博多の味も、満喫。
明日も、プレイ予定。
そろそろ、11月の連休を利用して行った、奈良・京都の旅のご報告。
名付けて、奈良京都空白を埋める旅。
といっても、いろいろ予定狂って、そううまく行かなかったんだけどね。
今回は、東海ツアーズさんの格安ツアーで、久しぶりに、JR奈良に着いた。
そしたら、元の駅は、観光案内書になっていて、駅は、小振りながら、近代的なものに。
京都から奈良へのJRは、一部まだ単線で、なかなか本数を増やせないところが、JRとしても弱いところ。どうしても、近鉄の方が便利である。
まずは、ホテルに荷物を置くために、猿沢の池の前を通った。この景色を見ると、また奈良に来たんだという幸せな気持ちになれる。
興福寺中金堂債権も本格的になっているようだ。そのため、国宝館のお宝が、上野に出稼ぎ中?
ちゃんと貢献してきたよ。
東金堂の十二神将も出稼ぎ中。でも、ちゃっかり別料金で、公開中。
そして、隣の正倉院展へ。
いつもながら、凄い行列。でも、早めに行けば、許容範囲内。回を重ね、慣れてきた。
今年の目玉は?
毎年すばらしいお宝を見れるが、写真の漆金薄絵盤は、23年振りの公開。信じられない、芸術性の高さ。グラデュエーションもすばらしい。意外と大きいので、列に並ばなくても、結構見れた。40分、追加で待てば、至近距離から、じっくり見れる。
宝を散りばめられた鏡、琴や笛、ミニュチュアの刀、大仏開眼の時の舞踊に使用されたお面。
1200年以上も前の物が、こんなきれいに、残されている。
デザイン的には、花喰鳥も凄かったな。
これからも、都合のつく限り、通いたい。
本館の方にも。仏像の展示が、一層充実していた。
正倉院展を満喫した後に、近鉄奈良駅へ。
本書は、JL の初の著作である”IN HIS OWN WRITE"の翻訳本の復刻版。
原書は、持っているが、さっぱりわからない。
翻訳は、初めてだけど、やはりさっぱりわからない。
片岡義男さんの翻訳から、JLのすべてをわかった上での翻訳のはずだが。
1975年発刊本の復刻版。原書発行は、1964年の、ビートルズが、アイドルど真ん中の時。
PMの序文があるが、とまどいが隠せない。
JLの異常人格の片鱗が現れたのが、本書だったと言えるかもしれない
PMも相当ユニークだが、JLにはかなわない。
絵のセンスは、後にたくさんの作品になっているように高いし、芸術的とも思えるが、文章は、????
英語だと、綴りが、独特だし、というかめちゃくちゃなので、ますます混乱。
このセンスが、YOとのアバンギャルドな世界にのめり込む根っこになっていたのだろう。
片岡義男さんのしおりみたいなチラシが入っていて、有名になる前のビートルズと、有名になったビートルズの、ふたとおりのビートルズがあって、その境界線が、1962年12月31日のスタークラブでの公演だっという。
その時の音源は、残されており、今でも聴けるが、片岡氏は、この音源は、遠い昔であるはずだが、いつだって常に新しいという。
その通りだ。
先週のPMの日本公演でも、その片鱗を見せてくれたね。
なぜ、今になって復刻かわからないが、時代の最先端の先を行っていたビートルズのリーダーの著作の翻訳本なので、興味のある方は、どうぞ。
これっくらい先を行かないと、時代は、切り拓けない?