かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

山下達郎 オーパス

2012年09月30日 | Music

今日は、ゴルフだった。いつ台風が来るかということで、せわしい気持ちのゴルフで、スコア悪し。相変わらずの言い訳ゴルフである。
本当は、風がちょっと強まったぐらいで、ほとんど問題なかったんだけどね。



フォトブックに初挑戦。関わることになった金沢の古民家再生プロジェクトの、再生前と、再生後の姿を、ポイントになる部屋毎に、左右見開きページで対照して見れる構成にしてみた。我ながら、なかなかの出来。10冊限定。それでも、ずいぶんコストは、かかった。
もうちょっと安くならないかな。



山下達郎さんのベスト盤が出た。
正直、ずっと追っかけていたわけではない。というより、Sugar Babe や、Niagara Triangle 時代以降は、まだ頑張ってるなという感じで、たまにアルバムや、ベスト盤をGETするぐらいだった。

音楽自体は、もちろん好きだったけど、どうしてもあの髪型が.....

『思い出の曲が、積み重なると、人生になる。』と帯にあるが、全くその通りだ。1970年代から、ずっと一線でやっている(特にニューミュージック系の)ミュージッシャンは、そう多くない。
ずっと追っかけてなくても、曲を聴くと、あの頃、流行っていたなと思い出す。それがつながると、歴史になる。

前回のベスト盤は、グループ時代の曲は入っていないし、ボリュームがまったく違う。
今回は、ボーナストラック付。
山下達郎氏も、自嘲気味に『いつからアルバムの初回盤にオマケが必須になったか解りませんが』、『最近流行のオフィシャルブートのようなものだとお考えください』と語っている。確かに、オマケがないと、いつか買おうかと思っているうちに、買わないで済んじゃうということがあるような気がする。
それにしても、名曲ぞろい。感謝である。

夫婦でコンサートなんかやったら、凄いんだけど、たぶんやらないよね。第一部、竹内まりや、第二部山下達郎なんて、二部構成ならどうだろう?そういえば、前回の竹内まりやのコンサートチケットは、GETできなかったっけ。

CD1枚当たりに直すと、そうお高くはないから、追っかけじゃないけど、好きみたいなファン向けかな?

台風さん、無事過ぎ去ってくれますように。明日は、早起き?

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東レ パンパシフィック オープン テニス

2012年09月29日 | Sports



今日は、2年振りに、東レのパンパシを観戦した。
すばらしい、歴史を積み重ねてきた。



改めて、このドロー表を見ると、決勝に残るのがたいへんなことがわかる。



今日は、決勝戦。ロシアのペトロワと、ポーランドのラドワンスカの対戦。ディフェンディングチャンピオンで、ランクも上のラドワンスカが優位と思われたが。



試合開始。



第一セットは、凄いサーブと、力強いショットで、ペトロワが圧倒。180Km超えのサーブ連発。女子のサーブってこんな速かったっけ?



ところが第二セットは、ペトロワにミスショットが出て、ラドワンスカが楽々GET。



第三セットは、サービスゲームキープが続いたが、肝心なところで、ラドワンスカが、ダブルフォールトを2連発。結局、これが命取りになった。
どっちが勝ってもおかしくない試合だった。



ペトロワは、大喜び。ファンへ、サイン入りボールをサービス。



重圧から解放された。すがすがしい笑顔。



勝者インタビュー。観客席のサンチェス新コーチの方を見ている。



表彰式。手前の集団は、カメラマン。



晴れ着姿は、東レの水着ガール。



ダブルス決勝に向け、コート清掃中。



ダブルスは、アメリカチーム対ヨーロッパ連合チーム。
熟練度からいっても、ランクからいっても、ヨーロッパチーム優勢を思われたが。



アメリカチームのパワー炸裂。



最近のダブルスは、いろんなフォーメーションがあるのね。



アメリカチームの勢いは止まらない。



第一セットは、アメリカチームが圧倒。第二セットは、接戦になった。



でも、結局ヨーロッパチームも力尽き、アメリカチームが2セット連取。



最後仲良く握手。両チームも力を出して、気持ちのいい試合だった。

ということで、たまには、テニスに観戦もいいよね。

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印度入魂の旅 その6 サーンチー①

2012年09月28日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
まだまだ続くよ、印度入魂の旅!

カジュラーホを見てから、ジャンシーにヒーコラ戻って、列車でボパールに夕方に移動。寝台車両なので、ごろごろすることができた。それにしても、皆辺鄙なところにある。



ボパールのホテルは立派だった。ヨーロッパからの観光客も多い。ただし、料理は、純印度風で、アルコールはなし。朝4時、コーランで目が覚めた。イスラム教徒が多い地区でもある。
起きたら、大きな湖が、部屋から見えた。
デリー、ムンバイとは、まったく違う世界だ。地方都市のいい所が残されている。
でも、20数年前、ユニオンカーバイド社のとんでもない大事故があったけどね。



入魂の旅の最大目的であるサーンチに行った。ボパールから、40kmぐらい。田舎道をひたすら行く。
ついにストゥーパが見えた。右が第一塔で、左が第三塔。サーンチに残されたストゥーパは三つのみ。



これは、スリランカの仏教寺院。
スリランカの仏教は、サーンチから、アショカ王の子供達が伝えたと考えられているため、サーンチは、スリランカの仏教の発祥地とされる。
当日も、スリランカからの参拝者が団体で押し寄せていた。



