kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

国体合宿in岩国2

2019-08-16 | 陸上競技

国体合宿二日目。予報ではなんとか天気は持つだろうということでした。朝の時点で散歩をしているとかなりの強風。ビュービューいっていました。これはもう仕方ないなという感じです。

 
この日はmakinoも参加。電車だ最寄り駅まで来たようです。なかなか日程調整が難しい中での参加でした。唯一の成年選手。お姉さんとしてしっかりと引っ張ってくれると良いのですが。
 
練習に関しては前日同様。中学生の疲労度も考慮しながらです。基本的な動きをしっかりとやる。この日だけですがショートハードルの選手も参加しました。前日にやっていない動きなので少し補足説明をしながら。やっていることはハードルに繋がっていく部分です。別にドリルをやるというよりはこの動きをやっておけばある適度までは対応できると思っています。
 
リレーメンバーはバトンを簡単にやるということだったので途中で別練習。短長は短長でしっかり走らせたいなと考えていました。この機会にkrkに走らせておきたい。インターハイが終わったので気持ち的などこか緩む部分な出てくると思います。高い緊張感の中でやっていたのである程度は仕方ないかなと。とはいえ、ここでやらないと秋以降の勝負ができません。午前中から走らせたかったのですがハードル跳びたいというのでこちらもそれに合わせる。別の形で走らせようと。
 
ハイスピードでのシャトルハードルを。1往復を3セット。それほどキツくないかもしれません。高いスピードの中での逆足もやっておきたいと考えていました。行きは6歩、帰りは7歩。ハードルインターバルは適度に調整してです。ハードルがあるときちんと走るので(笑)。インターハイの時に崩れた逆足。技術的なものではないと思っています。それでも高いスピードでの逆足は必須。最後の1セットは帰りの7歩は全て逆足設定にしました。この対応力はすごいですね。
 
ショートハードルのための練習を別に。今年は何度も中学校のレースを見に行っています。今回国体で候補になった選手の走りも注目してみてきました。課題となる部分はたくさんあります。短時間で全てを修正するのは難しい。とはいえ絶対に改善しなければいけない部分もあります。全中前に多くを伝えるのはリスクもありますが、絶対に変えなけれ今後戦えなくなる。
 
特にやりたかった部分。1台目までの修正です。これまで1台目までを9歩で入っていました。県レベルではなんとかなりますが中国レベルではここで1m近く遅れます。スピードに乗り切れない中で1台目を迎える。もちろんこの種目の特性として1台目までてトップスピードに上げるのは不可能です。ここで遅れると後がキツくなります。身長もそれなりにあるので途中からはハードル間が詰まります。ここの処理も考えなければいけないのですが前段階でやっておきたいのは1台目までの歩数。
 
1台目まで普通にスタートしてもらいました。krkに協力してもらって2人で足が着いま位置を確認。全く届きません。普段の練習がどうかは分かりませんが単純に走るだけではこの辺りの調整は難しくなります。実際にどこに足が着いているかを本人に見てもらう。踏切位置までの全ての歩数を視覚的に理解してもらう。このままでは届かないというのを認識にてもらってから今度はスティックを置いてストライドの調整。
 
ハードルを跳んでいたら上手くなる選手はいます。ハードルが跳べる選手は跳べるのです。ここは指導云々ではない部分。この練習でやるべきはハードリングではなく「レースを作るための基礎」だと感じていました。1台目は倒したまま。「跳ぶ」ことよりも「走ること」を優先しました。簡単な話ですがハードルを立てていたら「恐怖心」があります。フレキがあれば違うのかもしれませんが普通のハードルでは怖いので踏み切れません。特に「届かないのでは」という不安があればなおさら。
 
ここだけをしつこくやっていきました。スティックを目印にしていたので届いてきます。また、100mのスタートとは違うというのを理解してもらいながら。1台目まで13m。通常のスタートであればこの区間ではまだ頭を下げて加速していく段階です。しかし、13mという制限がある中での加速。顔を起こすタイミングはかなり早くなります。単純に走っておけばいいという話にはならない。この部分も理解してもらいながら。
 
午前中はここまでとしました。時間が限られているので。また書きます。
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国体合宿in岩国

2019-08-15 | 陸上競技
火曜日から国体合宿が実施されました。残念ながら台風の影響があり2泊3日の予定が1泊2日に変更。万が一のことがあったらいけないので仕方ない判断だと思います。合宿場所は初めて岩国で。これまでは下関であったり周南だったので新鮮さはあります。下関から来ると2時間かかるというのが最大のネックですが。それでも施設的にはかなり良い環境でした。

