かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Nothing But The Bluce

2023年02月28日 | Music
今日で、2月も終わり、いよいよ3月から、来日ラッシュ。
久しぶりにEricも。



本BDは、2022年に出たが、元は、1995年でTV放送されたもの。
1994年11月のEric Claptonのコンサート。
マーティン・スコセッシが、監督し、すばらしいドキュメンタリーに仕上がっている。

Ericは、ロック・ギタリストとして我々の目の前に現れたのだが、本BDを見ると元は、ブルースからスタートしていたことがわかる。
そして、エレキから、レゲエ、アンプラグドを経て、ブルースに戻って、本格的に取り組んだのが本コンサート。
最初から、最後まで、全てブルース。
渾身の魂の演奏が聴ける。

曲の合間合間に、ブルースの巨人たちの演奏やインタビューが入り、ブルースの歴史が振り返られるような構成にもなっている。
洋楽の歴史というと、ジャズ~フォーク~ロックで、ブルースはその横にあるイメージだったが、USAでは、ジャズ~ブルース~フォーク・ロックであったことがわかる。
当時ブルースは、あまり日本に持ち込まれていなかった。
それとも、R&Bになって、ロックと一緒に入ってきたということかな。
Ericは、ブルースからロックに入り、人気を得たが、常にブルースを意識しており、Cream時代に、Crossroadsを取り上げ、代表曲の一つにし、本ライブでも取り上げている。
本ライブで、元は、ブルースの名曲だったことを知った。
当時の最新アルバムは、From The Cradleで、即買ったが、その意味は、ブルース回帰という意味で、その中のMotherless Childは、本ライブでも取り上げられている。
私が、Ericのコンサートに初めて行けたのは、1999年なのだが、そこで、長々とギターソロを聴かせてくれたのが、本ライブで取り上げられていたHave You Ever Loved A Womanというブルース曲だったことも知った。

Ericが、ブルースがすばらしい音楽なのだと伝えるためのライブという感じでもある。
確かに、ブルースというジャンルは今も存在するが、ブルース専門でやっているミュージシャンというと、ポンとは浮かばない。
本業は、別のジャンルで、ブルースもやるという感じ。

ブルースと言えばシカゴなのだが、せっかくシカゴに7年近く住んでいたのに、1回もライブに行けなかった。
忙しくてとても行ける状況ではなかったのだが、治安最悪の南部が中心だったこともあったろう。
北部ではあれば、会社帰りに寄ることもできたかもしれない。

Clapton ファンはもちろん、ブルースに興味のある方に広くお勧めできるいいライブ。
4月の来日公演のチケットは、ゲット済だが、どんな演奏を聴かせてくれるのだろうか。
ギタリストという観点からは、ジェフベックが亡くなってしまい、ジミーペイジも弾けなくなっているみたいで、今一番聞きたいのは、John Mayerなのだが。
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夜の庭

2023年02月27日 | Music
今週から、暖かくなるようだが、今日は、まだかな。



先日ライブに行った畠山美由紀さんと藤本一馬さんのアルバムをゲット。
”夜の庭”と題されるこのアルバム。
カバー写真が美しいが、撮ったのが畠山さんという方なので、ご主人かもしれない。
生まれ故郷の実家の庭をイメージしたものという。
幼い頃の脳裏に焼き付いた光景というのは、誰にでもあるものだが、気仙沼だと、こんなに星空がきれいだったのか。

アルバムだが、全10曲で、内、インストゥルメンタルが2曲あり、畠山さんのボーカル曲は、8曲。
内英語曲が、1曲、ポルトガル語曲が1曲、いずれもライブで聞かせてくれた。
フランス語や、イタリア語の歌も歌われるようだが、印象的なのは、日本語訳を披露してから、歌に入ること。
外国曲の選曲は、メロディと歌詞、両方重視していることがわかる。
そういえば、ライブでは、Tea For Twoも披露していた。

オリジナル曲は、畠山さんが、作詞し、藤本さんが、作曲している曲が多い。
詩と曲がマッチしていて、チェロ、パーカッション(ライブにも参加)が引き立てている。
もちろん藤本さんのギターがすばらしい。
詩は、ノスタルジックな、郷愁を誘うようなものが多いが、その中で、”古い地図”は、ウクライナ戦争が起こって、そこから着想を得たという。
確かにロシア軍の兵士たちに聞かせたいような曲だ。

ルビコン川を渡るという言葉をよく仕事でも使ったが、プーチンは、まさにルビコン川を渡ってしまい、想定外の状況にあるが、元に戻れない中、がむしゃらにひたすら突き進んでいるようにしか見えない。
早期終結を望むが、同時に、侵略が正当化される終わり方も許されない。
穏やかな中にも、メッセージが込められている曲だ。

