かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ならでぶら 斑鳩編その3 中宮寺

2009年03月31日 | Nara ( Japan )


中宮寺は、夢殿のすぐ隣にある。かつては、もっと東にあったらしい。聖徳太子が創建した7寺の一つだ。



建物は、コンクリートで新しい。境内も広くない。



それでも、たくさんの人々が訪れるのは、この本堂の中にある弥勒菩薩のおかげだ。もともとは、如意輪観音と呼ばれていたりして、由緒は不明なところもあるが、日本を代表をする仏像の一つ。寄木造りで、元は、鮮やかな彩色がなされていたらしい。なぞのほほ笑みを浮かべる。韓国の仏像とそっくりなことでも有名だ。
中では、スピーカーで、仏像の説明や、これまた有名な当寺に伝わる曼荼羅(複製)の説明などをしてくれる。この仏像をゆっくりと眺めながら、ゆったりとした時間が流れる。この空間も、飛鳥時代からのタイムカプセルだ。



その裏を少し行くと、ため池らしき、天満池がある。池越しに、法隆寺が臨める。



その脇に、斑鳩神社がある。法隆寺村の守り神で、菅原道真公をまつった神社で、10世紀に建立されたという。

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ならでぶら 斑鳩編その2 法隆寺

2009年03月30日 | Nara ( Japan )



法隆寺は、シンガポールから帰国してからも3回目だ。ということで、さらっと。
藤ノ木古墳から法隆寺に向かうと、西側から入ることになるので、まず無料で行ける西円堂に行ってみた。ちょっとした丘になっており、法隆寺がここからも見れる。



建物自体も、夢殿のように八角の立派な建物だ(国宝)。



金堂と五重塔は、いつみても素晴らしいとしかいいようがない。中も凄いのだが、特に前よりも金堂の中の照明が明るくなったように見えた。気のせいか。薄暗い中を覗いた人々からはため息や歓声が漏れる。前回、奈良国立博物館で見た四天王も、金堂に無事戻されていた。



そこから西に進んで行くのだが、たぶん前に紹介したと思うので、割愛。
大宝蔵院・百済観音堂もすばらしすぎる。今回特別展もやっていたのだが、常設のものでも十分素晴らしいので、取り立ててすごいという感じでもない。玉虫の厨子の復元されたものが、展示されていたが、デザインがよく見えて、興味深かった(本物の方は、いくら一所懸命見てもよく見えない)。



ということで、最後に夢殿を見て、法隆寺を満喫。
前回(秋)見た救世観音は、通常は、厨子の中に収められていて拝むことは、できない。数百年も秘仏として、誰も拝めなかった観音さまである。

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ならでぶら 斑鳩編その1 藤ノ木古墳

2009年03月29日 | Nara ( Japan )
peace昨夜は、きついゲームだったけどsoccerball、とにかく勝ってよかった。真央ちゃんも頑張ってね。



3月の三連休を利用して奈良に行った。急に決めたので、ホテルがいっぱいmanだったが、ネットの威力で、とあるビジネスホテルを見つけてkuu、お世話になった。ただ、さすがに、最後まで残っていただけあって、すごいホテルだった。ちゃんと寝れたけど。
それから、今回は、奈良遊々切符を使ったが、近鉄、奈良交通バス乗り放題で、今回の工程にぴったりの切符だった。結局、交通費は、明日香での、自転車レンタル代の1000円だけで済んだ。

3月20日(金)を斑鳩編(筒井駅起点)、3月21日(土)を明日香編(橿原神宮駅起点)、3月22日(日)を東奈良編(奈良駅起点)として、ご紹介したい。

斑鳩編のルートは、以下のとおり。

筒井駅bus藤ノ木古墳footmark2法隆寺footmark2中宮寺footmark2天満池footmark2法輪寺footmark2法起寺footmark2慈光院bus郡山城跡metro筒井駅footmark2杵築神社footmark2専念寺footmark2菅田比売神社footmark2筒井駅

斑鳩で最初に行ったのは、藤ノ木古墳。法隆寺の入口から西にちょっと行ったところにある。刀や、冠や、美しい馬具などが発掘され、ニュースになったが、今は、きれいな公園に整備されている。



外見は、韓国の慶州で見た古墳(天馬塚)とまったく同じである(my homepageの韓国のコーナーでどうぞ)。冠や馬具が発掘されたことも共通する。できた時期が6世紀後半と言うから、まさに韓国からの渡来人が日本の文明の開始時期に大きな役割を果たしたことを、実感できる。



中は、小さな窓から覗けるだけだが、発掘された石棺は外に展示されている。朱色が残り、二体の被葬者が見つかったという。
この小さな古墳でも(といっても直径48m)、これだけの発見があるのだから、大きな古墳を発掘したら、とんでもないものが見つかるだろうに。
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シンガポールその8 チャイナタウン他

2009年03月28日 | Singapore・Malaysia・Indonesia



ラッフルズプレイス駅から、ひとつ西のタンジョンパガー駅に行った。ここにも、政府系のオフィスビルが立ち並ぶ。



何気ないビルも、立派なビルに生まれ変わっていた。昔のビルを活かすのは、日本よりも進んでますね。鳩山さん。



ここから、チャイナタウンまではすぐだ。マックスウェルフードコートの近くにあるこのビルは、かつては、人力車の中央駅だったと聞く。



このお寺は、その名も仏牙寺。たぶん仏様の歯を納めたお寺と思うのが、新しい。私が、駐在時代には、こんな立派なお寺は、ここにはなかった。
このお寺の上ではショッピングや、食事が楽しめるようになっているのだが、この精進中華料理には驚く。とても精進料理とは思えないリアルさだ。



ちょうど、お坊様がお経を唱える時間だったようで、たくさんの人々が参加していた。シンガポールで、仏教がこんなに信仰されているとは知らなかった。仏像も、新しいが、それは立派なものであった。



ということで、今回のシンガポールのぶらり旅はここまで。
空港では”ラクサ”を食べた。駐在時代は、大好物だったのだが、帰国してからは、なかなかいただく機会がなかった。もちろんホーカー(シンガポールにあるフードコート)の味と値段にな遠く及ばないが。

ということで、とりあえず、今回のシンガポールは、これにて終了。
どうもでした。

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シンガポールその7 ラッフルズプレイスとか

2009年03月27日 | Singapore・Malaysia・Indonesia



ラッフルズプレイスは、ニューヨークでいえばウォールストリート、ロンドンでいえばシティ、東京でいえば大手町。つまりシンガポールの金融街だ。昔は、コロニアル風の立派な建物が立ち並んでいたが、今はすっかり高層ビル街に生まれ変わった。この金融街も、埋立地の新フィナンシャルセンターに移行する予定らしい。



シンガポール川の近くにあり、美しい風景が見れる。この川も、昔は、きたないどぶ川だったというから、ずいぶん変わったものだ。



変わったといえば、駐在時代にできたのが、このアジア文明博物館だ。昔の政府の建物を利用して造られた。小振りだが、アジアの文明を、系統だって、見ることができる。立派な収蔵物は少ないが、アジアの文明の歴史にはピッタリ。



これがラッフルズプレイス再開発のモニュメントだが、1980年代の後半(たった20年前)から、この地域の再開発は、始まったらしい。



ラッフルズプレイスの中に入ると、ビルのジャングルに迷い込んだようだ。



ウィークデイは、ビジネスマンでいっぱいになるこの広場も、休日は、ゆったりとしている。

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