参加者がかなり少ないなと感じました。フィールド内が人工芝なので投擲系の種目が実施できません。それも影響していると思います。また、成年選手も下関地区から来るのが難しいということで参加者が少ない。ほぼ少年のみの参加となりました。インターハイに出場した高校生はかなりハードな日程だったので若干へばり気味。無理はさせられないなという感じでいました。

今回は初日スタッフも揃わなかったので
短距離&ハードルは私が主導で実施することに。このパターンも増えてきているのでなんとなく慣れてきました。中学生の参加者もいるのでそこまで視野に入れながらの指導になりすます。あまり難しいことをやっても仕方ないので「学校に帰ってもできる練習」がメインになります。考え方だと思いますが「基礎的な事」をこの段階でしっかりとやっておくことはかなり重要だと思います。

バランス系や反発系の練習を前半部分でかなりやりました。暑いのもあったので影になる部分でしっかりと。バランス系と軸系から始めてそれを生かして反発系。なかなか分かってもらえないかもしれませんがこの部分は基礎だと思っています。単純に練習を進めていくだけではない。私が重要だと思っていることをきちんと伝えておきたいなと。インターハイ選手であろうと中学生であろうとやるべき動きは変わらないと思います。その頻度であったり伝え方は変わっていくかもしれませんが。

ある程度やってから今度は台ドロップを。段階を追います。まー他の指導者がどのように段階を追うのか分かりません。共通する項目が存在すると思っています。色々な練習があると思いますが根底にあるものを理解してもらいたいなと思います。今回は中学生も参加していました。ここで難しい話はできないと思っています。幸い事前に走りや練習の一部を見ていました。そこで意識している部分を分かりやすく説明したいなと思っていたのでタイミング的には良かったかもしれません。

動きができるかどうかではない。実際に何を意識してやろうとしているのか。ここは確認していきたいと思います。感覚が違う選手も出てくるかもしれません。ある一定水準以上の力を出している選手は無意識にやっていることがあります。それでもきちんと理解してやってもらうことで先が変わってくると思っています。

台ドロップで一歩ずつ確認してから連続のスイッチング。乗せるだけではなく反対側のフォロースイングをどうするか。「軸を作る」「真下で捉える」という「地面に力を加える」事に構えてその方向を変えるために何をするかです。ここは理解してもらわないといけない。基礎的な動きですがやはり外せない。私の指導の中心は徹底だと思います。時間をかけて感覚を作り上げていく。短時間で結果を求めるスタイルではありません。とはいえ「基礎」は伝えていかなければいけない。

幸い今回の合宿に参加しているメンバーの大半はこれまで国体合宿で指導をしてきた選手です。私がやりたいことをある適度理解してくれています。これだけで随分違います。ハードル系をやることもできました。ここは本当に基礎。午前中にその場での動きの確認をしてワンステップハードルの一番移動が少ないパターンまで。

午後はもう一度動きの確認をしてからワンステップハードルで前方向に進む。かなり暑かったので前半は補強をしながら体幹意識を強めておきました。走るだけではなくこの部分も大切。軸を作るために必要な要素は手を替え品を替えやっておかなければいけないと思います。走るために何をするか。私なりの解答は出ています。それをどれだけ理解してもらえるか。

ある適度やってからハードルドリル。リズムスキップなどをやって前段階の準備をしてからワンステップハードルとハードル連続抜きを。ここも重要だと思います。実際問題、ハードルを使った練習は効果的だと思っています。技術的なことだけではなく筋力的な部分も強化できます。姿勢の部分も作れます。徹底することで大きく変わる。股関節周辺をどう強化するかという部分では効果が高い。もちろん何のためにやっているのかだけは分かってもらわないといけないですが。

ある程度やってスイッチング&スキップの基礎。本当はもう少し道具があれば良いのですが。可能な限りの練習としました。スティックの本数自体も少なく最低限の確認になります。ミニハードルを使うと足が回るのでここでは使わない。意味のある練習にしなければいけない。考えて考えてやっている内容です。企業秘密とは言いませんが「強豪校ではやらない」ものかもしれません。1から作っていくという練習です。分かってもらいにくい練習なのかもしれません。