これが、夢にまで見た?第一塔。奥に見えるストゥーパは、直径36.5m、高さ16.4m。アショカ王が基礎を作り、紀元前2世紀から1世紀ごろ今の形となったという。世界で最も有名な仏塔といってよい。日本に多くある塔も、すべてこの仏塔からはるばる伝えられたものだ。
全く姿を変えているが。

そして、その前の門は、トーラナと呼ばれ、仏塔の、東西南北4方向にある。鳥居に似ており、トーラナは、鳥居の語源ではないかとの説もある。



このトーラナの彫刻が、信じられないほどすばらしい。
中央の丸いのが法輪と思われるが、ガイドは、その横のWに見えるのがブッダの象徴という。
本で調べたら、三宝標と呼ばれていて、仏法僧の、三宝への帰依を象徴するものという。
いずれにしても、当時、仏像はなく、ブッダは、法輪、菩提樹、仏足石などの姿で表わされた。



すばらしい!
象とヤクシー。



西方(イラン=ペルシャ)の影響も見られる。



法輪の下に、仏塔や、菩提樹がある。



きめ細かいレリーフ。



こちらのヤクシーも、きれいに残っている。



柱の浮彫にも空きがない。



トーラナの浮彫にも空きがない。



法輪も綺麗に彫られている。



手前下に、仏足石が見える。薬師寺の仏足石よりも、はるかに昔のものだ。
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お釈迦様のルーツの謎

2012年09月27日 | Books


本書は、東京駅近辺の大きな本屋で、TOKYO STATION VISION の日に、見つけた。
興味を持っていたテーマずばりの本だったので、驚いた。

著者は、元外交官で、ネパール大使を務め、現在も、日本ネパール教会会長を勤められている。小嶋さん。
昨年の3月に出たばかりの本。

ブッダが出家するまで住んでいたカピラヴァストゥがどこにあるかを解明しようと試みている。
昨年行った時、私も両方の候補地(ネパールのティラウラコットと、インドのピプラワ)に行ったが、著者は、その周辺地区も含め、何度も訪れている。
そして、その謎を解く秘密が隠されている仏典の記述と、当地を遠い昔に旅した法顕と、玄奘の記述に検討を加え、結論的には、カピラヴァストゥは、ネパール側ではないかと推理している。

ティラウラコット近くには、アショカピラーが残る遺跡があるほか、釈迦族が滅ぼされた地と推察される場所があるという。
法顕と玄奘のカピラヴァストゥについての記述は、かなり隔たりがあるが、法顕は、ティラウラコットを、玄奘は、ピプラワの方を訪問したのではないかと推理する。

ピプラワに向かう途中にあったガンワリアの遺跡についての説明があるのも嬉しい。今まで、この遺跡についての記述がある本に出会うことができていなかったからだ。

私は、各々の遺跡に1時間ぐらい滞在しただけなので、偉そうなことは言えないのだが、遺跡の大きさや、構造や(ブッダが街に出たと考えられる門の跡が発掘されているのが大きい)や、遺跡の周りの光景からは、ティラウラコットの方かなという印象を持っていた。
ピプラワの仏塔からは、舎利容器が発掘されているが、だから、ここがカピラヴァストゥだと断定できる証拠にはならない。領土問題ほどの話ではないが、印度側も、もうちょっと追加証拠を出して欲しいところだ。
なかなか決定的な証拠は出てこないだろうが、著者のように状況証拠を積み上げていくことにより、推論に厚みを増していくことはできる。

白黒だが、写真も豊富で、本トピックに興味をお持ちの方には、お勧めできる。
それにしても、ほとんど自費出版のようなものだろうが、本書をまとめられた小嶋氏に拍手である。
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TEMPEST

2012年09月26日 | Music


Bob Dylanが、新しいアルバムを出した。35枚目。Dylanも、デビューアルバムを出したのが1962年だから、彼も、デビュー50周年。1962年って、何て年だったんだ!御年71歳!

いきなり、あのしゃがれ声。しかもしゃがれ度がひどく?なっている。すごんでいるのか?BB King化していくのか?
歌詞を聴いてまたびっくり。このおっさん何歳なんだ?
さっぱり丸くなってない。余ったるいラブソングの後に、過激な陰惨な歌。
テンペストは、タイタニックの沈没を題材にしているが、これでもかこれでもかと、うなるような歌声が、リスナーにたたみかける。
ラストソングは、JLに捧げている。何故今?JLの曲の歌詞も勝手に使ってるし。
それにしても、ラストソングで、Roll on John と、かつての盟友に向け、歌い続ける。最後に、しんみりした気分にもなった。

ちょい悪親父を通り越した、枯れることを知らない極悪親父?自分の語りたい言葉を、弾丸ようのように、発し続ける。

写真は、付録のノート。見開きの左側の各頁に、Dylanが表紙を飾った様々な国の雑誌の表紙が載っている。日本は、”ヤングギター”。1976年4月とあるから、まだ初来日前。Hard Rain の頃か。
中山ラビと、泉谷しげるの対談が特集。今の泉谷を、当時想像できただろうか?中山ラビは、忘却の彼方だし。そういえば、Dylanの歌、歌ってたっけ。

話がそれたが、残念なのは、付録の歌詞が日本語のみであること。
と思ったら、最後に、『英詞は、アーティスト(Dylan*筆者注)側の要請により割愛させていただきます。御了承ください。』とあった。
どこまで勝手なやつなんだ、Dylan!。
そういえば、前回の来日の時も、ちっちゃな会場ばかりで、チケット入手できなかったし!
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