かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ケアンズ その9 グリーン島 放課後

2007年08月31日 | Australia
グリーン島内宿泊者の本当のメリットは、4時半の船が出たところから始まる。島の中は、ホテルの従業員と宿泊客だけになるから、急に静かになる。

まずは、餌付け。
さっきまで、大きな船が泊っていたところに、小さな魚から、大きな魚まで(5cm~1m位)、うようよ集まっている。この時間になると、黙ってても、おいしい食事ができるとわかっているからだ。他で、餌付けを禁止しているのになと思いつつ、いよいよ餌付けが始まる。すごい食欲。驚くのは、餌が宙を舞っている瞬間に、多くの魚(+かもめ)が着水点を目指して殺到すること。鳥達はわかるが、魚達も、海の中だけだなく、空中を見ているのだ。


できれば、海中展望塔から見たかったかな?
海中展望塔では、大きな魚がひっそりと、肩?寄せ合っていた。



その後、宿泊客のみのシャンパンパーティが海岸で、催される。もちろん、参加自由だが、飲み放題だし、シャンパンのマンゴジュース割りがおいしいということも知った。
いろんな国の人が集っているので(特にたまたまブラジルからの人がたくさんいて、賑やかだった)、外国気分も味わえる。日本人のグループは、他に1組しかいなかった(もっと泊っていたが)。『元御中元』という訳のわからない日本語のTを着ていたオーストラリア人らしい太っちょの少年も印象的だった。意味わかぁーんない!



本当は、ここからサンセットを眺める趣向なのだが、雲が出てあまり綺麗に見えなかったので、その前に、空をぱちり。



夜にもう一つ、グリーン島探検というイベントがあったのだが、レストランで、おいしいオーストラリアワインをいただき早く寝たかったことと、曇り空で、期待していた満天の星空が望めなかったことで、割愛してしまった。
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ケアンズ その8 グリーン島 昼の部

2007年08月30日 | Australia
いよいよ、ケアンズ近郊にあるもう一つの世界遺産であるグレートバリアリーフへ出発。もっともケアンズから、行きやすいグリーン島へ。普通、日帰りが多いのだが、当方は、島で一泊予定。グリーン島には、一軒だけ、リゾートホテルがあるのだ。この発想は、モルジブの島々と同じ。ケアンズから船で気軽に行けて、泊まれる島は、たぶんグリーン島しかない。ちなみにグリーン島の名は、青々としたジャングルがあるからではなく、グリーンさんという人の名にちなんだものだそうだ。ちょうどいい名前の人がいたものだ。



ケアンズの港は、町中にある。グリーン島までは、1時間足らずだが、スピードのでる双胴船で、眺めを楽しんでいる内に着いてしまう。ただし、行った日は、20ノット/時間という風で(どの程度かわからない)、結構揺れた方らしく、酔っている人もいた(私は、この48年間酔ったことがないが、船酔いする人には、原始人とバカにされている)。日程の融通の効く場合で、船酔いする人は、日を選んだ方がいいかもしれない。





着いてみると、いかにも、リゾート島という趣。ただ、島の半分は、手付かずの自然が残されており、ボードウォークに沿って、ジャングルを探検できるようになっている。
ビーチは、正直たいしたことはない。魚もたくさんいるが、小さめ。珊瑚もほとんどない。グレートバリアリーフを楽しむためには、船で、リーフに出る必要がある。



その他にも、様々なアクティヴィティが準備されており、時間とお金のある向きには、遊びきれないだろう。ホテル宿泊客には、無料になってアクティヴィティも多い。

4時半ぐらいに出発する船が出るまでは、日帰りツアー客も多く、どこにでもあるリゾートアイランドとの差は認められなかった。
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ケアンズ その7 キュランダ高原列車

2007年08月29日 | Australia
キュランダからケアンズに戻る時、高原列車を使うのが、定番コース。何でも、”世界の車窓から”という番組のタイトルバックにも、この列車から見えるシーンが使われているそうな。もちろん、この鉄道自体も取り上げられている。

100年以上も前に、高原と海岸地区を結ぶ、物資と郵便の輸送のために、たいへんな難工事の末、完成した鉄道だが、その後紆余曲折を経て、見事な、観光用鉄道として、現役で頑張っている。1日2往復なので、事前予約を取っておかないとなかなか乗れないだろう。



