かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

みろく ー終わりの彼方 弥勒の世界ー

2021年09月30日 | Culture・Arts

また台風が近づいているという。
何と、災害の多い国であることか。



今日は、東京芸術大学大学美術館に行ってきた。
複製がほとんどの美術展だが、興味のある弥勒をテーマにした展覧会だったので。



実は、この展覧会のことは知らなくて、先日平山郁夫シルクロード美術館で、本展を知った次第。
期待に応える素晴らしい展覧会だった。
平山郁夫シルクロード美術館からの展示も多数。
これは、戦車に乗る太陽神を表した柱頭。
ローマの神(ミトラス)から、ゾロアスター教の神(ミスラ)となり、仏教の弥勒菩薩(マイトレーヤ)になった。
この流れが、複製も交えて、コンパクトにわかるような展示になっている。



破壊されたバーミヤン東大仏天井壁画の再生画。
前に見たかもしれない。
破壊されてしまった。
何を考えているのか。
ミトラスからの流れから、4騎の馬に引かれる。



ミニチュア。
二度と見ることはできない。
天井壁画は、このような場所にあった。
どうやって描いたのだろうか。



これもたぶん見たことがある。
顔がはがされているのは、イスラムの影響。
残念。



これは、今回の目玉のE窟のミニチュア。
同時期に破壊されてしまった。
人の大きさとの比較から、大仏よりは、ずいぶん小さいことがわかる。



残された資料により、見事に再現された。
青の弥勒と命名された。
今回の展示の目玉。
弥勒かどうかは、正直判断難しいのだが、ポーズや、回りの様子によって判断されている。



本像は、まさに敦煌で、1対1で拝めた像だが、敦煌の中でも最古の像。
エキゾチックなにおいも充満。
このレプリカは、70%大だが、最新技術を駆使し、見事再現された。
交脚像、半跏思惟像が、弥勒とされる。



本像も、季節はずれの敦煌で、拝めた。



本像が、この石窟の目玉で、法隆寺の金堂壁画と瓜二つということで、有名だが、金泥の膨らみまで、見事に再現されていた。
実際に見た時の感動を思い出す。



こちらが、シルクロードの終着点である法隆寺壁画。
これも弥勒?



これもシルクロード美術館の出展。
素晴らしい。



今は、見ることができない東大仏。
返す返すも。
排他的な宗教には。

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Uriah Heep サイン

2021年09月29日 | Music
Uriah Heepのサインをゲット。
昔は、よく聴いたが、バンドとしては、勢いを失い、メンバーチェンジも多く、聴かなくなっていた。
ところが、来日するというので、行ってみたが、なかなかよく、流石、老舗ロックバンドというノリだった。



サインをゲットした人が、マメな人のようで、1975年5月21日のものであることがわかる。
ネットだと、北欧ツアーをやっていたようなのだが、どこでゲットしたものか。
ちょうど、キングクリムゾンから、John Wettonが加入したタイミングのものだ。
これは、唯一の生き残りメンバーである、Mick Boxのサイン。
Uriah Heepの前身の、Spice時代から、現在まで、不動の4番バッター。



キーボードのKen Hensley。
1970年2月に加入し、それから、Uriah Heepの躍進が始まったと言っても、過言ではない。
1980年9月に脱退している。
2020年に、75歳で、亡くなっている。



ドラムの、Lee Kerslakeは、1971年11月に加入。2007年に、病気を理由に脱退している。
やはり、2020年に癌のため、73歳で亡くなっている。



ベースのJohn Wettonは、キングクリムゾンからの加入。
1975年3月というから、このサインは、その加入直後ということになる。
1976年6月には、脱退。短命だった。



David Byron。
全身のSpice時代からのメンバーだったが、1976年7月、アルコール中毒のため、解雇となり、1985年に肝硬変で、亡くなってしまった。

こう見てくると、Mick Box以外は、あまり幸せな人生ではなかったのかもしれない。
昔ながらの、ロックミュージシャンというところ。
確かに、当時は、ツェペリンとか、パープルと同じレベルのグループとして聴いていたが、特別な技術があるわけではなく、厚いボーカルの総合力で、人気を博していたと言えるかもしれない。
メンバーが変わるにつれ、音楽も変わり、グループとしては、継続したら、70年代半ばの勢いは、取り戻せなかった。
ただ、最新の来日でも、新旧取り混ぜたセットリストで、楽しませてくれたところは流石。
Look At Yourself のユニークなアルバムジャケットも忘れられない。
ライブ盤も、繰り返し聴いていた記憶がある。



