かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

お伊勢参りに行って来た!

2010年06月30日 | Other Western Japan
今日は、奈良から、ちょっと足を延ばして(戻って?)、お伊勢参りに行って来た。
たぶん、34年振りぐらい。だから、ほとんど初めてみたいなもの。
この前、出雲大社に行って、伊勢神宮に行かないのは、片手落ちだろうと思った次第。日本には、神様が、たくさんいるから、たいへんだ。
今回は、外宮と、内宮の両方に行ったが(前回は、内宮のみ)、内宮の参道にある"おはらい町"と、"おかげ横丁"が、面白かった。
"お伊勢参り"が、イスラム教徒の"メッカ巡礼"のような国民的行事だった頃の、レトロな雰囲気を残している。お土産の定番である赤福本店が、ど真ん中にある。おかげ横丁の方は、完全に新しくできたもので、平成5年に、レトロな建物を20軒ほど移築してきたという。
伊勢神宮という、国民的観光地の目の前という立地を生かし、ずいぶんうまくいっているように見えた。
一方、バスの中から見た安土桃山文化村なる巨大テーマパークは、相当厳しいように見えた。外からも見える安土城の再現などは、しっかり作られているように見えるのだが。
日光江戸村の、二の舞にならないといいが。
最後に行ったのが、二見浦の夫婦岩。何の変哲もない岩だが、こちらは、神話の時代からの、景勝地。やはり、祈りの力は強いのか。
今日の歩数は、24903歩。サウナ状態で、流石にヘトヘトだ。昨日寝たのも、3時過ぎだったし。
日本代表の皆さんご苦労様。力は、出し切ったと思う。
4年後には、もっともっと地力をつけて、ベスト4を目指して欲しい。




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平城遷都1300年祭

2010年06月29日 | Nara ( Japan )
今日は、ニッャ唐ノとって、大事な日だけど、また奈良にいる。今年に入って、3回目。平城京が作られて、1300年という節目の年。感慨深い。もちろん、今晩は、ホテルで応援する。
今日の奈良は、ほとんど雨も降らず、暑かった。蒸し風呂みたいだったが、インドで鍛えてきたから大丈夫。23217歩も歩いた。
今日のメインは、平城遷都1300年祭。平日だったので、ちょうどいいぐらいの人出で、満喫できた。混んでいる日は、ちょっとたいへんかもしれない。
これと比べると、横浜の開港150年祭は、まとまりがなく、コンセプトも定まっていなかったなと思う。
それにしても、こんなちっぽけな遣唐使船で、よく中国まで行ったもんだ。中国の先端文化を吸収しようという、命がけの、すさまじいまい情熱が、当時の日本の発展を支えていたのだ。
その後、秋篠寺、不退寺、般若寺を回った。
ちょっとマイナーだけど、それぞれ見どころがあって、興味深かった。
奈良の有名なお寺は、ほとんど、制覇しつつある。
では、これから、一杯飲んで、応援することとしよう。





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デリーその4 デリー国立博物館その2

2010年06月28日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan



特別展示だったのだろうか。アジャンターの壁画の模写が展示されていた。現物は、石窟の中で、かなり暗いため、なかなか見えない。このような形で、しっかり見れるのは、貴重だ。



かつ、現物は、発見当時の粗雑な保存処理により、色が、緑っぽく変色してしまっており、今後の劣化も懸念される。この模写もその変色の様子を反映している。



きっちりとした保存対策が望まれる。大々的に模写をして、展覧会でもしたらいいのではないか。デジタル写真をきっちり撮って、保存してもいい。
同じ石窟でも、敦煌の保存対策はしっかりしているように思う(かつて、多くものが、略奪されてしまったが)。



ポンペイの壁画展は、時々開催されている。アジャンターの壁画は、それに匹敵するし、かつ、仏教の起源に迫るものとして貴重だ。ただ、壁をはがして保存していないから、現物展示というわけにはいかない。



海運の歴史を展示した部屋もある。インド海軍と、東西貿易の歴史を、かなりしっかり展示してある。



これは、東インド会社の旗の変遷。Englandから、Britainになって、Indiaが、姿を現す様子がわかる。世界最初の株式会社と言われているが、欧米の亜細亜搾取の歴史でもある。

明日から、小旅行予定。でも国内だから、携帯から投稿できるかな?

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デリーその3 デリー国立博物館その1

2010年06月27日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
aseうっとうしい天気が続いている。でも、この雨が、農作物には、貴重だ。
インドで言えば、モンスーンシーズンということになるのだろうが、この時期の雨の量が、インドの経済に大きな影響を及ぼす。農業従事者が、人口の7割を越えている国だ。昨年は、足を引っ張ったが、今年は、まずまずと予想されていた。



デリーの屋外は、あまりにも暑いので、冷房の効いているスペースが多い、デリーの国立博物館に行った。昨年末に行ったばかりだが、見ごたえがあり、再訪することにしたのだ。



2回目となると、1回目見落としたものも見えてくる。これは、表にあったたぶんヒンドゥ教関連の山車。博物館に収納されている収蔵物は、数万点とも言われ、展示されているものは、そのごく一部。かつ、まともな、収蔵物ガイドもなく、何回か訪れて、全体像をつかんでいくしかない。



奥が、チケット売り場だが、相当のんびりしている。手前の二人が、音声ガイド受付係。この音声ガイドは、しっかりしているので、初めての場合、利用する価値がある。カメラ持ち込み料を払えば、写真は、撮り放題だが、照明の仕方や、ガラスの反射などで、三脚無では、いい写真は撮れない。三脚まで持ち込み可かは、わからない。



今回の一番の発見は、シルクロード関連の収蔵品だ。手前の仏像は、明時代のものだが、その回りに、絵画、副葬品、発掘物などが、数多く展示されている。前回この部屋を見落としたのか、展示替えなのか?常に、模様替え中の部屋がある。



これは、砂漠での発掘物。櫛などが見える。
説明書きによると、あのシュタインさんが、インドをベースに、19世紀末から、20世紀初頭にかけて、探検し、収集したコレクションとのことである。



収集品の修理も続けられている。その様子も展示されていた。これは、副葬品。私も行ったことがある、アスターナのものだ。



これは、カラホトで発掘されたものという。敦煌で見た塑像の顔と凄く似ていると思うのだが。



これは、どこのものか忘れたが、比較的保存状態がいいもの。図柄的には、トルファン的?



これは、敦煌のものという。庶民的な感じがする。



よくあるテーマ。中国の神話に因んだ図柄である。



これは、アスターナのもの。保存状態は、よくないが、美人の顔立ちは、飛鳥のものに通ずる。



切りがないので、これぐらいにするが、これは、敦煌の仏画。
ここでしか見れないものなので、ひじょうに、貴重な機会となった。
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デリーその2 プラーナー・キラー

2010年06月26日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
rain今日は、またゴルフ。当初、曇り空を期待したが、結局、降ったり止んだり。この時期しょうがないか。でも、満員だった。



デりーでもう一つ行ってみたかったのが、プラーナー・キラー。16世紀に、ムガール帝国の第二代皇帝のフマユーンが居城にしていたという。
世界遺産のラールキラーよりも古く、”古い城”という意味だ。



なかなか城壁の感じが、出ている。



立派な本殿。それにしても暑い! 暑すぎる!! そして、広い! 広すぎる!!



この図書館から、フマユーン帝が、階段から落ちて亡くなったという。麻薬の影響という話もある。



ということで、ムガール帝国のパワーを見せつけられた遺跡だった。
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