今日は、鎌倉在住時代の学友?遊び仲間?の同窓会だった。ちょうど皆○十代の大台代わりの年齢で、どうしても、健康の話が多くなるが、昔と今の姿が、ダブったり、ダブらなかったり(そりゃ○十年を経ているから無理もない)、不思議な感覚だ。
それにしても、鎌倉の同級生さん、毎年アレンジありがとう。来年もよろしくね。
今回の会場は、昭和レトロをテーマにした店で、よくもまぁこれだけ、看板やらポスターやら集めてきたなという感じ。客は、昭和世代の人ばかりと思いきや、平成世代もちらほらいた。今の日本人は、昭和にノスタルジーを感じるまで、熟してきたということだろう。
印度の的士(タクシー)事情について、ちょっと書こうと思ったが、ほとんど乗ったことがないことに気付いた。
ただ人を運ぶだけという感じで、一応メーターはあるが、相当古くて、かなりいい加減。
上は、人力車だが、さすがに、街中では少ない。
適当な写真がなく恐縮だが、三輪的士は良く見かける。上の写真は、ホテルから見下ろしたところ。二台ほど走っている。乗ったことはないが、三輪バイクにホロをかけたような姿だ。この車の値段は、結構するそうで(50万円ぐらい?)、TATA社が販売しようとしているNANO(30万円ぐらい?)より高いらしい。NANOが的士に使われる時代も近いかもしれない。それともNANOより、頑丈か?
後ろ姿は、こんな感じである。
一番街中で見かけるのは、このタイプである。乗ったことはあるが、ボロボロだ。でも、猛暑の中、外を歩くことを考えれば天国だ。多分エアコン付のものはないから、その点でもエコカーと言える?値段は、ちょっと乗ったら、最低料金120円ぐらいと言われた。メーターの進み方は、ひじょうに遅いので、その点でも安心だ。
印度で的士といえば、このアンバサダー。50年もモデルチェンジをしなかったという不滅の国産車。残念ながら乗ったことはないが、このノスタルジックなスタイルに、郷愁を感じる人は多い。台数は、上二つに比べ少ないので、多分高級的士という位置づけにあるのだと思う。
印度にまともな、エアコン付の的士はあるのだろうか? 兎にも角にも凄い国である。
印度の交通事情は、よくないというよりも悪い。突然大渋滞に巻き込まれたりするので、予定が立て難い。雨など降ったら、即冠水。今回も初日が雨ですぐこの状態。雨季だと、数時間も車に閉じ込められるはめになる。
でも、地下鉄も随分工事が進んでいるし、高速道路も出来てきた。よくはなっている。
料金所も一見よさそうだが、日本でいうETCゲートに、平気でETCカード未装置車が入ってくるので、結局どのゲートも渋滞する。
渋滞になるとおとなしく待っている車ばかりではなく、割り込んだり、割り込み返したりの繰り返しになる。気の弱い車は、一向に前に進まない。
トラックの後ろには、”KEEP DISTANCE", "BLOW HORN", "HORN PLEASE" などのメッセージが並ぶ。確かに、バックミラーがない車も多く、後ろを気にして走っている車は少ない。
ということで、運転はもちろんできないが、車に乗っているだけでも体力を使う印度なのだ。
亜細亜の空港は、だいぶ行ったから、かなり比較はできる。
上の写真は、デリーのドメスティック空港だが、いること自体、苦痛に感じるほどひどい。
今回使った4空港の順位付けは、比較的簡単。
シンガポール>香港>ムンバイ>デリー
だろう。
特にデリーは、大国インドの玄関であるのに、6年前始めて訪れた時とほとんど変わっていない。変な臭いはするし、薄汚れているし。おまけにゲートの数が少ないから、どんどん遅れる。
でも、今随分工事をしていたし、デリーの中心街から空港までの、地下鉄建設中だったので、2010年までに大きく変貌するかもしれない。期待したい。
その点大きく変わったのがムンバイ。どこまで昔の建物を使ったのかはわからなかったが、すっかり明るくなった。スッキリもした。あまり費用はかけていないようだが。
ムンバイ空港から市街地までの道は、恐るべき光景が続くが(所要時間40分から2時間以上)、これも、海上橋建設中で、来年ぐらいには、大きく改善されることが期待される。
香港の空港は、新しく、明るくきれいだが、デザイン的には、やや面白みにかける。市街地からやや距離があるところで、シンガポールとの差が出るが、道も、鉄道も便利にできており、利便性は高い。
これは、シンガポールチャンギ空港の第3ターミナル。できたばかりで、確か日系の業者が建設したはず。
すばらしい。機能的にも、デザイン的にも、きめ細かい作りの面でも、申し分ないと思うのだが、いかが?
街から近いのも大きなメリット。
シンガポールには、国内線は元々ないから、国際線、国内線の別も、もちろんない。
とにかく、各国それなりに工夫しながら、生き残りを図っている。
それに引き換え日本は。相変わらず全体感のない運営が続いている。羽田の国際化の議論をとにかくオープンにわかりやすいようにやって欲しい。国民全体の大きな損失に、間違いなくなっている。飛行機に乗っている時間と、空港から自宅までの時間を比較して、後者の方が長いケースがいかに多いか。
ということで、久し振りにインド(デリー&ムンバイ)に行って、帰りに、シンガポールと香港に寄ってきた。
まぁすごい発展振りだが、ベジタリアンも多いし、動物達と仲良く暮らしているし、元々は、エコ民族だったような気もする。外資が大きくインド人のライフスタイルを変えてしまっているのかもしれない。
街中で、見かけた動物達をちょっとご紹介。荷物運びの象もいたけど、写真は、撮り損ねた。
牛は、聖なる動物。特に白くて、背のこぶが大きい牛が、神聖らしい。随分頭数は減ってきたように思うが、流石に、車が多くなってきて、住みにくくなったのと、街中の牛を役所に連れて行くと、賞金をもらえることが理由らしい。役所は、牛の皆さんに、ちょっと奥地に引っ込んでいただく手助けをする(牛捨て山?)というシステムになっているらしい。
ラクダも貴重な、輸送手段。でもこれだけトラックがたくさん走っている中、ラクダに固執する理由があるかは不明。
これは、珍しい写真。私も、インド4回目だが、バイクに猿を乗せて走っているのは、初めて見た。ペットとして、よほどなついているのか。でもやっぱり危ない気がする。
先月香港に行った話はしたが、ほぼ十年振りだった。生まれて初めて海外に行った時にも立ち寄っているから、10年毎ぐらいに3回行ったことになるが、そのたびに大きく変わっている。
新空港(前回は、完成間近の新空港を見に行っただけで、まだオープンしていなかった)から香港島までの、夜のドライブは、高層マンションがきらきら光りながら壁のように建ち並び、夢の中をドライブしているようだった。
香港島も相変わらず、山が迫った狭い土地に、高層ビルが建ち並んで、独特の風景だ。
香港が中国に返還されて10年近く経つと思うが、中国に飲み込まれることなく、シンガポールと同様、独自の発展を続けているように感じたが、どうなのだろう。報道では、中国への同化も進んでいるとも言われるが。
明日から、また海外なので、一週間ぐらいブログは休む予定。また、土産話?は、帰ってから、たらたらしたい。すんません。
米予備選もいよいよ終盤。ヒラリーさんは、どうするか?最後まで粘るのか?