かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

草原の国モンゴルその18 スフバートル広場

2024年12月31日 | China・Mongolia
今日は、大晦日。
気温は、低いが、穏やかな天気。
夜、家族が久しぶりに集合予定だったが、インフル懸念により、全員集合とはならなくなった。
とは言え、どうにか今年も無事大晦日を迎えることができた。
支えてくれたみなさんに感謝。



モンゴルシリーズは、年内に完結できなかったが、ほぼ、最終回近くまで来れた。
つぎに、チンギス・ハーン博物館から歩ける場所にあるスフバートル広場へ。
VIVANTでは、バルカ共和国の首都クーダンの中心地として何度も登場したから覚えていた。
役所さんたちへの馬に乗る指導などは、ガイドさんが、行ったとのこと。
ロケは許可の関係で、5時から7時という早朝にエキストラを集めて行われたとのこと。
許可が出ただけでも奇跡的?
早く再放送が見たい?



この建物は、国立ドラマ劇場。
タシケントと同様、日本兵の捕虜によって建設されたという。
VIVANTでは、バルカ国際銀行の外観として使われた。



広場の向かい側にある近代的なビル群。
ホテル・ブルースカイは、みなとみらいのビルにちょっと似てる?



向かって右側の建物。
文化宮殿だったかな?



スフバートル像。
モンゴルの革命家。
中国人を駆逐し、近代モンゴル軍の父と呼ばれる。



この建物も、VIVANTに出てきたと思う。



正面にチンギス、両脇を、オゴタイ、フビライが固める。
政府庁舎なので、中は、警備が厳しそう。
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原始神母 The Division Bell 30th Anniversary concert

2024年12月30日 | Music


今日は、日中家事に精を出して、夜は、今年最後のコンサート。
会場は、六本木EX。



恒例になって来た、原始神母さんの年末スペシャルコンサート。
今年は、The Division Bell30周年が、目玉。



席は、何と前から3番目のどまん中。
今まで、真ん中より前の席になったことはなかったのに、どうしたんだろう?
木暮さんの真正面で、凄い迫力だった。
ジェフベックのように、魂で演奏している感じだ。

1部は、ファーストアルバムから数曲と、有名曲がずらり。
目玉のThe Division Bellからの曲は、2部の前半だった。
アルバムの、8.5割演奏したと言っていたが、アルバムは持ってはいるものの、たぶん1回しか聞いていないので、知らない曲が多い。
大ヒットしたアルバムだけど、当時、聞いてる余裕まったくなし?
曲は、バラエティに富むが、常に中心にギルモアさん(木暮さん)がいるアレンジになっている曲が多い。
とは言え、エレキのボーカロイドを駆使するなど、見どころ満載で、楽しめた。



そして見ものは、年末恒例、魔界オーケストラと魔界合唱団とのコラボ。
特に、合唱団は、アイデア出しの頃から見てるので、これだけ大規模になって感慨深い。
ボランティアのメンバーが毎回増えて、比例して迫力が増している (隣の席の方もボランティアメンバーだったらしく、途中で退席)。
今回は、特に外国人の観客が目立った。
朝日新聞の俳句コーナーで、年末にちなんだ一句で、ピンク・フロイドの名がでてたそうだ。
よく見つけるなという感じだが、それだけ本イベントがメジャーになって来たということか?
ブラス・セクション+チェロは、最後の2曲の為だけに、京都から、来てくれたそうだ。
指揮のYOKANさんも、いつも気合いの入ったリード振り。
今年は、サックスの演奏は、なかったが。

3月には野音で、MR. JIMMYとのジョイントコンサートがあるのだが、残念ながら先約があって行けない。
70年代ロックに興味のある方には、絶対お勧め。
天気の保証はできないが。

ということで、今年最後のコンサートを満喫できた。
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草原の国モンゴルその17 チンギス・ハーン博物館

2024年12月29日 | China・Mongolia


今日は、今年、最後のゴルフ。
気温は低いが、いい天気。
富士山もよく拝めた。
スコアも、不調続きだった割には、まずます。



モンゴル国立博物館。
訪れることはできなかったが、モンゴルの歴史がわかるという。



訪れたの方の、チンギス・ハーン博物館。
2022年10月に、旧自然歴史博物館跡地に作られた。
写真が有料だったので、内部の写真はないが、3階から8階まで、充実の展示で、紀元前3世紀から、20世紀までの歴史が、フロア毎に展示されていて、素晴らしかった。



門構えからして、気合が入っている。



自動券売機。
このチンギス・ハーン像の現物は、故宮博物館にあるらしいが、フビライ・ハーンの顔と似ており、後代に作られたものでもあることから、フビライの顔を参考にして作られたと考えられているとのこと。
確かに、あれだけの帝国を作ったチンギスが、こんな優しい顔をしていたとは思えない?
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草原の国モンゴルその16 ノミンデパート

2024年12月28日 | China・Mongolia
今日も寒い。
年末に向け、ラストスパート?



ガンダン寺の後は、夕方訪問の予定だったノミンデパートでお買い物。
午前中の方がレジが空いているとのこと。
カード使用可なので、思いっきり買い物を楽しめる?