ある程度やってからスキップ&スプリントをやりました。もうワンランク上の感覚かなと。やってみるとこれは面白い。今更ですが。他の技術的な部分が不足している選手でもスキップ系が強い選手は進みます。やはりここは重要。練習のメインにおいても良いのかなと感じるくらいの話でした。うちの練習でもしっかりとやっていければと思います。効果高いなと。

最後に高校生のみカーブ直線。2本だけですがしっかりとスピードを出すことにしました。良い走りができたのではないかなと思います。動きの徹底。ここはどの段階でも必要だ思います。もちろんこちらから一方的に押し付けるということはここではよくないと思います。しかし、基礎的な動きは理解してもらいたい。学校でもできるメニューというのがスタンスだったのでそこを重視しました。

かなり暑かったので連載も大変でした。多くのことはできませんでしたが意味はある時間になったのかなと思っています。インターハイ組もいてくれたのでやりやすかったですね。一対一で対応すると随分やりやすいのですが人が増えるとなかなかという選手もいます(笑)想像にお任せしますがなかなかですね。なだめすかしながら進めていくしかない。これも今私に与えられた役割なのかなと感じてはいます。

もっと書きたいことがあった気がするのですが。とにかく暑さにより久々に私自身の疲労度が増えていました。休めていないというのもあると思いますが。

また書きます。多分。
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卒業生との練習

2019-08-13 | 陸上競技
月曜日。試合の翌日なので休みの予定にしていました。が、卒業生が練習に参加したいと少し前に申し出ていました。火曜日から国体合宿があるので指導する時間はありません。練習に参加するだけなら私が不在でも関係ないと思います。この辺りをどうするか決めるように伝えていました。

こちらも考えて「12日なら」という提案を。うちの選手は事前に休みにしていたので参加できるかを投げかけましたが中心になる選手達が難しいとのこと。これによりnaoとmichiの2人だけの練習になりました。やるしかないですね。

レースで走っていました。他の選手が特別速いとうのではなく2人が「遅い」という印象を受けていました。これまでしっかりと考える力を付けさせようと思ってやってきましたがまだまだ私指導が足りなかったなと痛感しています。色々と申し訳ない気持ちでした。

練習開始時に週末の事を確認。中国選手権に出場するということがしたが、本当に出る意味があるのかどうかを。今の状態で走っても結果は見えています。12秒5を切ることさえできないでしょう。その状態で走るよりは今週一杯練習を積んだ方がいいのかなと。越権行為なのは分かっています。fjk先生に連絡を取って相談。練習優先でやらせてもらえることになりました。本当に申し訳ない限りです。

高校を出た選手に関わるというのは良いのか悪いのか。本来であればやるべきことがはないと思います。分かってはいますが・・・。少しでも動けるようにして戻って行くのが必要だと思っています。すぐにどうこうとはならないと思いますができる限りのことはしていかなければいけない。

バランス系をやってから体幹強化サーキット。かなり暑いのでどこまでできるか分かりませんでしたが2サイクル実施。この時点でへばっていました。水分休憩を挟んでサラバンド補強とハードル股関節。走りを見る限り股関節の筋力が落ちている感じを受けていました。やりたい動きがあっても筋力がなければできない。サラバンド補強ですでに辛いと言っていました。定期的にやれば良いのに。

反発系の動きを少し。動きを云々というよりは基礎的な動きの確認をしていかほうが良いだろうと判断。縄跳び腿上げとチューブ腿上げをして膝締め。細かいところを見ながら。膝が割れたりするので指摘しながら。普段は流れの中でやる練習も一つずつ意味を説明しながら。課題になるところを明確にしながら。時間はかかるかもしれませんが丁寧にやって自分が何をしようときているのかを分かってもらいたいと。

台ドロップ形をかなり。接地がズレているという感じもあったのでそこを徹底。更に片足で進む動きの時に力が逃げる感じがありました。筋力の左右差があるのでこの部分の克服も必要になっていくと思います。足りないことに気づいてもらうというのも必要かもしれません。かなり時間を割きました。

ハードルドリルも少し。すでに暑さの中でかなりやっているので疲労も出ていました。それでもワンステップハードルはやっておきたい。色々な要素を組み合わせることで何かしらヒントになると思っていたので。すでにバテている感じはありましたが。

