かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

OUT THERE AT THE BUDOKAN

2015年12月31日 | The Beatles




今年も、暮れようしている。
恐るべきスピードで、時は進んで行くが、今年も、充実した一年を過ごすことができた。
皆様に感謝である。

特に、コンサートはよく行ったが、その中でのハイライトは、やっぱり、PMの東京公演4連発。
特に、最後の武道館は、歴史に残るビッグイベントだった。
コンサートの詳報は、ご報告済で、その後、有料チャンネルでも放送されているので、皆の知るところだが、細かいところは、いろいろ編集されている。

で、この前、久しぶりに新宿に行ったので、CD2枚組をゲットしてきたのがこれ。
早速聞いてみたが、音はいいし、編集なしなので、臨場感あふれる音になっている。
特に、PMが武道館を連呼するところは、当日、そこにいた人しか体感できなかったところ。
PMのこの日に対する思い入れが、伝わってくるところだ。

もちろん、”NEW”のとちりも、ばっちり収められている。
曲目には、"NEW(REPRIES)"とあるのは、ご愛嬌。

来年は、来てくれるかな?
やっぱり無理かな?
この前のクリスマスパーティで、来日祈願のヘイ・ジュードをみんなで歌って、ビデオ送ったんだけどな。

これから、紅白にするか、ガキ使にするか決めてないんだけど、今年最後の夜を楽しみたい。
みなさま、よいお年を。
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ぼら納屋

2015年12月30日 | Other Eastern Japan


今日も伊豆にいる。
朝、下田の、白濱神社に行った。
白濱神社というのは、愛称のようで、正式名を、伊古奈比め命神社という。
三嶋大明神の妻を主祭神とする。



ちょうど、大祓式に遭遇。見学させていただいた。
いろいろ不思議な儀式が続いたが、特に、布を裂いたのは、何を意味するのだろう?
他の神社も同じような儀式を行っているのだろうか。



最後の茅の輪くぐりのところだけ、参加。
参加者全員で、二周した。



本殿は、拝殿の真上にあるが、直接行く階段は、急すぎるのか、使用禁止になっているようで、左側の緩やかな坂を上ったところにある。



白濱神社というと、この鳥居も有名だろう。
駐車場を過ぎたところにあり、白浜海岸の橋になる。
この辺は、岩場が多いから、白浜のビーチは、貴重だろう。
湘南よりも、きれいなビーチで、サーフィンを楽しんでいるサーファーがいた。



参拝の後、昔行ったぼら納屋が懐かしくて、訪れた。
江戸時代初期に作られた建物を改造して今も使っている。
ぼら漁をする漁民の基地で、ここで獲れたぼらを家光公に献上したと伝えられる。



中は、こんな感じで、いかにも古そうだ。
紀伊家により、建てられたと伝えられる。



金目のづけ丼をいただいた。
流石、新鮮で、おいしい。
味噌汁の具も金目で、最高。
サザエの壺焼きもついでにいただいた。こちらは、他でもいただけるけど。



隣りに大根が吊るしてあった。
食事についてきた大根の漬物の原料だろう。



せっかくここまで来たので、ここも昔行った城ケ崎の吊り橋に行った。
吊り橋はしっかりしたものなのだが、流石に、高所恐撫ヌの人は、困るだろう。
流石に、少しは揺れるし。



どこかで、最近見た景色だなと思ったら、東尋坊だった。



灯台にもついでに上った。
こちらは、初めてだったかもしれない。



山側の景色。
この辺の地形は、大室山が噴火した時の溶岩による作られた。
もしまた噴火したら、溶岩と、火山灰で、また埋もれてしまうのだろう。

海側の景色も見事で、伊豆七島がよく見えた。
特に、三宅島、神津島まで見えたのは初めてではないかな?
三宅島が噴火した時は、伊豆から、不気味な明かりが見えたというが。

ということで、今日も、静かな年の瀬の一日を過ごすことができた。
明日は、横浜に帰る予定。
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ぐらんいるみ

2015年12月29日 | Other Eastern Japan


今日から、6連休。最初の3日間は、伊豆に滞在することにした。
ついでに、観光。
富士川SAからの富士山は、すばらしい。



最初は、焼津神社。
ヤマトタケルノミコトの伝説で有名だが、漁業の街らしく、漁業関係者とともに、大きくなった神社という印象。
ここから、豊富な木材を深川に運んでいたともいう。



次に訪れたのが、富士山本宮浅間神社。
全国の浅間神社の総本宮。
駿河国一宮。
鳥居の右に富士山が見えるのだが、雲が出て、見えるのは、頂上のみ。
明日、駅伝が行われるそうで、放送クルーが、スタートの撮影の予行演習をしていた。



見栄えのする朱塗りの門。



本殿は、関ヶ原に勝利した徳川家康の寄進で、重文に指定されている。
本殿が二階建てになっているのか、珍しい造りだ。



脇玉池という池があるが、富士山からの湧き水で、水の透明度がすばらしい。
いただくこともできるが、あまりミネラル臭は、感じなかった。



5月の流鏑馬祭が有名。
主祭神は、これも古事記で、有名な木花之佐久夜毘売命だが、徳川家康のお膝元ということもあり、東国武士の匂いが強い。



富士宮は、焼きそばで有名。
ということで、いただいたが、面が粘っこく、独特。烏賊がいっぱい。
お店によって、特徴が違うのだろうが。



夕方には、伊豆ぐらんぱる公園で、たぶん今年から始まったグランイルミへ。
予想以上の人出でにぎわっている。
あまり宣伝もしていなかったようだが、ネットで、情報が拡散したか。
昼の部とは、別料金になるが、見ごたえ十分。



公園を周遊できるようになっており、それぞれ、趣向が凝らしてあり、楽しめる。
こちらは、イルミのトンネル。



まさに、光の絨毯という感じ。
12分舞に、楽曲に合わせて、イルミネーションショーがある。
みな、思い思いのところから、歓声を上げている。
音楽に合わせて、踊っている人もいる。



光のお花畑?



奥に見えるスライダーでは、レインボウカラーのイルミのトンネルを、滑り降りることができる。
上からは、イルミの上を滑降できる。
こんな楽しみ方ができるのも、グランイルミならではだろう。



小一時間の周遊だったが、思いの外楽しめた。
明日も伊豆。



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仏教図像学

2015年12月28日 | Books


本書は、本屋で見つけた。
凄い本だ。

著者の田中氏は、大学の先生で、教材用に著した本というが、世界的にも、なかなかここまで、仏教関係の美術(特に仏像)について、詳しく分析している人はいないだろう。
後書きによると、写真の版権を取るのが一番の苦労だったという。
確かに、多くの写真群は、本書の理解に大きく役立った。

仏像にはいろいろあり、それぞれ名がつけられているが、実は、明確にわかっているものだけではなく、その姿等から、後に名付けられたものも多い。
本書は、インド、中国に遡り、各仏像の特徴、特に印から、どのように仏像が、作られて来たかを、分析し、その結果として、仏教がどう変遷してきたかを読み解く。

インドに行くと、まだ石窟などに、仏像が残されているが、保存状態は、悪いものが多く、まだ美術館に行っても、解説も不十分。
各々が、何の仏像なのかを特定する気力もなくしてしまうのだが、本書は、それにもチャレンジしていて、感動ものだ。
インドで、撮りためた写真なども、いつかは本書片手に分析したい。

寺院の建物配置、タンカや、軸装仏画まで、話しは及び、トータルな本になっている。
仏教、仏教美術に関心のある方には、是非お勧めしたい。
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Shinjuku Jazz Festival 2015 その2

2015年12月27日 | Music


予告の通り、今日は、PIT I NN 50周年記念、ジャスフェス、2日目。
年の瀬の迫る中、大勢の客が、来ている。
私みたいに、2日とも来ている人も、多いだろう。



今日のMCは、中原さんという方で、昨日、PIT INNの歴史なども、ずいぶん語り合ったので、さっぱり系のMC。
セットチェンジも比較的、スムースだった。
最低限の、インタビューや、本の宣伝はあったけど、昨日と、ほとんど、内容は、かぶる。
結局、熱のこもった演奏が、続き、予定より、40分遅れで。フィナーレ。
2日合わせて、14時間は、当然、新記録。
もちろん、野外フェスでは、もっと凄いのが、たくさんあるんだろうが。

また、備忘録代わりに、一言ずつ。

1、安ヵ川大樹 D-musica ラージアンサンブル
オーソドックスなジャズで、安心して聴ける。
特に、ブラスセクションの迫力は、流石。
2日目は、比較的穏当な演奏が、多かったが、昨日は、六本木ピットイン出演グループが、多かったのかな?

2、 ドリームセッションパート2
凄腕のメンバーが集合した、スペシャルセッションだが、フュージョンぽい演奏で、よかった。
特に、TOKUさんは(洒落ではない)の存在感大。 ピアノの、ケイ赤城さんも、流石。
こんな、セッションが聴けるのも、今回のイベントの、醍醐味。
MCは、ギターの3吉さんが、いやいや担当。

3、渋谷毅 オーケストラ with 吉田美奈子
ピアノの渋谷毅氏が、リーダーだが、ブラスセクションが、強いバンド。
昨日も出た林栄一さん、今日後から出た峰厚介さんも、登場。
紅一点の、纐纈さんも、ベテラン勢に負けない力強いプレイ。
吉田美奈子さんは、流石の貫禄。
緊張してるなんて言ってたけど、滔々と歌い上げた。

4、オルケスタリブレ プレイズ デューク
ドラムの、芳垣安洋さんが、リーダーのバンド。
デュークエリントンの曲中心だが、RON✖IIさんが、タップダンスを正面で、踊りまくる。
見事だ。
かつ、ピアノが、スガダイローさんで、やんちゃで、派手な演奏を、繰り広げるものだから、凄い盛り上がり。
ビジュアル的には、本日一番?

5、日野皓正クインテット+1
日野皓正さんのバンドで、今日の中では、一番過激。
時代の先を、行っている。
それにしても、日野皓正さんは、一時、ずいぶん太ったけど、すっきりしてて、びっくり。
MCは、ほとんど、吉本で、演奏との、GAPが、いい。
途中から、あの大西順子さんが、登場し、凄いオーラ。
見事な競演だった。
日野さんが、パーカッション類で、遊ぶのは、いつものことなのか?
never forget 3.11も、嬉しかった。
TOKUさんも登場し、エンタ性は、本日一番?

6、ジェイマスターズ with 渡辺貞夫
2日間のとりは、やはり、世界のナベサダ。
まずは、ジェイマスターズの6人の演奏で、幕を開けたが、これぞ、ジャズ!という素晴らしい演奏で、思わず、帰りに、最新CDを、買ってしまった。
そして、ナベサダさんが登場し、最高潮に。
メロディも、音色も、ナベサダになってしまうから、不思議だ。
そして、最後の最後には、日野皓正、TOKUさんが加わって、まさに、夢の競演。

2日間、14時間は、流石にタフだったけど、本当にたくさんの素晴らしいミュージシャンの、素晴らしい演奏に出会えて、言うこと無し!
最高の、2日間だった。

PIT INNさん、ありがとう。
そして、これからも、頑張って、続けてね!

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