今日は、もうちょっと天気がよくなると思ってたんだけど、肌寒い曇り空だった。
天気とは関係なく、横浜にちょっと買い物に行ったら、こんなのやっていた。
電気タクシー(本当の名は、EVタクシー)の実験だ。
ハイブリッドではなく、純粋に電気で動く車を使ったタクシーの実験で、日産リーフの車での実験だった。
生まれて初めて電気自動車に乗ったが(ハイブリッドには乗ったことがあるが、電気自動車に乗ったことがある人は少ないだろう)、流石静か。エンジン音もしない。加速感も、通常の車と変わらない。
運転手さんに聞いたところでは、神奈川県のタクシーは、まだ40台あまりしかないそうだ。
車内はちょっと狭いので、長距離には向かないと思うが、便利にチョイ乗りできれば、そんなハンディにはならないだろう。
問題は、やはり運行する側。高速充電で、3時間かかるのだという。通常充電では6時間。これは、結構きつい。かつ電気関連のシステムを使うと走行可能距離がすぐ落ちる。充電できる施設は、かなり増えているとのことであったが。
乗ったキャブは、暖房が利いていなかったが、暖房を入れてもらうと、走行可能距離が、160kmから、130mに落ちた。冷房、ヘッドライト、ワイパーなども、使うたびに走行可能距離が、変わるのだという。
バッテリーの革命的性能向上がキーだが、一つ一つの部品の電力消費量の軽減が、EVの普及には、必須だろう。
それまでは、特にアマチュアにとっては、ハイブリッドということになるのだろう。
こういった、地域限定、用途限定の世界で、このEVは、しばらくは、力を発揮していける。
でも、この手の手段の実をあげるには、やはりタクシーや、宅配業者のような、限られた場所を、予想できる範囲で動く業者に、一番効果があるのだろう。
ランドマークの乗り場から、伊勢佐木町の有隣堂まで乗ったが、この距離であれば、通常のタクシーと変わらない。
これは、降りたところで撮った写真。
実験ということで、車内で、インタビューを受けたが、そのお礼?として、こんなものもらった。
一見、紙マッチのように見えるが、グリーンスティックと言って、バジルの種がはいっているそうな。
ナイスセンス!