スパイクを履いてからスイッチング&スキップ。これは絶対にやっておきたいと思っていました。土曜日に少しやりました。更にレースのアップを見ていた時に片足スキップで進んでいないなと感じる部分が。膝の引き出しの後の切り替えの動きが遅い。タタタのタタが遅い。スイッチングの動きとスキップの組み合わせをやりたい。BとDMも組み合わせていくことに。これだけでスイングのイメージが作れるのではないかなと思っています。普段よりも多めに。疲れはあると思いますがやるしかないと思います。

最後に数本各自で走って終わり。まだまだ改善できたとは言えません。それでも何かしらのきっかけになったのではないかなと感じています。「少し動きが分かった」と言っていました。いやいや、3年以上かけてやるべき動きは説明してきたつもりだったのですが。

こうやって指導させてもらえる。ありがたいことです。私自身が信頼されているとは思いませんが、fjk先生のご配慮もあり実現しています。何ができるか分かりませんがやれることはしっかりとやり続けたいと思います。

13日は数人の選手と一緒に練習することになったので練習後にメニュー作成。やっておきたいことは組み込みました。更に14日は国体合宿終了後学校に戻って練習をすることに。休めませんがやるしかないと思います。

多少でも力になれれば...。そう思って動きたいと思います。
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国体最終

2019-08-12 | 陸上競技

日曜日。この日は国体最終予選。ここ数年は国体代表になる選手もいたのでそこも含めてある程度の調整を必要としていました。今回はそれなりに。前述のように完全に調整する必要性はないと思っていたので「ある程度」ということで。

 

今回は役員もなく。会議室であれこれ準備する必要がありました。候補になる選手の「記録検索」をすることに。今年に入っての記録をピックアップする。これまでは情報部が準備してくれていたものを利用していたのですが上手くもらうことができなかったのでスマホで検索。「陸上競技ランキング」のサイトを利用しながら。

 

自分のところの選手の動きを見たりレースを確認したりしたかったのですがバタバタしていたので見れなかった部分もあります。申し訳ないなと思いますが。役員をしていても同じかなという気はしますが。

 

今回の収穫は「女子のレース」でしょうか。調子を崩しているToが少し復調。練習での走りがレースでできないというのもあります。これはなんとかしていかなければいけない。練習では他の女子よりもSD前を走ります。それでもレースになると微妙。少しずつかなと。レース終了後、個別に練習をしたいという申し出があったので対応。

 

Hoがきちんと走れるようになってきていました。前日のSDでもSaよりも前を走る。春先に14秒かかっていました。本当に真面目に取り組むのでこちらが頭が下がります。これまでは加速段階でかなり遅れていました。ここ最近は普通に。予選で13秒11。中学時代に出した記録に次ぐセカンドベストです。中学時代に走れたからといって高校で走れるとは限りません。上述のように入学してから14秒でしか走れないという感じがありました。ここまで復調するまでどれだけしんどかったか。中間の動きに修正を加えて決勝でも13秒11でした。スタートでちょっと遅れたので12秒台の力はあるかなという感じは受けています。これからですね。

 

春先に県総体で13秒01を出したSa。色々あって上手く走れない時期が続きました。前日の練習でもHoに負ける。本当はレース前に勝負をさせることはないのですが「精神的な刺激」を入れておかなければという感じもありました。予選ではスタートで完全に遅れる。元々かなり遅れる部分はありましたが・・・。13秒24・・・。遅れすぎです。サブトラックでスタブロを使ってスタート局面の修正。

 

通常の指導とは少し変えました。スタートでの重心移動が上手くいかないので大きくという感じをやめて「速く動く」という感じにしました。予選では40m地点でかなり差をつけられていたのでその区間の遅れを挽回しなければいけません。100mでは間に合わないという感じの差をつけられていました。そこで何本か練習で修正。招集時間ギリギリでしたが。普段はここまでやりません。ここに至るまでにすでにやっているからです。上手くいかない部分があったので強硬に修正。

 

決勝では予選よりは遅れが少なくなりました。スタートが悪いというのは当初から分かっていたことです。ここまで改善できていないのは私の責任。かなりやっていますが。最低限のスタートができて記録は13秒11。Hoと同じですがなんとか計算できるようになってきました。こちらも少しずつずつ。

 

強豪校から比べると12秒台で走れない選手しかいません。それでも「今持っている力を出し切る」という感覚があります。中学時代の実績だけではなくです。中学時代に負けていた選手に対して高校時代で逆転する。ここが楽しい部分です。まだまでできることがあると思います。今シーズン中に今のメンバーで4継49秒台を目指したいと思います。十分届く気がしています。