サイン帳の表裏になされたサインもあり、以下2枚は、おまけ。
このCockney Rebelというグループ名は、記憶があったから、日本でもそれなりに流行ったはずだ。
1973年に結成されたイギリスのロックバンド。
このSteve Harleyは、1951年生まれ。
バンドの仲は、悪く、ヒットを飛ばした後、すぐ、もう1枚のサインのあるドラムのStuart Elliotと二人になってしまったようだ。



どの曲で、バンド名を覚えていることになったのか、定かではないのだが、ジャンルとしては、グラムロックに分類されていたらしい。
Here Comes The Sunもカバーしている。
ベスト盤のCDがあったら、1枚ぐらい買ってみようかな。
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ビートルズ

2021年09月28日 | The Beatles
今日は、在宅勤務。
でも、やることいっぱい。



思い切った題名の本が出た。
事前情報がなかったので、本屋で見つけた時は、びっくりした。
著者は、音楽評論家、大学講師をされているとのこと。

読んでみたが、なかなか面白かった。
ビートルズの楽曲のルーツを、かなりディープに、かつ大胆な推理も加えながら、いかにかれたの楽曲が、多様な文化を背景に生み出されてきたかを論じている。

リバプールという土地柄、アメリカの最新のロックなどの楽曲に触れる機会があったというのは、よく知られるところだが、故郷のフォークソングの影響、アメリカのミンストレル・ショウの影響、スキッフルの影響、ラテン、カリブ、インド.....
様々な地域の文化、音楽の影響が語られるが、関連の強弱はあるものの、なるほどと思わせる説得力が、ある。

初心者向けというよりは、中級者向けの本と思うが、面白かった。

ジョンの祖父の出身地について、様々な説がある視L載されているが、先日紹介したジョンの叔父のCharlieさんの本には、アイルランド生まれで、一旦アメリカに渡ったが、その後、イギリスに戻り、リバプールに落ち着いたとの記載があったので、一応投稿した。

ジョンのおじいさんの出身地の話だから、19世紀半ばで、記録も記憶も薄れているとは思うのだが。

ビートルズの楽曲のルーツを知りたい人向け?
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Strawberry Fields Recovered Victorian Brick

2021年09月27日 | The Beatles
シルバーウィークも終わり、秋本番?



珍品をゲット。
と言っても、リバプールにいれば、すぐ買えるものなのだが、重いものだけに、日本に運ぶのがたいへん。

リバプールのストロベリーフィールズの建物に使われていたビクトリア朝の煉瓦。
recoveredとあるから、一旦取り壊されたものから、持ってきたものだろう。
今は、ショップで売っているようだ。

1226番。
限定版とあるが、総数は明らかにされていないので、いくらでも作れる?

収益は、教育を受けられない子供たちに対する寄付に充てられるというから、社会貢献にもなる。
元の、救世軍の趣獅ノも合致する。



美しい箱に入っている。
キャバーンクラブの煉瓦も持っているが(こちらは5,000個限定)、箱は、ボロボロだった。



証明書もしっかりしている。
ジョンの歌以来有名になったこととか、ミミおばさんと、年一度のガーデンパーティを楽しみにしていたこととか、壁をよじ登って、庭で遊んでいたことなどが、記載されている。

2018年6月8日付。
Strawberry Fieldsが、公開された時かもしれない。
私が訪れた時は、門が見れるだけだった。

Lyndon Buckingham さんのサイン付。
ええんじゃない?
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THE LAST DAYS OF JOHN LENNON

2021年09月26日 | The Beatles

今日も、ゴルフ。
曇り空で、涼しい気候で、まずまずだったが、ちょっと大たたきホールがあって、スコアは普通。
これから、ゴルフのベストシーズンを迎える。



本書は、アメリカの業者から直接ゲット。
2020年12月に出たばかり。
翻訳本は、まだ出ていないと思う(翻訳されるかどうかわからないが)。
似たような題名の本の多いこと!

写真群は、見たことがある有名なものばかりで、目新しさはない。
内容は、ビートルズ結成から、解散、ソロ、1980年12月8日と、総括的な内容になっており、
題名通りの内容ではないようだ。

書かれている内容も、ぱらぱら見ると、知っている話ばかりなので、自分で独自取材して書いたというよりも、既存の情報を、整理し直して、1冊の本にまとめたという本のようだ。
John Lennon 初心者にはいいが、何冊も本を読んできたマニアには、物足りなさそう。

著者のJames Patterson氏は、著名なジャーナリストで、様々なテーマで本を出されており、特に、音楽関係に興味が集中しているわけでもないようだ。

ということで、ビートルズ、ジョン・レノン、初心者向けの本か。



著者のサイン付!

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