戦争の日本古代史

本書は、本屋で見っけ。
日本の明治維新前の対外戦争に絞って分析、論評した本だ。

結構興味深いし、現代史に通じるところも多い。

そもそも、日本は侵略された歴史が少ない一方、侵略した歴史も多くはない。
もちろんWW2は別格だが、それ以前の話。
であるから、戦術や外交交渉など稚拙な対応がちぐはぐな行動につながっている。

特に、古代の朝鮮との抗争は、当時としては、規模も期間も相当なものだった。
ただ、同根だったこともあり、何の成果も挙げられていない。
荒らしまわって、何の成果も挙げられなかったどころか、負の成果を残した。

一方、平和ボケした平安時代の刀夷の話は、思い起こされることすらなくなってきている。
そして、元寇。
当時の鎌倉幕府の稚拙な対応は今も語られる。

本書は、長く準備されたものというが、武力を背景にした外交がいかに困難なものであるかを示してくれる。
たぶん、WW2以降、アメリカは、それを乗り越えたと思ったのかもしれない。
しかし、朝鮮半島、ベトナムで、それがワークしないことを体験した。

今の日朝関係の背景、そして、最近また台頭してきた、孤立主義とかブロック経済を考える上で、貴重な見方ではないかと思う。
まさに、温故知新。

THE COREA & GADD BAND

いろいろ続いているが、チックコリアと、スティーブガッドが、揃い踏みと聞けば行かない訳には行くまい。

ということで、今年何回目か忘れたけど、ブルーノートへ。

このツアーだけのためではなく、レコーディングもしているそうで、セットにも、新曲が、ずらり。
1970年代の再録曲も含めて、前回とは、全く違う、かつ、演奏パターンも違うステージになった。
ファンキーな曲あり、斬新な曲あり、流石と唸らせるステージ。
コードとか、フレーズが、独特で、人気の理由がよくわかる。
ガッドは、もう一人のパーカシャニストとの掛け合いで、見せた。
ギタリストは、フュージョン系のボーカルも。
ベースも派手て上手く、言うことなし。

是非、このチャンスを、お見逃しなく！

ビートルズミニカー

これは、ファンクラブの通販でゲット。
ミニカー5点セットだが、小さいし、デザインにそれぞれ個性があるので、いい感じ。



どれが好きかと問われれば、WHITE Albumという人はいないだろうが、私は、やっぱりMMTかな？
でももうちょっといいのあるからSPLぐらいがいいかな？

これは、かさばらないし、ビートルズファンに広くお勧めできる。

The Who

スペイン報告をしたいのだが、まだ整理がついていないので、それまでに得たネタを。

これは、かのWHOのサイン。

4枚ばらばらで価値は落ちるが、オリジナルメンバーの1枚もののサインは、とんでもないので、ちょうどいい感じ。
サイン自体は、丁寧にされている。

Whoは、イギリスの三大ロックバンドにも関わらず、日本には、オリジナルメンバーでは一度も来日していない。
その後のメンバーでも、グループとしては、1回しか来日しておらず、日本のファンにとっては、近くて遠い存在だった。
その唯一の来日公演に行くことができたのは、ラッキーだったというべきか。

ブリテッシュロックバンドのど真ん中のWHOのサインとして貴重。

山中千尋さんのコンサート

今日は、コットンクラブでの山中千尋さんのショー。
その前に、前に見た、三菱のレオナルド＆レンブラント展で、まだ到着していなかったミケランジェロの彫像を。
親切にも、最初の方に見た人には、この彫像のみ見れる入場券が、もらえていた。
現物はローマにあるが、これはその前の失敗作を完成させたものという。
確かに、顔のところに、筋が入ってしまっているのと、体のひねりが少ない。
でも、良心的。
最近、前期と後期に分けて目玉を展示している場合があり、両方見たい人は、2回行かなければならない。



目的は、山中千尋さんのショー。
新作をフィーチャーしたショーだが、いつも凄い熱演で、素晴らしい。
ドラマーほ、前にも見た人だぅたが、全米テニスで、4位になったことがあるという。
学生時代のダチだそうで、ボストンセルティックスの応援演奏のバイトもいっしょにしたとのこと。
もちろんうまい。
ベースは、今回初めてと思うが、普通かな？



ほぼ満席で、新作のモンク絡みの曲が半分、定番が半分ぐらい。
八木節は、アンコールではなく、ラストにもってきた。
9/1のあさイチにも出るそうなので、興味のある方は、どうぞ。

後に同ビルのスペイン料理屋に行ったが、本場と遜色がない。
ワインがちょっと高いのが？



全然関係ないけど、KITTEで相撲やってた。
囲いがあって、中は見えなかったけど、音が反響して、相当の盛り上がり。
囲いの中に入って行く、白鵬関は見れた。

明日から、平常業務。