龍谷ミュージアムの後は、これも、前回、予約をしながら、遅刻で、見学しそこなった苔寺に。
今回は、要領もわかったので、早めに着いて、前回もいただいたとろろそばを。
これから西芳寺に訪れる客が結構訪れていた。
女将の話によると、西芳寺の見学は、通常午後1時スタート。
写経の日(90分コース)と、願い事を書く日(60分コース)があるらしい。
前回遅刻した日は、90分コースで、今回は、60日コースらしいことがわかった。
確かに今回は、筆を用意するようにという指示はなかった。
今回は、無事門が空いていた。
執事風の人が、予約の往復はがきのチェックをして、通してくれる。
こちらは、本堂。
本堂の右の受付で、3千円支払い、その待合室で、ちょっと待機した後、本堂に通される。
本堂では、まず般若心経を3回唱える。
そして、座禅和讃を一度唱える。この座禅和讃の由緒はわからない。
そして、準備されていた、硯と炭と筆で、これまた準備されていた祈りを書く板に、祈りごとを下記、裏に住所氏名を下記、お納めする。
これだけ、念入りにお祈りすれば、効果も高いのではないかと感じた。
お祈りなどの儀式が終わった後はフリータイム。
執事風の人が、庭の見所の説明をしてくれるが、どう見るかは、見学者次第。
こちらは、納経三重塔。
苔のふわふわさに、目を奪われる。
池を中心にした回遊式庭園だが、苔があまりにもすばらしく、目を奪われる。
苔は、この地域にフィットしたものというが、ベストシーズンは、梅雨時という。
壁沿いにも苔が敷き詰められたように、広がる。
いただいた庭園図によれば、当時、池の存在が、苔の存在よりも大きかったことは明らかだ。
ずっと庭園を回ると、最後の本仁に、指東庵があった。
そこから庭を見下ろすと、こんな感じ。
その奥に、枯山水の庭が残さえるが、苔が生えており、イメージは、異なる。
ということで、ちょっとたいへんだけど(予約要、入場料高い、中心部から遠い)、京都訪れられる方は、ぜひ一度訪れてみたほしい。
これで、京都の世界遺産は、制覇したかな?