かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

「ビートルズ!」をつくった男

2014年09月30日 | The Beatles


本書は、先日出たばかり。
ということで、早速ゲットしたが、看板に偽りあり。
1981年に出た本を、最近のビートルズブームに便乗して焼きなおした本だ。
書き下ろし部分は、最後の数ページ。

ビートルズのことは、来日の時、空港出迎えで肩透かしを食ったこととか、加山雄三がホテルで、いっしょにすき焼きを食べている時に、エプスタインに、シラブラックの売り込みを頼まれたことなどぐらいで、基本的には、1960年代のレコードビジネスのど真ん中にいた高島さんの思い出話。

高島さんが、あの高島忠夫さんの弟さんとは知らなかったが、今は、ビートルズの楽曲に、とんでもない邦名をつけた人として有名になった。
抱きしめたいなどは、まだいいが、ノルウェーの森など、完全な誤訳。しかし、この迷訳が、はまって、小説の題名にまでなってしまった。

来日時に日本独自のベスト盤を企画したが、流石に、許可が下りずに、ボツになったとの秘話が明かされる。唯一の、サンプルレコードは、高島さんの手元にあるという。
オールディーズが私の最初に入手したビートルズのレコードだが、このベスト盤が日の目を見ていれば、それが私の最初のビートルズになったかもしれない。

邦楽の話もたくさん出てくるが、タイガーズの二番煎じで、ライオンズがデビューしていたとは知らなかった。

ビートルズネタを期待して読むと、いまいちだが、レコード業界華やかかりし頃の、ノンフィクションという意味では、ひじょうに面白い本。
特に、団塊の世代には、ピッタリの本だろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポール再来日祈願

2014年09月29日 | The Beatles



早くも、9 月も、残り2日。
11月の再来日を予想していたのだが、流石にもう今年は、間に合わない。
冬は、のどに悪いから、たぶん、早くても、来春ということになりそうだ。
屋外にこだわるとすると、日産スタジアム、味の素スタジアムとかが候補?

そんな中、前回病欠になってしまって売れ残ったグッズがまだ、販売されている。
再来日祈願の意味もあり、数点ゲット。

このトートバッグは、あまりにも、シンプル過ぎるので、当日は見送ったもの。
よく見ると、色合いは洒落ている。
ポールのツアーで使っているピアノの色を題材にしたもの。



これは、もともと武道館用。
色合いは、トワイライト時間のコンサートを想定したもの。



返すがえすも残念。でも、元気になってよかった。



ということで、次回ツアーには、このタオルを持参しよう?
気が早い!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LED ZEPPELIN Ⅲ

2014年09月28日 | Music
今日は、ゴルフだったが、残念な結果に。
とんでもない状況ではないのだが、うまくかみ合わない。



LED ZEPPELINの3枚目のアルバムのリマスター盤。

凝ったジャケットも、無理やり?再現した。

このアルバムから、アコースティックも入れたりして、作風に幅が出来てきた。もちろん、がんがんハードロックを期待する向きには、物足りなさもあったのだろうが、この幅が、さらにZEPPELINの魅力を増加させたと評価する人の方が多いだろう。

オープニングのImmigrant Songは、高校の時の運動祭の時に使われていたっけ。ビートルズが活動を止めて、当時の若者の目は、ハードロックの雄である、ZEPPELINや、PURPLEに向かっていた。

おまけのCDは、やはりOUT TAKE集。
興味深いのは、アルバムに入っていないBLUES。
STONESや、CLAPTONだったら、わかるけど、ZEPPELINも、BLUESを演奏したりしていたんだ。あの名曲、Key To The Highwayもラフだけど、入っている。
コンサートで演奏したことなんてあったのかな?イメージわかないけど。
当時のツアーの写真が付いていて、アコギコーナーがあったようなので、そのあたりで、取り上げていたのかな?
タイムマシンないかな?
もちろん、アルバムに入っている曲も、音をダビングしていく過程が垣間見えて、興味深い。
ハードロックだけではなくて、いろいろ幅を広げようとし始めた時期の逸品。

マニア向けだけど、いいよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミレー展

2014年09月27日 | Culture・Arts



今日は、久しぶりの休日。
朝は、まず、横浜高島屋で始まった、芹沢けい介展へ
けいの字は、金編であることを初めて認識したが、辞書に見つからなかったので、平仮名で勘弁。
これは、結構すばらしい。
民藝というと、何か田舎臭い感じを受けるが、とんでもない。
斬新な、日本的な、デザインが、並んでいる。
その元となったアジアの民芸も並んでいる。
そのテクニークたるや、日本人ならではの、きめ細やかさだ。
これから、巡回するようだが、日本の近代文化という切り口から是非見ていただきたい展示と感じた。



その後、山梨から巡回してきたミレー展へ。
府中市立美術館で、開催されている。
正直、ちょっと横浜からは、不便なのだが、先月、ミレーの家に訪問した縁?もあって、頑張って行ってきた。
行ってよかった。
ミレーの普段見慣れている農村風景の絵以外に、初期の肖像画群、晩年の風景画群が、展示されていて、ミレーの人生も、同時に体感できる展示になっている。
山梨の種まく人が展示されていないが、他の種まく人が展示されていて、それを、補っている。

落穂拾いも、オルセーの原画となった作品が展示されている。
ということで、ミレーの作品を、彼の人生に沿って見たい人にとっては、得がたいチャンスになっている。

当時の写真も、最後で展示されていたが、まさに、先月訪れたバルビゾン村の写真も。
こちらは、ミレーが通っていたという教会。
親友であったルソーが隣の家を買い取っている。



こちらは、ミレーの自宅兼アトリエ。
子沢山のミレーが、この小さな家で、農村の絵を描き続けた。
中に4€で入れるが、現在のバルビゾン派の作家の絵も購入できる。



話は、それたが、行ってよかった。
府中駅前が大工事中で、行きに、タクってしまったのが、ちょっと残念?
500円のことだけど。
帰りは、100円バスで、お得感あり。

その後、菊名で用事があったのだが、その話は、正式に通知があってから、ご報告したい。
実は、近い人が、今日、御嶽山に行っていて、噴火にはびっくりしたのだが、下山後、昼食時の噴火だったとのこと。
ほっとした。
いきなりみたいなので、巻き込まれた人はどうしようもなかったろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LED ZEPPELIN Ⅱ

2014年09月26日 | Music
プロ野球は、収束に向かいつつあるが、予想外に、大相撲がたいへんなことになっている。
明日の結果次第では、激震か!
いやっ!もう激震か!
ガチンコ勝負が証明された???



ZEPPELINの2枚目のアルバム。

1枚目のアルバムの勢いをそのまま引き継いだような迫力を感じさせるアルバム。
ツアーの合間に録音したというが、それを感じさせない完成度の高さだ。

初登場199位で、2か月で、チャート1位に上り詰めたという。まさに、このアルバムで、ZEPPELINは、ハードロック界で、不動の地位を築いたと言えるだろう。

本CDの付録は、アウトテイク集。ROUGH MIX with VOCALが多いが、一部、演奏だけの曲もある。この2枚目アルバムの制作過程がわかるが、そのレベルの高さ、生生しさに感服する。
ライブで、鍛えられていたことと、ライブの合間で、ゆっくり何度も録音する間もなく、1テイク、1テイクが、真剣勝負だったのだろうか。
後期のBeatlesのOUT TAKEのようなダラダラ感がない。

アレンジは、オリジナルに近いので、Beatlesのアンソロジーのような驚きはないが、当時のZEPPELINの新たな音源として、聴く価値はあった。

もちろん、マニア向け。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする