今日もゴルフ。
天候は、薄曇りでよかったのだが、腰が重くて、いまいち?
STINGは、誰もが知っている大スター。
昨年も来日し、大成功を収めた。
その活躍は、Policeの結成(1977年)からだから(音楽活動は、1974年から)、もう50年近いキャリアだ。
来日公演を見る限り、全く衰えを感じさせず、逆に、円熟味が頂点に達している印象を受けた。
ビートルズ、キンクスを聴き、音楽の道に入ったというが、本格的になったのは、ポリス結成から。
STINGという名は、本名とは全く関係がなく、黄色と黒の縞の上着を着ており、蜂が刺すというところから、STINGと呼ばれるようになった。
1984年に、バンドは、解散したが、ソロになってからも、ヒットを飛ばした。
レゲエや、ジャズの香りもする曲想は、独特で、独自の世界を醸し出している。
本サインは、2013年に、Beverly Hilton Hotelで、なされたもの。
写真がちょっと古いようにも思うが、当時は、こんな感じだったか。
最近、髪を短めにして、ちょっと雰囲気が変わったかも。
大事にしたい。
今日は、好天下のゴルフ。
スコアイマイチなれど、前半パット、後半ドライバー好調。
これが続けば?
本書は、昨年末の、ファンクラブの大売出しでゲット。
家に帰ったら、同じ題名の本があったが、それは、同じ作者によるハードカバー本。
本書は、ファンクラブ主催の展示会のパンフだった。
掲載されているアートは、ほとんど同じだろう。
展覧会は、1987年から1988年に開催されたようだが、会場の記載は、ない。
内容は、すばらしく、ビートルズを素材にしたアートが綺麗に掲載され、解説も的を得ている。
特に各アートの作者の情報が貴重。一般には知られていない芸術家によるものも多いからだ。
カテゴリーとしては、リバプール、メモラビア、レコード・スリップ、イラスト・ポスター、アニメーション、映画・演劇、絵画、線画・漫画、写真、彫刻となっており、実際に所有しているものもある。
1点ものも含まれているが、それは、本書のような本でしかお目にかかれない。
ビートルズが、音楽だけではなく、いろんなジャンルのアートに刺激を与えたことがわかる1冊になっている。
何故本書をゲットしたかというと、編者のサイン付きだったから。
この展示会を日本で開くにあたって、ファンのために、サインをしたもののデッドストックだったらしい。
このMike Evansなる人物。
ビートルズのローディだったというが、ただ者ではない?
他にも著書があるようだが?
今日は、もはや暑いという感じで、もうすぐ、梅雨?
後藤さんの、名盤500シリーズの4冊目が出た。
今度は、ジャズ・ヴォーカルに的を絞った500。
1枚毎のスペースは、限られるものの、500枚並べられると、全体の姿も見えて来ようというもの。
小学館のCDシリーズも揃えたのだが、まだ、ほとんど聴いておらず、いい予習にもなった。
ジャズというとインストイメージが強いが、後藤さんが、ジャズ喫茶を始めたころは、特色を出すために、ヴォーカルを重視したラインアップにしたという。
ジャズ・ヴォーカルと言っても、バラエティに富んでおり、聞き手次第で、いろんな感じ方があることがよくわかった。
特に、ロック歌手や、歌謡曲の歌手も、いいジャズ・ヴォーカルを聞かせてくれる。
いつもの通り、ジャンル分けがユニーク。
目覚め、夕暮れ、高揚、ウキウキ、落ち着き、癒し、エキゾチック、デュエット、コーラス、ミュージカル、ポピュラーシンガー、日本、クリスマス、21世紀など、様々な切り口。
当然、後藤さんの好みも入っており、ジャズ通からは、いろんな意見もあるのだろうが、私のような初心者からは、いろんな聴き方、感じ方があっていいのだと、楽しく読める。
取り上げた歌手にも偏りがあるが、1%以上(5枚以上)取り上げた歌手を目次から拾うと以下になる(アルファベット順)。
Anita O'Day(8枚)、Becca Stevens(5枚)、Billie Holiday(8枚)、Carmen McRae(9枚)、Chris Connor(9枚)、Diana Krall(5枚)、Ella Fitzgerald(16枚)、Erter Phillips(5枚)、Frank Sinatra(9枚)、Helen Merril(6枚)、Joni Mitchell(6枚)、June Christy(8枚)、Manhattan Transfer(5枚)、Mel Torme(8枚)、Nancy Wilson(7枚)、Nat King Cole(6枚)、Peggy Lee(6枚)、Sarah Vaughan(13枚)、Tony Bennet(7枚)。