 

成年選手。教え子が何人か出場しました。本来の走りができずに苦しんでいる部分がある感じがありました。手元を離れて活動をしているので私が過剰に関わるのは越権行為だと思っています。それでも何かできるのであればやらなければいけないのではないなという感覚もあります。一番しんどいのは本人たちだと思います。何が役立てるのか分かりませんが・・・。レース後は話をすることもなくだったのでどうだったのかはよく分かりません。

 

まずは今できることをやり続けたいと思います。それしかないかなと。本当は翌日休みにしていたのですが卒業生二人の練習をみるという流れになっていました。他の選手は休み。私は火曜日から国体合宿。休む余裕がない。それでも私自身の責任は果たさなければいけないかなという感じがありました。

 

練習に関してはまた別にかけたらと思います。多分。

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前日刺激

2019-08-12 | 陸上競技

金曜日は色々ありました。これはまた時間に余裕があるときに書きます。たぶん。刺激的な一日でした。

 

土曜日。この日は国体最終のための前日刺激。タータンでの練習でした。makinoとnao、michiも練習に参加してくれました。これだけでうちにとっては刺激になります。卒業生と一緒に練習できる。たがいにとって刺激になります。この春卒業した二人は自分の思うような走りができないようです。できることはしたいと思いますが乗り越えないといけない部分だと思います。

 

通常の前日刺激よりは少し長めにやりました。naoとmichiが走りの感覚を作る時間が必要になるのかなと思っていたので。うちの選手にとっても必要なことだと思います。通常は「試合用のアップ」をするのですがこの日は少し時間をかけてやることに。

 

バランス系をやってから軸。そこからセラバンド補強。股関節周辺に刺激を。せっかくのタータンなので反発系も。地面からしっかりと反発をもらう。この中でどう動くか。タイミングもあると思います。軸が保てていなければできない。少し丁寧に時間をかけてやるようにしました。膝締めのための「縄跳び」をやってから台ドロップ系。やりたい動きは明確です。その意図が分かってもらえるかどうかも大きいと思います。うちの選手も「理解できてい者」と「なんとなくやっている者」で「差」が出ます。何を目的にこの練習をやっているのかを理解させたい。してもらいたい。高い壁かもしれません・・・。

 

この日は道具を持っていく余裕がなかったのでスイッチングのみ。ミニハードルだけもっていきました。身体の前側で動く感覚。それをそのままスキップにつなげていく。走るためにどうするかを順序だてて組み立てています。説明できる練習です。見ていると「片足スキップ」の間の切り替えが遅い。なるほど。こうやって走りを見ることで「課題」が明確に見えてきます。走るだけではなくその前段階でどうするかを見極めていく必要がある。

 

チューブ5歩をやろうと思いましたが、スイッチングの部分で気になったのでチューブもも上げとトントンを。これも走りにつなげていくための準備です。そこからの流れでチューブ5歩。前半マークと進めていきました。前半マークでは「リズムの安定」と「足を前に送る」という部分を重視しています。が、「接地が長い」という部分が見受けられました。ここも改善の余地あり。うちの選手は少しずつ良くなってきています。

 

中間の入れ替えを意識するためにスイッチングランの「タタタ」を。これは2本。身体の前側で素早く入れ替えていく。ここも重要になってくると思っています。ここも潰れてしまう感じがしたので数人は残して個々のメニューを少し多めに。他の者は2本だけカーブ直線を。

 

最後にSDを数本。本当はここでピストルを鳴らして競争させたかったのですが暑いのと思ったよりも時間がかかってしまったので各自で。女子は数人競争形式で実施していました。SaとHoが一緒に走っていました。60m地点でHoが前に出るという感じでした。春先14秒かかっていた時と比べるとずいぶん動きが良くなっています。継続は大事。

 

スタートで気になったnaoとmichiは話を聞きながら少しずつ修正。短時間でどうにかなるという感じではなかったのでまた別の機会にということで。動きに関してもう少し考えていく必要が出てくると思います。やっている練習の「意味」を考えてそれを意識してやる。どこでどのような練習をしても同じだと思います。ポイントを押さえてやっていけば「形」は違ってもやるべきことは同じだと思います。

 

とにかく私にできることをやる。それ以外何もない。うちの選手の力を発揮させることができるかどうか。ここが重要。動きが変わってきている選手とそうではない選手。変わりかけている選手。多くのパターンがあります。理解して変われば速く走れるようになる。そうでなければ走れるようにならない。そこだと思っています。

