先日、矢野顕子さんのコンサートに初めて行けた話はした。
CDを1枚も持っていなかったので、厳選して、最新アルバムをゲット。
コンサートで演奏した曲も多く入っているし、2020年のコンサートのBRは、ヒット曲、最新曲を網羅した完成度の高いライブだ。
最新アルバムの方だが、2020年12月13日のさとがえるコンサートのタイミングで完成していたもの。
矢野顕子節は、顕在だが、津軽海峡冬景色のカバーなど異色作も。
彼女のふるさとにちなんだ選曲でもあるだろう。
タイトル曲の音楽はおくりものもコンサートで演奏したが、すばらしい。
糸井重里さんの作詞曲が多い中、本作は、作詞も矢野さん。
こういったわかりやすい曲もいい。
糸井さんの作詞曲は、メルヘンチックで、ふわふわ漂っている感じなのは、いいのだが、それだけだと、淡く消えてしまいそうな気もする。
ボーカルをダブルトラックにしている曲も多いが、矢野さんの声質をうまく引き立てているように思う。
演奏は、さとがえるコンサートのメンバーと同じで、息もぴったり。
コンサートでのウィル・リーさんのベースとは、ずいぶんタイプが違うが。
2020年のさとがえるコンサートは、コロナのため、2020年唯一のバンド付コンサートであったようで、NHKホールも使えなくなるということで、気合が入っていた。
前半は、熱唱しすぎて、しばらく呼吸を整える時間も。
途中、衣替えのタイミングで、バンドだけのインストもあったが、なかなか渋いロックで、これもよかった。
先日のコンサートでは、ベースとドラムだけだったので、ギターが入ると当然、違った展開になる。
ギターの佐橋さんは、先日ノダマップに出演していた松たか子さんのご主人だが、相当数のギターをお持ちだそうで、このコンサートでもかなり持ち替えていた。
大家さんと僕でのアコギも印象的。
45周年記念のアルバムということで、最新作でありながら、集大成的な作品。
これを選んでよかった。
ちょっと高かったけど。
おまけのカード。
矢野さんのタイプは、年齢を重ねても、それを感じさせないお得なタイプ?