今年、自宅からの更新は、最終回。
今年、編纂1300周年の、別冊太陽 古事記。
別冊太陽というと、写真の方が、文よりも多いことが多いのだが、本書は、文の方が多い。
ということで、最初は、戸惑ったが、古事記のみにとどまらず、古代史全体について、伝わる物語と、監修の千田さんを中心としたその物語に対する解説が並行して書かれており、古事記を軸として、日本の古代史を振り返りたい人にとっては、絶好の構成になっている。
いうまでもなく、写真は、すばらしい。古事記の舞台といっても、出雲、奈良に止まらず、広うござんすから、それを、ビジュアルに見せていただけるのは、ありがたい。
比較的最近行った、出雲、山の辺の道、北九州近辺の取材などは、流石と思わせる。宗像大社の宝物館に陳列された沖ノ島での発掘品など、キーとなるお宝も、適切に紹介されている。
本書を見て改めて感じたのは、私の探訪地区に、南九州地区がぽっかり空いていること。”倭人伝、古事記の正体”を読んだ時にも感じたことだ。
来年3連休をがとれたら、本書を片手に、南九州地区を制覇しよう?
明日から、6連休なのだが、連休を利用して、プチ旅行予定。
更新がなかったら、電波が悪かったということで、<m(__)m>。
とりあえず、みなさん、よいお年を!