 

結構真面目に練習しました。私が疲労気味。仕方ないですが。倒れたくはないですね。

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炎天下の中で・・・2

2019-08-12 | 陸上競技

木曜日。この日も前日に引き続きオープンスクール。練習を12時からとしました。前日に暑い中でやっています。この日は少し抑えなければいけないだろうと感じていました。こちらの体力的なものもあります。もちろん選手も。

 

アップは通常通り。バランス系をやってからDM∞。セラバンド補強とハードル股関節。ハードルドリルもやりたいなと思っていたのでサイドをやってから台ドロップ系。台ドロップ、もう少し身体の使い方に重きを置きたいと思っています。パワーで動くのではなく「タイミング」で動きたい。それができるかどうかは大きいと思っています。接地のタイミングや地面からの反発のもらい方、フォロースイングなどのタイミング。無理やり進むのではなくここをどうするかは重要かなと思っています。

 

ハードルドリルでワンステップハードルを。練習の中に取り入れていきたいのですが時間の関係上減っていきます。ここも考えないといけないと思います。やりたいことはたくさんあります。その中でどうするのか。何を選ぶのかは指導者側の判断だと思っています。まだまだ課題になることはありますが。やりたいことが多すぎる。

 

スイッチング&スキップを実施してから加速段階練習。時間の節約のために「壁&タイヤ押し」のみに限定して最初の数歩を意識することにしました。ある程度動きに変化がある者もいますし、「やっているだけ」になる者も出てくる。全く指導しないということはありませんが、やはり「差」はつけたいと思います。「何とかしよう」と思う選手に対してどうするか。これが本当の意味での「平等」だと考えています。

 

最後にSD練習を。40mと60mで実施。土の上でやるので少しパワーを使ってしまう部分が出てきます。それでも継続してやっていく必要がある。スタートも技術的なことが多く含まれます。技術練習は「理解してやるかどうか」も大きい。この日は1年生のHoがいい動きをしていました。継続的に動けるようになれるといいなという感じです。

 

2時間弱だったでしょうか。暑い中でしたが集中してできたかなと。まずまずです。

 

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炎天下の中で・・・

2019-08-12 | 陸上競技

なかなか更新できていません。時間が・・・。

 

台風の翌日、どうするかという話でした。週末に国体最終予選があります。完全に調整するというつもりはありませんでした。意味がないですし。水曜日と木曜日にオープンスクールが実施されます。そうなるとなかなか思い通りに練習ができない。何人かが「手伝い」になっているのでそれが終わるまでは練習に参加できないということ。これもなかなかです。

 

暑いですがそのための対策をして12時くらいからの開始にしました。なかなか・・・。バランス系をやってから体幹強化サーキット。2セットやろうかなと思っていたのですが暑さ対策としてそれは無理だなと判断。1サイクルで終了。そのまま基本的な動きをやる。通常の試合前であればもっと涼しい時間に短時間でやるほうがいいと想いっています。完全に調整して勝負するという試合ではないのでここはしっかりとやるほうを選択。

 

動きの確認をやってからトーイング。最大スピード刺激です。選手によっては早い段階でチューブが緩んでしまっていました。これでは走れません。もう少し最大スピードを維持できるような練習をしなければいけないと思っています。自分の限界を超えるスピードを体験することで変わってきます。

 

そこから10バトン、25並走を。女子は4人しかいない状況で1人疲労骨折。バトン練習になりません。これも仕方ないなと思っています。今この時期に焦って何かをする必要性はない。支部新人というよりは県新人走ってくれればいいと思っています。走れない代わりにひたすらスピンバイクを焦がせています。走れない部分をどうやって補うのかだと思いますね。

 

加速段階を意識したTDMを少し。前半部分を作ってから60mT走を。これで中間の部分の動きを作ります。本当は中間マークなどのほうがいいのかもしれませんが。暑いのもあり準備が最小限で済む種目を選んで実施しました。

 

休まずに瞬発系シャフト。さらにハードルジャンプ。バネがなくなるという噂もありますがこれはこれでいいかなと。最大限のパフォーマンスができるかどうかは別問題。選手としては「常にベストを出したい」と思うかもしれませんが狙った試合に向けてどうするか。そこも理解してもらいたいなと思います。

 

