かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

柔道一直線

2007年02月28日 | TV Program
高松英郎さんが、突然亡くなられた。ご冥福をお祈りする。

高松さんといえば、いろいろドラマで活躍されたが、我々世代にとっては、やっぱり柔道一直線の印象が強い。

小学生時代、日曜夜の茶の間をわかせた。桜木健一さんが主演だが、高松さんの演技が光った。スロェものには、鬼コーチ的な存在が欠かせない。あの、訳のわからない地獄車の技は、何だったのだろう。
紅一点の吉沢京子さん、俳優の名前は忘れたけど、風祭右京なども、忘れがたいキャラだ。
ピアノで、足を使って、猫踏んじゃったを演奏した近藤正臣さんの演技はほとんど伝説化している。近藤さんが、20才代後半で、高校生役をやったというもの話題になった。子供ながらに、下手な特撮とは思ったが、これも子供ながらに、漫画を実写映像にしたものだからしかたないんだと納得していた。

サインはVでも、雷落としなど特撮があったが、やはりチャチだった。
巨人の星タイガーマスクなどは、アニメだったから、違和感は少なかった。

梶原一騎さんが原作だったと思うが、彼の作品の、我々世代に、与えた影響は、極めて大きいと思う。
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東南アジアの美術

2007年02月27日 | Cambodia・Myanmar・Laos

フィリップ・ローソンさんという方が書いて、バンコック国立博物館のガイドのボランティアガイドをしていた日本人の方々が15年もかけて翻訳したという"東南アジアの美術”という本を読んだ。

めこん”という、アジア関連の書が得意な出版社が、1800円というリーズナブルな価格で出している。

原作は、1967年というのだが、そのレベルの高さに驚かされる。ローソン氏は、イギリス人のようだが、その深い知識で、東南アジア各国の美術に鋭い批評を加えていて、それが、全く古くなく、かえって新鮮と思われるのだ。温故知新?

触れられている国々も、インドシナ、アンコール、チャンパ、シャム、ラオス、ビルマ、ジャワ、バリと、私が、探訪した国々とほぼダブるのがうれしい。私が、訪れていない、インドネシアのジャワ島の東側に、すぐれたヒンドゥ教遺跡がたくさんあることも初めて知った。



ローソン氏の分析によると、アンコールのプノン・バケン(写真)は、ボロブドゥールと同じ考え方で、宇宙を象徴的に表現しているという。5層の正方形から構成されるピラミッドなのだが、中央塔を囲んだ塔は、全部で、108基で、この108は宇宙観を構成する数字だという。地上と頂上をたした7層は、ヒンドゥ神話の7つの天国を表している。

この本は、西洋人が見た東南アジア美術観なので、ヨーロッパやインド文化(特にヒンドゥ教)の影響に関する、洞察が深いような気がする。これが、東アジアの人々からは、新鮮に感じられるのかもしれない。

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逆説の日本史

2007年02月26日 | Books
井沢元彦氏の逆説の日本史は、もうずいぶん前にスタートした本だから読んだことのある人も多いと思う。

私は、恥ずかしながら、本屋で、文庫本が平積みになっているのを見て購入し、読み始めたところ。文庫本は、10巻出ているようだ。
井沢氏は、結構言いたい放題だから、右翼と呼ばれたりもしているが、純粋に、日本史を楽しみたいと思う人には、面白い本だと思う。詰込み日本史に慣れた人には、見方を変えると、全く違ったイメージが浮かび上がることに驚くだろう。そして、どちらが真実に近いかを決めるのは、読者自身。

第一巻の古代黎明編では、日本の古代は、もっとおどろおどろしい”言霊”の渦巻く世界であったことを理解すべきという。呪術的側面の無視、史料至上主義、権威主義が日本歴史学の3大欠陥で、そのため、古代史も歪められていると解く。欠陥という言葉が、適当かはともかくとして、これらにより、日本史の発展的?議論ができなくなっているとはいえる。

また、欧米人のようなYes or No ではなく、「和」を意思決定の最上位の理念とする日本人の考え方も、この時代にすでにあったという。確かに、聖徳太子は、和をもって尊しとなすと、17条憲法でうたっている。

この本を読んでいて、高校時代、梅原猛氏が、「隠された十字架」でも、同じようなことを言っていたなと思い出だしていたら、藤岡信勝氏の解説にもその話が載っていた。この本では、法隆寺は、聖徳太子を祀っているのではなく、その怨霊を封じ込めるための寺と推理した。

日本とは何なのかという議論は、今旬のテーマかもしれない(北朝鮮のおかげ?)。

韓国は、米軍と、5年後までに、袂を分かつことを(無謀にも?)決めた。
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型にはめるゴルフ

2007年02月25日 | Sports

今日は、今年3回目のゴルフだったが、帰国後ベストスコア!!(生涯ベストスコアには、及ばないが)。
先週は、帰国後ワーストに近かったと思う。その改善幅は、何と21!!
いかに、ヘボゴルフかを証明しているような話だが、この改善の理由は、自分なりに、何となくわかるような気がする。

今日は、いい天気 (写真は、ゴルフ場から見えたMt. Fuji) だったが、かなり寒かったので、ずっとウインドブレーカーを着ていた。当然、スイングも制約されるのだが、それが、効を奏したということだ(別にそれで、スイングを意識して小さくしたつもりはないのだが)。
プロでも、一週間の差で、別人のようなプレイをすることがある。

新聞の見出しで、”型にはめるゴルフ”というような本が売れていることを思い出した(うる覚えですいません)。
ゴルフ本は、とんでもない数が出回っていて、いろいろ読んで、最初は開眼した気になるのだが、だんだん効かなくなってきて、次の本を読んでまた開眼をする。その繰り返しだ。

その本を読んで、本当の開眼をしたいものだ(永遠の夢であることはわかっているが)。

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横濱の通になる本(濱通養成講座)

2007年02月24日 | Yokohama ( Japan )
横浜市民の方々は、とにかく読んでみてください。

30もの講演会を編集した本だから、とっても読みやすいし、横浜の近代史と、それを踏まえて何かをしたいと考えている人たちの、意見が、楽しく率直に述べられている。
既に実現している話もあるし、まだまだこれからの話もある。
この濱っ子の方々(濱っ子は、3日でなれる)の強い気持ちと実行力があるから、横浜の街のよさが、増していることが良くわかる。

この本を読むと、横浜って、それだけ思い入れる価値がある街だなっと改めて思う。
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