偏っていると考えるか、結構ばらついていると考えるかも、我々の自由だろう。
考えてみると、ヴォーカルは、その人にしかできないものということで、ある程度再現可能な、インストとは、違うかもしれない。
だから、インストものを、聴きがちだった。
逆に、より広い分野を、ジャズ・ヴォーカルと捉えることも可能だ。
そういう観点で、これからは、聴いてみようと思う。
ジャズ・ヴォーカルを楽しむためのいい手引き書になる。
岩波新書の中国の歴史シリーズ第4巻が出た。
今回は、スパンは、明の時代に絞っているが(前3巻に比べ、極端に短い)、モンゴル民族から、国を取り戻したのもつかの間、内憂外患が続き、混乱の中滅亡し、清の時代に入るところまでを描く。
北との軋轢は、従来と変わらない。そのため、江南発祥の明は、北にも都を設け、人材も北に配そうとするが、南の反発にあい、南北の対立は続く。
300年近く続いたのだが、室町時代のように、不安定な状況が続くことになった。
それに輪をかけたのが、貿易対策。
貿易により富を得たいが、国防の問題もあり。最初は、朝貢で富の独占を図るが、途中から、江戸時代の日本と同じような鎖国体制とした。しかし、規制はザルで、強いものが富を得る混乱状態となる。倭寇の動きも活発で、琉球、長崎などは、その玄関口になった。
中国側では、福建、広州などの南部が中心。
日本の銀(石見)と、新大陸(メキシコ?)からの銀が大量に流入したことも、富の争いに拍車をかけた。
そこにポルトガルもやってきて、豊臣秀吉が、朝鮮経由で、乗り込んできて、皇帝は、暴君が、続き、ぜいたく三昧で、遊び惚けるというとんでもない状態になっていく。
ベトナムも傘下に収めたが、途中から、冊封に戻した。
国内がままならないのに、勢力を拡大している場合ではなかった。
宗教的には、より儒教的な色彩の強い朱子学から、その反発ともいえる陽明学が勢いを得て、混乱に拍車をかけた。
そして、ついに、内乱状態となり、最後に満州族の清に倒されてしまう。
内乱時の一群は、ビルマ方面へ、一群は、台湾に逃れて、明の再興をもくろんだが、夢と消えた。
台湾に逃れた人々は、ポルトガルを追い出し、国民党が逃れてくるまで、台湾で主導権を握ってきた様子は、台湾を南から北へ旅行した時に見た。
それにしても、何という混乱。皇帝が悪いのか、参謀が悪いのか、民が悪いのか。
戦いがやめられない中国の特徴が、極端に表れた時代ということかもしれない。
グローバルの波がじわじわ押し寄せていたのに、それへの対応策もなかった。
日本は、明や清の陰で、江戸時代、幕末まで、鎖国できたことが、徳川幕府の安定を続けられた大きな要因なのかもしれない。
まさに島国のメリットを享受できた?
明がこんなにごちゃごちゃだったとは。理解していなかっただけに、面白かった。
早くも、だんだん夏の寄稿になってきた。
今年の春は、何もなく終わった?
本映画は、公開されていた時は、見れなくて、BD化されたので早速ゲット。
BLUE NOTEレーベルの歴史が、コンパクトにスマートにまとめられている。
意外と動画は少なくて、スナップ写真で繋いでいる場面も多いが、BLUE NOTEレーベルが、ジャズの発展に果たした貢献が極めて大きいことがわかる。
儲かる音楽に走りがちな業界だが、真の芸術的な音楽の追求を続けることをミュージシャンに許し、その与えられた自由に、ミュージシャンたちが応えてきた様子がよくわかる。
ライオンとウルフという動物園みたいな名前の二人の、レーベル創建時の思想が貫かれた。
ハービーハンコック、ウェインショーターなど、実際に聞けたミュージシャン達が登場するのも嬉しい。ロバートグラスパーも見れる予定だったのだが、このコロナ騒ぎで、残念ながら、キャンセルになってしまった。
この映画の最後のスターはノラジョーンズ。
デモテープだけで、即採用が決まったという。
彼女の演奏もまだ見れていない。
昨年のTedeski Trucks Bandのコンサートで飛び入りしたDon Wasが、今のBlue Noteの社長だったことも、本DVDで、恥ずかしながら、初めて知った。
たまたま演奏まで見れたわけだ。
BLUE NOTEの歴史に留まらず、JAZZの歴史を、振り返りたい人にはうってつけの映画。
ミュージシャン達の、JAZZにかける情熱がすばらしい。
マイルスデイビスの実録映画が公開されるらしいが、見に行けるかな?