この鉄道の魅力は、レトロな雰囲気で、見事な渓谷沿いに、くねくねしたレールの上を、すばらしい景色を楽しみながら、のんびり走るところにある。
一箇所停車があり、そこが、既に、下からと、スカイレールから2度見ている、バロンフォール(駅)だった。
ここからの眺めがベストだろう。皆写真を撮り捲っている。



その後も、麓(海岸方向)を見下ろしたり、



滝が、列車の右手から、鉄橋の下を落ちていったり、



ヘアピンカーブがあったり(このシーンが世界の車窓で使われたとのこと)、見所満載。



写真が多くなってしまったが、ケアンズに行ったらMUSTでしょう。
オプショナルツアーでも、NO1人気ということだった。

この列車に乗る際のTIPSとしては、

①なるべく後ろの車両がいい(個人の手配でない場合、選択権はないと思われるが)。後ろの方が、ヘアピンカーブで、列車がより長く見渡せる(私は、真ん中ぐらいだった)。

②車内の座席は、渓谷沿いに向かいあった8人席(片側4席)になっており(通路が渓谷と反対側の窓沿いにある)、窓側の景色が絶対(ずぅっと)よいので、窓側の席を譲り合いながら、楽しめる面子になっていること。

この2点は、よく覚えておきましょう。

列車は、ケアンズまで行くが、よりレトロな雰囲気の残る、一つ手前のフレッシュウォーター駅で下り、そこからバスで、ホテルに帰り、無事2日目終了。
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ケアンズ その6 キュランダ

2007年08月28日 | Australia

キュランダは、今は、高原列車、スカイレールの点の高原村(といっても標高千メートルない)だが、昔は、採れた錫や農作物の集積地のために(それと避暑のために)、作られた村らしい。今は、完全に観光村。

本当は、1時間ぶらぶらできるはずだったのだが、スカイレールの行列が長かったため、30分に短縮。昨日、ちらっと見たユリシーズなどの蝶が乱舞するバタフライパークに行くことにした。

シンガポールのセントーサにもあったが、こちらの方が、惜しみなく蝶々が放し飼いにされていて、よかった。



動きが早いので、写真を撮るのは、難しかったが、一応存在は、確認できるかな。ビデオではよく写っているので、もし将来ビデオをアップロードする機会があれば、載せたいと思う。青いユリシーズと、緑が映えるケアンズバードウィングバタフライが、まさに乱舞している。

出口に向かうと、蝶や蛾のさなぎや幼虫が展示されているのだが、特に蛾の幼虫にはびっくり。思わず(本当に)絶句。10cmぐらいあったと思う。
この写真でも、十分その迫力が伝わるかと思うが。



村の中は、こんな感じで、のどか。次回来る機会があったら、もっとのんびりぶらぶらしたいものだ。



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ケアンズ その5 レインフォレストステーション

2007年08月27日 | Australia

+スカイレールで、高原の村キュランダに着くと、村のすぐ近くにある、レインフォレストステーションなる、オーストラリアの熱帯雨林のテーマパークへ移動。水陸両用(アーミーダック)車、ブーメラン投げ、ミニ動物園、パマギリダンスショーなどのアトラクションがあるが、そのうち、アーミーダックと、パマギリダンスショーを体験。

アーミダックは、WW2のノルマンディー上陸作戦の時使われた、水陸両用車に乗って(何でも、世界中で、まだ千台ぐらい残っているらしい)、熱帯雨林を見学後、小さな沼を一周するというコースだが、手軽に、ジャングルのイロハを知ることができる。
この水陸両用車は、ウィスコンシン州のウィスコンシンデルスという田舎の観光地に行った時初めて体験し、シンガポールでも体験したので(まだやってるかな?)、私自信は、三度目の体験だったが、乗り心地と、親切さな説明と、景色のバラエティで、ここのが一番楽しめた。





その後、パマギリと呼ばれるアボリジニのダンスショーを見たが、これは、かなり観光用で、とりあえず、見たという程度。ディジュリドゥと呼ばれる、ユーカリの木の中が空洞になった尺八を大きくしたような、不思議な音色の音楽が演奏される中(この音色は独特でよい)、オーストラリアの動物を擬態化したような踊りが次々と繰り広げられる。



ただ、限られら時間であることと、アボリジニの方ではない方も踊っており、やや興ざめ。踊り自体も、これはすごいっというほどのものでもない。どちらかというとコミカル。アボリジニの踊りに興味のある人は、もっと本格的なところで、体験した方がよさそう。
ミニ動物園は、前日に別のを見たから、ブーメラン投げの方でもよかったかもしれない。

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