屋上のディスプレイにあるように、1921年、社会主義時代に作られた。
今は、民営化されている。



1階は、日本のデパートと雰囲気が似ている。
奥に、スーパーマーケットがあり、最後に松の種などをゲット。
価格は、日本と同じぐらいだから、モンゴル国民には、高く感じるだろう。



6階?のお土産コーナー。
なかなか特産品的なものがなく、お土産選びに苦労する。
結局、ちっちゃなフェルト製品とか、無難なチョコぐらいしか買わなかった。
皮製品も興味はあったが、センスがイマイチ?



中は吹き抜けになっており、まずまずの雰囲気。



お土産コーナーにあった、チンギスハンの征服地図。
流石に、これを買う人は?



日本のシャンプーも。
値段は日本と同じぐらい。



時間が余ったので、ちょっと外に出たら、なんとすぐのところにビートルズのモニュメント。
場所もいいし、結構大きい。
ポールが寂しそうだが、顔は一番似てる。

地元のミュージシャンの呼びかけで、資金を集めて、芸術家に製作を依頼したとのこと。
2008年に作られたというから、結構年季も入っている。



裏側には、ギターを弾く男性のレリーフ。
ビートルズとの関係はわからない。



街の真ん中には、野菜市場。



突き当りには、アサ・サーカス。
元々国立のサーカス施設だったが、朝青龍が購入。
しかしその後サーカスが開かれたことがないという。
たぶん老朽化で、設備の大規模見直しが必要と思われた。
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ごみ収集の知られざる世界

2024年12月27日 | Books
今日からは、ちと寒い。
家事に従事。
大晦日に向けて、ますます多忙。
今日仕事納めの人も多いだろう。
私は、今年から、関係ない身分になったが。



本書は、新聞広告で見つけた。
前から、興味を持っていた分野だったので、早速ゲット。
実は、最近、ごみを大量に排出する事情ができ、せっせと作業している中て、そのシステムが非常によくできているなと感心していたところの本書。
一方、ボランタリーで、我が家の前をゴミ集積場としており(私が属するゴミ収集ブロックの中で、我が家が、駅に向かう場合、必ず通る場所にある)、その中で、ゴミ出しマナーに反する事象が散見される事情もあった。

本書は、東洋経済オンラインに連載されていたものを、新書にまとめたもので、読みやすかったが、言われてみると、ほぼ当たり前のことがほとんど。
だが、この当たり前のことが、残念ながら、社会に理解されておらず、必ずしも全てが上手く回っているわけではないことが、よくわかった。

たとえば、事業者のゴミは、一般消費者のゴミと違って、契約ベースのため、必ずしも、ゴミ収集車が、効率よく回れているわけでもないとか、ほんの一部のルールを守らないゴミ捨てのために、それだけに止まらず、大きな非効率が発生しているとか。
地域によっては、生ゴミを含むゴミを深夜に出さざるを得ず、ドブネズミ対策が、必要になっている。
小泉政権以来の自治体の効率化のため、業者に丸投げとなり、改善のインセンティブが、湧かなくなっている事情も,あるという。

一方、首長自身が、ゴミ収集に参加し、その実態把握、課題解決に注力しているケースもあると言う。
要するに、しっかりしたリーダーシップをとれる人がいれば、3R(レデュース、リユース、リサイクル)の余地は、まだまだあるということだ。
地域によっては、粗大ゴミにリユースの可否を表示させ、リユース可のものの中で、業社判断で、リユースできると判断されるものは、再生させている取り組みもあると言う。
我が街では、その制度は、ないのだが、確かにまだ使えるものを捨てているケースは、かなりの数にのぼるだろう。
ただ、再生コストを考えると、採算には、乗らないようで、長続きするのかは、わからないが。

著者は、大学の准教授だが、体力にも自信があり、各地で、ゴミ収集を体験している。
その中でも、過酷なのが、雪の中でのゴミ収集だそうだ。
確かに、たいへんそうだ。
そもそも、ゴミ収集車のステップは、高いため、その乗り降りだけでも、かなりの体力を消耗する。
それにも関わらず、3Kと考えられ、特に子供たちが、嫌がったりする。
これは、家庭や、学校で、しっかり指導して、さらに3Rの精神を小さな頃から、植えつけることが大切だろう。
最終処分場の容量にも限界があり、その先は見えていないという。

もちろん、科学の力で、幾分かは、改善できるかもしれないが、それも限界ある中、我々も一緒になって考え、行動する必要があると再認識した。

枝なども、それだけなら資源になるが、他のゴミと一緒だと、ただ燃やすしかないという。
アメリカで、クリスマスの後、クリスマスツリー回収日があったのを思い出した。
たぶんそれは資源として使えているだろうが、今は、そもそも、毎年生木のツリーを飾るのはいかがなものかという議論になっているかも知れない。
生木は、樹液が垂れるので、掃除も大変だった記憶がある。

話がそれたが、学校の先生とか、自治体にお勤めの方にお勧めしたい1冊。
一般人は、常識的なルールをまず守ることから、始めたい。
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