崎陽軒さんの中華弁当にトライ。
美味しいけど、カロリー高すぎ?
本書は、本屋で見つけた。
ミャンマーの現状を考えると、このタイミングで、このような本が出るのは、驚きだが、軍政復活前に集中的に研究されたようだ。
バガンに行くと、本当に大きいのから、小さいのまで、多くの仏教遺跡があるが、勝手に建てることはできないと聞いていた。
本書は、バガンの中心地区から、その周辺の地方まで、調査範囲を広げて、時代も8世紀から、19世紀までをカバー。
遺跡の壁画の紹介だけではなく、その歴史、修復事業の手法なども、紹介している。
訪れた時は、ペンキ屋レベルの人が壁画に上塗りしていて、いかがなものかと感じたが、カンボジアのように、遺跡保存の指導が継続的ならなされなかったことによるものらしい。
当時の上塗りを剥がす修復もされているようだ。
本調査時期には、しっかり修復がなされていたようだが、今どうなっているのか。
極めて心許ない。
遺跡の紹介は、細かくかつ写真付で、ポイントをついた説明でわかりやすい。
写真が小さいのが難で、これは、妥協の産物だろう。
写真を大きくしたら、どれだけ分厚い本になったかわからない。
かつ、敦煌やアジャンタのものほどは、芸術的価値は、高くない。
どちらかというと、歴史的、宗教的価値のほうが高い。
行った時は、中が暗くて、仏像中心に見ていて、壁画は、注意深くは、見ていなかった。
写真撮影禁止のものも多かった。
もったいないことだったが、凄い量の壁画が残されていて、その内容も多岐に渡るので、見出したらたいへんだろう。
かつ、今の治安状況だとあまり行く気もしない。
行った時のレポートは、H/Pの方にあるのでどうぞ。
いつのまにか、世界遺産に指定されていることを知った。
行った時は、価値を下げる修復や、外貨稼ぎのための、景観を損なう観光地化が進み、世界遺産指定は、難しいといわれていた。
一時的に民主化された時に、期待も込めて指定されたのであろう。
また、劣化するのが心配だ。
アンコールや、ボロブドールには、何度か行っているので、バガンも状況が,許せば、再訪したくなった。
ここはまだ、細かくは見れないが、懐中電灯持参で。