かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

キャバレー

2024年07月23日 | Movie
今日も酷暑。
これから関西へ移動予定。
新幹線が動いて良かった。



以前、ライザ・ミネリさんのサインをゲットした話はしたが、その代表作であるキャバレーのBDを見た。
アメリカ版で、日本語字幕はないが、英語字幕は見れるので、OK。

ライザ・ミネリの魅力を前面に押し出した映画ではあるが、ナチが台頭しつつあるベルリンを舞台として、怪しげな雰囲気が全般に漂い、単なるミュージカル映画とは一線を画する。
あのボブ・フォッシーが監督ということで、キャバレーの踊りの場面は、秀逸だが、その他の場面も、ユダヤ人の結婚式のシーンなど、ただならぬ気配がじわじわ迫る。
ミュージカルの映画化で、最後のライザ・ミネリのキャバレーの熱演で、急にエンディングを迎える。
すばらしいが、その後は、観客の想像に任せる手法。
あまり、いいその後があったようには思えないが。

おまけには、映画の解説付きのバージョンが。
かなりマニアックな情報を、映画を見ながら聴けるという趣向で、これもなかなかいい。

キャバレーは、たぶん日本でもヒットしたはずで、映画の看板が街にあふれていたのを覚えている。
いい映画だった。
特に、ミュージカルファンには。
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THE WIZ

2024年07月18日 | Movie
昨日で、残っていた通勤定期も切れた。
いよいよ自由人?

いよいよ梅雨明け?
今日も、雑用で大忙し。



本映画の存在は知っていたが、ジョージのマイケルとの対談を読んで、失敗作の映画として出て来たので、見ておこうと思ってBDをゲットした。
2018年にリマスターされて出たもののようで、画像も音も素晴らしい。

経費を回収できなかったほどの不人気だった映画だそうだが、せっかくのミュージカルの映画化なのだから、もっとゴージャスに作ったらよかったのにとは思う。
セットなど、金はかかっているのだろうが、チープ感も。
お金のかけ方が?
ぬいぐるみしかり。
演技もなんか学芸会の延長みたいだ。
思わず吹いてしまうセットも。

オズの魔法使いから始まっているから、手作り感を出したかったのかもしれないが、ブルースブラザーズのような仕立てにはできなかったのだろうか。
または、ミュージカルをそのままゴージャスにした映画にできなかっただろうか。

なんせ、ダイアナロスとマイケルジャクソンの共演なのだから。
特に、マイケルジャクソンが目立たなすぎる。
そこが、不人気の一番の理由だったのではないか。

歌、特にダイアナロスの歌は、素晴らしい。
当時のモータウンの勢いをそのまま伝える熱演だ。
出演は、黒人のみ。
メイキングを見ると、壮大な構想のもと、プロジェクトが進められたことがわかる。

マジカルミステリーツアーのように、歌のシーンを見るために、見る映画と捉えれば、素晴らしい?
モータウンに興味のある方向き。
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帰ってきたあぶない刑事(デカ)

2024年05月28日 | Movie


今日は、大雨予想だが、今は、小康状態。
久し振りに映画館に行ってきた。
帰ってきたあぶない刑事。
前回、さらばあぶ刑事だったし、ニュージーランドで隠居生活というラストだったから、もうないと思っていたら帰って来た。
ウルトラマン?

横浜ど真ん中のシネコンで、サイン入りポスターの展示。



これは、先日のハマスタでの始球式のボール。
恭平さんが、ノーバンでびっくりした。
流石!!



恭平さんのサイン。



シネコン全体、あぶ刑事祭り?



まだ封切りされたばかり。



このシネコンだけで、1日10回以上上映されており、流石にガラガラだった。

ネタバレになるので、内容については、触れないが、横浜愛、オリジナル愛に満ちていた。
マンネリと見られてしまうかもしれないが、1986年、まだみなとみらいの再開発が始まる前から見ていた私にとっては、、横浜の発展する姿と共に、見られて最高。
二人は、相変わらずカッコいいし、トロイ動物も健在。
浅野さんは、キャラ崩壊?

横浜ファン、あぶ刑事ファンは必須。



終了後、みなとみらいを見下ろしながら、軽くランチ。
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MISSION:IMPOSSIBLLE DEAD RECKONIEG PART ONE

2024年01月14日 | Movie


今日は、初打ち。
OB2発叩いた割には?
今年こそ?



遅ればせながら、BDで、MI最新作を見た。
まぁ、素晴らしい。
ドルビーアトモスの音も素晴らしい。
最初、鍵を探す? ベタ? と思ったが、あっという間に引き込まれた。
見事というしかないアクションの連続で、ストーリー展開もスリルの連続。
トム・クルーズはもちろん、出て来るキャラクター陣?も、まさに、キャラ立ち!
冒頭のオスプレイは、懐かしの映像になってしまうかもしれないが。

あまりネタバレは避けたいので、あまり書かないが、特典映像で、アクションシーンのドキュメントが収録されているので、それについて少し。
ここが、BDのメリット。
アブダビ、ローマ、ベニス、フリーフォール、スピードフライング、トレインと6アクションのテイクが納められている。
フリーフォールは、テレビでも流れていたから、凄いなとは思っていたが、そこに至るまでの準備など、凄まじい。
フリーフォールの次に続くスピードフライングは、フリーフォールの陰に隠れがちだが、リスクは、どっこいどっこい。
これを、全部、クルーズ自身がやったというから、アンビリーバブル。
フリーフォールは、いつかは、やりたいと思っていたアクションだそうで、夢が叶った!

トム自身のプロモーションのための来日が、ハリウッドのストのためにキャンセルになったが、俳優自体が命懸けのアクションに自ら望んで取り組む姿勢とのギャップ。

続編で、失速する作品もあるが、MIは常に想像の上を行っているように思うが、どうか。
アクション映画の金字塔!
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THE THIRD MAN

2024年01月12日 | Movie


本作は、オーソンウェルズの名作として名高い。
チターのテーマ曲も、たぶん誰もが聴いたことがあるはずだ。
ただ、まだ、見たことがなかった。

昨年、ウィーンに行った時に、ウィーンが舞台の映画(特に観覧車)であることを知り、DVDをゲット。
2019年に出たもので、4K化を機に、DVDも出たようだ。

もちろん、おもしろった。
ストーリー的には、ヒッチコック的なサスペンス。
ただ、作られたのは、1949年で、ヒッチコックより前。
終戦直後のウィーンを舞台にしており、白黒画面のせいもあり、最初から怪しげなムードが漂う。
20世紀前半の上海の雰囲気とも似てるかもしれない。
インターナショナルというか、国籍不明というか。

当時のオーストリアは、まだ、ソ連が統治している地域もあったようで、怪しげな人物、怪しげなビジネスが跋扈していた。
その中での、ミステリー。
現代でも、十分通じる完成度の高い映画。
リメイクされてもおかしくないが、1949年のまだ、混沌とした情勢下だったからこそできた映画かもしれない。
映画が、エンターテイメント性よりも、芸術性が、重視されていた時代とも言える。

観覧車の中での会話など、哲学的でさえある。

まだご覧になったことがない方には、まずご覧ならなることをお勧めしたい。
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