最後に120-90-60を。短長は折り返しにしました。通常であれば前を走っている選手に追いつく形になるのですがなかなかできません。持久系の部分というよりもトップスピードかもしれません。課題になる部分は出てきます。もう少し走れないといけないと思います。それ以外の者はまずまず。こうやって走れるかどうかはある程度判断できます。

 

2時間程度だったでしょうか。それほど中身はないですが記録しておきます。

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台風の影響で

2019-08-10 | 陸上競技
練習について書けていません。とりあえず書いておきます。とはいっても練習に関してではないかもしれませんが。

火曜日。この日は登校日でした。前日の時点で台風の接近のため本当に実施できるのかという大きな疑問がありましたが。早めに出勤しましたがその時はまだ大丈夫でした。朝練を始めるくらいから雨が降り始める。そして一気に暴風雨。

電車が止まるかもしれないということもあり登校して早々に下校させることに。いや、なかなか。全ての部活動をしてはいけないという話になりました。暴風警報が出ているので強引にやるという選択肢は流石に取れませんでした。

風で飛ばされたらいけないので部室の周りのモノを片付ける。これだけしかできませんでした。何人かは負荷をかけておきたいと思っていたのですがそれもできず。「各自で」というほど曖昧なものではなかなかやらない感じがしました。とはいえ何もできず。

練習について書くといいながら全く関係ないしか書けません。こんな日もあったということで記録しておきます。意味があるかどうかは別問題ということで。
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400mHの指導に関して・・・4

2019-08-08 | 陸上競技

続きを。準決勝終了後、レース分析と動画で流れの確認をしました。

 

kd先生とkrkと作戦会議。この条件であれば4台目までの13歩はきついかなというのがありました。他の組は風の条件が良くタイムは出ています。実際4組目は2着の選手も持ちタイムから大きくタイムを落としています。条件が悪かったのではないかと。チャンスはある。細かい部分をある程度考えておかなければいけないなと。きちんと走れば前半で遅れることはありません。対策を。
 
レースパターンとしては準決勝のように最後に逆足で2台越えていくのはkrkといえどロスがある。ラスト勝負になった時に逆足では遅れてしまうのではないか。14歩の利き足になった後に15歩に替えておかないといけないのでは。krkとも話してそこは意見が一致。最後の強さを出すためにはやはり15歩で行くほうが本人の良さが出る。
 
そのことをkd先生にきちんと伝える。自分の口から伝えるように話すと「先生、俺アイシングしたいので先生が言ってください」と・・・(笑)。まーいつものことです。kd先生には私から伝えました。気象条件によって流れは変わると思いますが。そのあたりのことも打ち合わせをしながら。現場にいないので・・・。
 
決勝。世界ユース金メダリストが内側のレーン。2台目までは全く同時に越えていました。3台目で半歩遅れる。4台目逆足。ここでハードリングが乱れる。初めて見ました。腰が少し残ってしまうようなハードリングになり、ここから一気にタッチダウンが落ちる。通常でかなり厳しい展開でした。この手のレース展開になったことはない。
 
8台目を越える時点で5番目。かなりの遅れでした。8台目は逆足。これは準決勝と同じパターン。しかし、そのまま14歩で9台目へ。ここで利き脚。少しずつ追いついていきます。10台目を15歩で走る。ラスト100mでの差を一気に詰めていきました。ラストの爆発力はすさまじいものがあります。結果は3位。よく追いついたと思います。
 
3位というのは本当に素晴らしい結果だと思います。インターハイで3位ですから。しかし、kd先生とkrkの「想い」を考えると「おめでとうごさいます」という言葉は出ませんでした。レースが終わってすぐにkd先生と電話で話す。「何が起きたのか?」という話になりました。レースがここまで崩れるということは過去ありませんでした。3位という結果を受け止めながら「次にどうするか」だと思います。
 
優勝した選手は強い。これだけは間違いないと思います。kd先生の「身体1.5倍計画」が1.2倍くらいで終わっていました。dgc選手は「強い」という印象を受けました。向かい風が吹いても4台目まで13歩。2台14歩でそこから15歩。予選から安定して走っています。悪条件の中で50秒5で走る強さ。国体でリベンジするためにはもう一度「身体づくり」と「スプリント能力の向上」をしなければいけないと話で一致しました。
 
かなり前からの懸念材料ではありました。krkは「速い」と思います。条件が良ければ50秒5では走ると思っています。しかし、こういう悪条件の中では「身体の強さ」が大きく影響します。投擲でも同じ。技術的に優れていてもそれだけで勝てるわけではない。スペックを上げていくことが必要になる。そう感じています。
 
