かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

倫敦おまけ

2008年08月31日 | Europe・Middle East・Africa
今日は、箱根でゴルフ。先週女子プロトーナメントが行われたコースだけあって、すばらしい。ゴルフの醍醐味を満喫できた。天候も奇跡的に、晴れ時々曇りで最高のゴルフ日和だった。グリーンはやはり早かったが、ラフは、ある程度刈ってくれていたようだ。
結構大きなコンペで、ホールインワンも出た(LADY)。表彰式での弁をお聞きすると、53才でゴルフを初めて8年で達成とのこと(もちろん今日が初めて)。回数は相当こなされているようであったが。私もまだ遅すぎることはないと確信した?有名人もたくさんいらっしゃっていて、ゴルフを通しての、人の和構築のメリットを実感した一日だった。



倫敦に、よくわからないとんがりコーン状のビルがある話は前書いた。雑誌を見ていたら、正解が出ていたのでちょっとご紹介。

このビルは「30セントメリーアクス」というのが正式名称だが、「ガーキン(GHERKIN)」というあだ名がついているという。「ガーキン」とは、ピクルス用のきゅうりのこと。なるほど!

2004年に完成したそうで、倫敦のランドマークになった(回りには歴史的な建造物が多い)。案の状、元々由緒あるビルがあったところに、この風変わりなビルが建設されるということで、最初は、大論争があったそうだ。高さ180m。回りも、倫敦塔を始め、歴史のある建物だらけだ。
もちろん、景観に馴染んできたということもあるが、このビルはエコビルで、電力消費量が、同サイズのビルの半分なのだそうだ。円錐形で、ビル風が軽減できる他、自然換気システムや、ソーラー暖房などで、達成したそうだ。

日本にも、耐震構造の問題を抱えた歴史のあるビルが多いが、建て替え時に、エコを前面に押し出すことにより、コストとメリットの相殺ができるのではないかという気がした。

錦織さんが勝った。アンビリーバブル!
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蘭亭序

2008年08月30日 | Culture・Arts


荒れた天候が続いていて、今日は、一日雨かなと思ったら、意外ともったので、江戸東京博物館で開催されている北京故宮 書の名宝展に行っみた。
故宮には何度か行ったが、宝物館にはいつも行きそびれている。そもそもこれだけの物が常設展示されているわけではないだろうが、とにかくすごいお宝が日本に来てくれたものだ。
書の本場の中国の有名な書家の作品は、ほとんど網羅されていると言ってもいいかもしれない。
その中で、一際目立つのは、王羲之の蘭亭序だ。

こんな天気だから、人はそんなでもないだろうと思ったら、とんでもない。
特に有名な書家(欧陽訽、顔真卿ら)の前は、行列になってしまっていて、全部まともに見ていたら、何時間かかるかわからない。適当にスキップしつつ蘭亭序にたどり着いた。
ここの列は、流石に一番長いが、これを間近に見ずして、何のために来たのかわからない。
ということで、30分ほどで待ったであったろうか。じっくり見れた。

この世で、一番有名な書は?という質問に、王羲之の蘭亭序をあげる人は多いだろう。今の学校の教科書には、すべてこの書の写真が載っているという。
以前にも述べたが、原本は、唐の太宗皇帝がお墓まで持っていってしまったから、無い。4世紀の書聖王羲之の書の現物は全く残っておらず、殆どは、拓本で見ることになる。
その中で、今回展示されているものは、臨書で、数ある蘭亭序の中でも一番本物に近いとされているのである。
正直、どこが凄いのかは、私のような素人が見ただけではわからない。最初の方は、上のチラシの写真のようにしっかり書かれているが、後半は、字が崩れてきて、小さい頃は禁じ手だった黒塗りや、上からなぞり書きがしてあったりする。蘭亭序は、実は下書きで、王羲之自身が、清書しようとしたが、この下書きよりいいものができなかったので、これが残ったのだという。
之という字が、20箇所出てくるが、全て書き方が違い、それぞれが、文意に沿った書き方になっているのだという。唐の時代、長安にいた空海の文字は、この王羲之の書き方とそっくりだというから、どれだけ、この書家の文字が愛されていたかがわかる。

中国の名品には、所有していた人達の印が、ぺたぺた押してあるが、この蘭亭序には、本文部分だけでも、35の印が見られる。清の乾隆帝のものだけで、9個もあるという。ちょうど、このチラシにずらりと並んでいるやつだ。乾隆帝自身が印を押すのかわからないが、いい加減にしてもらいたい。ただ、それだけ、この書を愛でたということだろう。

ということで、中国の書の世界を垣間見たい人には打ってつけ。楷書、行書、草書、隷書、何でもあるよ。
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香港その4 香港新国際空港

2008年08月29日 | China・Mongolia


香港の港を堪能した後、帰国の途へ。
10年ぐらい前に訪れた時は、啓徳空港で、市内からすぐだったけど、結構スリリングな空港だった。
新香港国際空港は、ディズニーランドがあるランタオ島を削って作った隣接する空港島にある。市街地よりちょっと距離があるが、途中の景色は、美しくあっという間に到着する。





横浜ベイブリッジ並みの橋が続く中、港や壁のようなマンションが並んでいる。



空港は、巨大すぎるぐらい巨大だ。



空港内には、巨大ショッピングセンターの如く、有名店が並んでいる。
その中で、北京オリンピックグッズの店があった(7月時点)。
期間中は大いに盛り上がったが、終わったら潮を引くように、過去のものになってしまったような気がする。あまりにも、商業主義的というか、人工的な部分が多かったからかも知れない。これだけ、巨大化してくると、選択肢は、あまりないのだが。



ということで、香港の山々とマンション群をバックにしたジャンボを眺めながら、香港ブラブラも一旦終了。
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香港その3 TSIM SHA TSUI

2008年08月28日 | China・Mongolia


九龍半島から、香港島へ行くには、地下鉄、トンネルがあるが、スターフェリーもまだまだ人気。その波止場があるのが、TSIM SHA TSUI (チム・サー・チョイ)だ。



その前にあるのが、香港で一番有名なペニンシュラ。日本にもできた。植民地時代の面影を残す。



港のシンボルは、時計台。旧九龍駅があったという。



宇宙博物館や、香港文化センターも海沿いに並んでいる。



でも、やはり一番の見所は、香港島の眺望。この山の迫った狭い地域に、よくぞこれまで多くのビルを建てたものだ。
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香港その2 NATHAN ROAD

2008年08月27日 | China・Mongolia


香港の九龍半島側を、南北に背骨のように貫くのがNATHAN ROAD だ。香港島住民から見ると、九龍半島住民は、下に見られるらしいが、それだけに、庶民的な世界が、繰り広げられる。上の写真は、NATHAN ROADからみえる横丁。日本語の看板も見える。



ボロビルと、近代的なビルの対比がいい。



立派なイスラム教モスクもあった。



歴史を感じさせる建物も多い。この建物の隣には、教会があった。



九龍公園では、毎朝の太極拳。

香港島からも、地下鉄ですぐ行ける。香港に訪れた時は、香港島と、九龍半島セットでどうぞ。


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