音楽の原点に返った気持ちになる心休まるアルバムだと思う。
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Norah Jones live at Ronnie Scott’s

2023年02月26日 | Music

 
今日は、ゴルフ。
梅が満開。
天候に恵まれたが、スコアはさっぱり。
来週末は、遠征予定。



Norah Jonesのライブ盤をゲット。
珍しく、小規模のジャズクラブ、かつ行ったことがあるRonnie Scott’s。
2017年9月25日と、26日に行われたものという。
私がロニー・スコッツに行った時も、山中千尋トリオだったから、楽器の配置など、ほとんど一緒。

曲は、Jazz中心で、彼女の作品がほとんど。
全て弾き語りで、抒情豊かなボーカルを聴かせてくれる。
リズムセクションとの相性もぴったり。

リラックスしている様子で、久しぶりの小規模会場での、トリオコンサートを楽しんでいるようだ。
昨年の武道館のライブとの曲のかぶりは、NightinGaleと、Don’t Know Whyの2曲のみ。
当時の最新アルバムからの曲が多い。
音も最高で、ずっと流しておきたいぐらい。

輸入盤をゲットしたが、20分の特典インタビューは、英語字幕付で、見れる。
本編は、字幕なしだが、基本的には、歌だけなので。
この小さい会場でやる意味等から始まって、ピアノの弾き語りの楽しみ、好きな音楽、歌手、ブルーノートとの関係等、フランクに、自然体でインタビューに答えている。
音楽の世界に入ったのは、父のラヴィより、母の影響が大きかったようだ。
そして女性ジャズ、R&Bボーカリストに対するあこがれが強い。
ブルーノート関連では、ウェイン・ショーターを敬愛している。
現在のトップであるドン・ウォズに対する信頼も厚いようだ。

ということで、Norah Jones ファンは、マストだろう。
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金沢散策

2023年02月25日 | Other Western Japan


昨夜のカニ尽くしは、見事だった。
これは、加能ガニ。
酢の物でいただいた。
今日、近江町市場でも確認したが、超一級品だった。



これは刺身。
彩りも美しい。



今日は、七尾温泉から、金沢に移動し、定番を散策。
晴れたり、曇ったり、雪降ったりと、なかなか忙しい天気だった。
七尾湾の日の出。



豪華な朝食。
白いのは、輪島のすいぜんという料理。
イカ刺しのように見えるが、テングサから造る。
不思議な食感。



かがり火という豪華3両編成の特急で、金沢へ。
まずは、金沢城。
子供時代から、何度も訪れている。



たぶん一番の見どころの三十間長屋。
訪れたのは、2度目。
再建されたものだが、本格的で、当時の城郭建築がよくわかる。



菱櫓の構造は、複雑。
当時の技術力の高さがわかる。



そして、前田家の庭園だった兼六園。
枯れてしまっていた琴柱灯籠の紅葉は、植え直されていた。
美しい紅葉が見れるようになるまで、何年かかるのか?



雪は無かったが、雪吊りは見事。
2月に入って雪は積もっていないとのこと。
今日も結構降ったが、積もる気配はなかった。



根上がりの松の雪吊りも見事。
伝統のなせる技。



ランチは、見城亭。
隈さんの設計という。
兼六園入り口の最高の場所にあり、元に似たような建物があったのだろう。


 
中は、黒い木材がむき出しになっており、石川門が臨める。



いただいた宝石箱。
見事だが、治部煮の肉が鴨だとなお良かった。



追加でいただいたローストビーフ寿司、金箔付き。
金箔ものが多いが、味は当然しない。



ひがし茶屋街にも。
雪が降っていて風情があった。
凄い人気。



最後は、近江町市場。
こちらも大人気。



いろいろなお店があるが、目玉は、やはり海産物。
カニを買って帰ろうとも思ったが、持ち帰るのが結構大変なので、ノドグロにした。
味は、どうか?



最後、駅で買い物。
こちらも大充実で、新幹線効果大。

ということで、カニ尽くし旅行も無事終了。
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和倉温泉

2023年02月24日 | Other Western Japan


今日は、カニを食べに和倉温泉。
まずは、駅弁で、ランチ。
東北尽くし。



新幹線と、サンダーバードで、和倉温泉駅に到着。
結構、賑わっている。
前回泊まった加賀屋の隣り。



能登島を臨む絶景。
雪が全くなくて、拍子抜け?
温泉も広々。ちょっとしょっぱい。

さて、これからカニ🦀尽くし?
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