話したいことを話す。
 
前の続きを少し書いておきたいと思っています。
 
自分を磨くことに関して話をしました。今の自分に足りないものに気づく。そこからがスタートだと思います。この日は午前中に頭髪服装検査がありました。その辺りのことも触れておきたいなと。私が新任の時の話をしました。
 
引っ越してすぐに出張がある。その時に忘れ物をしました。自宅に取りに戻ったら「一方通行違反」で切符を切られました。時間帯によって一方通行になるという場所でした。まだ道が分からない部分もあり、その道以外に自宅に帰る方法が分かっていませんでした。「家に帰れないじゃないか?!」という話をすると「そちらの方向から曲がってくるのはダメ。Uターンして反対方向から曲がってくるのは問題ない。」という返答でした。ちょっと理解できませんでした。
 
道路は抜け道になっているようでした。山側から降りてくる場合はショートカットできるのでその道を利用しようとする人がいる。生活道路として利用している人や児童の通学の妨げになるのでその道は通らせることはできない。逆方向からであれば抜け道として利用する人は少ないはずなので問題ない。わかったような分からないような説明でした。
 
このことに関しては何を言っても無駄です。「一方通行」という部分。曲がってきた逆方向からであれば大丈夫といういまいち理解できない部分。それでも「ダメなものはダメ」なのです。日本の道路では車が走るのは「左側」になっている。信号は「青黄赤」で並んでいる。それは決められているのです。
 
「自分だけじゃない」という言い分。それもあると思います。たまたま警察がいないから見つからなかっただけ。他の人も切符を切るべきだ。すごく理解できます。しかし、それはまかり通らない。なぜなら「自分自身が違反をしている」という事実は変わらないからです。世の中にはきちんとルールを守っている人がいる。その人たちの行動を正当に評価しなければいけない。その辺りのことはきちんと理解しなければいけません。
 
「自分1人なら良いだろう」という感覚。しかし、周りからの評価はそうではない。制服を着ている間は「hosho」の生徒ていう目で見られます。他の生徒がきちんとやっているとしても1人でもきちんとやっていなければ「なんなんだあの学校は」という評価を受けます。これも「きちんとやっている人が正当な評価を受けなくなる」という部分。これは避けなければいけない。
 
この手の話を少ししました。はっきり言って面白くはないと思います。それでも理解してもらいたい部分。
 
楽しむ部分に関しては徹底的に楽しめばいいと思います。一生懸命やり続ければいい。周りが引いても一生懸命やることで見えてくることがあると考えています。一生懸命になったことがない人間には絶対に分からない世界がある。やるからには徹底的にやる方がいい。何かあったらひたすら私が謝ります。恐れて行動できないよりは思い切ってやる方が良い。そう考えています。これも感覚の問題。私がそう思うというだけであって正解かどうかは全くの別問題。
 
大きなことをやり遂げようという気はありません。目の前にいる生徒がどう変わっていくか。そこが私にとって大切。その想いを忘れずに持ち続けたいと思っています。
 
ひとまずこの辺りで。練習についても記録しておきたいので。それはまた別に。
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