ちょっと、寒かったが、残念!!
季刊横濱の創刊50周年号。
時々、気が向いた特集の時にゲットしているが、今回は、まさに関心ど真ん中。
開港資料館に行く度に、地図など買い集めていたが、なかなか見ただけではわからないところを、本書では、わかりやすく、今の地図と比べて説明してくれる。
近代横浜の歴史に興味のある向きには、こたえられない企画だろう。
ブラタモリのネタ本にもできる?
最初の絵は、私の生まれた年のちょうど100年前の安政5年の横浜の絵だが、ほとんど何もない。
その時の横浜実測図があるが、今の横浜から桜木町あたりは、ほとんど海であったことがわかる。
後半は、横浜の各町のかつてと今を比較する企画だが、ベッドタウンとして、いかに急速に開発されてきたかがわかる。
ハワイの王が、明治政府最初の国賓であったことも、初めて知った。1881年のこと。
伊勢山に離宮があったそうで、そこから、鉄道で、東京に向かったという。
創刊50号にふさわしい充実企画。
神奈川新聞社さんに拍手である。