競り合う経験が少なかったことも多少なりと影響していると思います。内側から抜かれたときに本来の走りができなくなっていた。200mから300mにかけてのタッチダウンの落ちがかなりありました。競り合いの中で冷静に自分のレースをする経験も必要になると思います。力みからレースの流れを見失う。ここも課題として残るのかなと。
 
ここまで私が詳しく分析する必要があるか。これも越権行為かなとは思います。しかし、冷静に分析しておかなければリベンジを果たせないと思っています。縁あってこうやって関わらせてもらえる。その中から私自身が学ばせてもらっている。kd先生には感謝の気持ちしかありません。こうやって「育ててもらう」という部分。これまで何度も何度もこういう機会を与えてもらえています。恩返しをしたいと思っていました。果たせませんでした。申し訳ないなと強く感じています。
 
それでも今回の経験を次に活かしたい。私自身の指導にも活かしたい。自分で400mHの選手を育てて日本一を目指したい。その想いが強くなりました。これは「出会い」も大きく影響すると思います。いつになるかわかりませんが「400mHで日本一になりたい」という選手と出会い育てていきたい。
 
kd先生とkrkに心から感謝。ありがとうございました。
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400mHの指導に関して・・・3

2019-08-08 | 陸上競技

記録として。

 
前の記事にある程度意識してやったことは書きました。高校生で13歩で走れるというのはこれからの伸び代が大きい。その選手の指導に関われるというのは貴重な経験だと感じています。
 
今回はレースパターンをある程度決めてきました。これまでほとんどその通りになったことはないのですが。krkの感じるがままに走る部分があります。しかし、ある程度レースを想定しておかなければいけません。風が強いのが分かっているのでそこに対しては必ず対応しなければいけません。
 
風が弱ければ「4台目まで13歩、8台目まで14歩、最後の2台15歩」というのがベース。条件が良ければこのパターンで50秒5が狙えるという感じでした。風が強い時には「3台目まで13歩、7台目まで14歩、最後の3台15歩」というパターン。無理矢理4台目まで行っても次の流れが作れなくなる可能性があるからです。ここはkd先生とkrkと話をしながら。
 
言うまでもありませんが私はあくまでサポートです。普段の指導は全てkd先生がされています。kd先生の指導がベースにあって私が戦略的な部分のサポートをする。kd先生と出会っていなければkrkはどうなっていたのか(笑)。私は必要とされるところのサポートをするだけ。指導をした、というよりあくまでフォローする部分です。必要なモノを提供しますが、それを利用するかどうかはkd先生とkrkが決めることです。提供できるモノだけ伝える。極力越権行為にならないように。立場をわきまえながら。まーこうやってblogに書くことは越権行為なのかもしれないですが。
 
予選。同じ組に51秒台の選手がいました。組でのランキングは2番目。これまで条件が悪いなかで走っているのでタイムは出ていませんが同じこと土俵で戦えばトップ通過できるのではないかというのがkd先生との共通意見。1台目まで少し乗り切らない部分がありましたが4台目まで13歩、8台目で外側を走る選手に並んでそこからは突き放す。最後は余裕を持ってフィニッシュ。タイム的には全体のトップでした。
 
動画で確認すると8台目で切り替えるところを切り替えず最後まで14歩で押し切りました。本人曰く「風が追っていたのでそのまま行った」とのこと。想像を超えます。次の日の準決勝の流れを確認。
 
準決勝。ここを迎えるまでにkd先生はバタバタ。本人は意に介さない。kd先生と「勝てる気しかしない」と笑う。前日に3組2着+2から4組1着+4に変更。シードレーンに入っていますが外側に1人しかいない。更に同じ組に昨年度のU18チャンピオンがいる。救済があったとはいえかなり影響する組み合わせでした。それでもきちんと走れば勝ちあがれるという共通認識でしたが。
 
実際のレース、かなり風が強かったようです。本人が走っていて判断。3台目まで13歩。切り替え自体は比較的スムーズ。9台目を同時に越えて10台目で1歩リード。そこからは余裕を持ってフィニッシュ。決勝進出です。3台目まで13歩の場合は14歩4台なので7台目までになりますが、競っていたのもあり本人が思い切って8台目まで14歩。そこから逆足の15歩で2台。
 
少し長くなるので記事を変えておきます。記録として残しておきたいと思うので。
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