昨日の韓国戦はがっかり君だった。個人の技術の差もあるが、それをカバーするチームワークも感じられなかった。リーダーがずっとベンチというのも何か変?
灯台から、一転須佐神社に寄ってみた。距離的には、大したことないが、この辺の内陸は道が整備されておらず、ずいぶん遠回りさせられたように感じたことが多々あった。
文字通りスサノオノミコトを祀った神社。平安時代ごろ、当地に移されたものという。
本殿は、小さいが、典型的な大社造り。階段(きざはし)は、建物の右側にあり、神座は、建物の右奥にある。神社と住宅が分離していなかった古代の姿を残しているという。
本殿の奥には、大杉さんがある。説明書きによると、昔、加賀藩が、帆柱にするために800両で買い受けたいという話があったが、断ったという。
塩の井(しおのい)を呼ばれる小さな井戸があった。
須佐神社の七不思議の一つ。スサノオノミコトが自ら潮を汲み、この地を清めたという。
ちなみにその他の七不思議は、
相生の松→男松と女松が一本の大木となっている(今はない)
神馬→神社に奉納された馬は、白くなり、異常をよく予知した
落葉の槇(おちばのまき)→槇の葉に松葉で通した孔がある槇の喬木で、スサノオの奥さんのイナダヒメがお産の時、産具を柏の葉で包み、松の葉で綴じて流したのが、元という。須佐神社の神紋の元にもなっている。
影無桜→隠岐の国の不作の原因が須佐大宮の境内の桜が影を差すことが原因ということで、その桜を切ったという故事にちなむ。
星滑(ほしなめら)→須佐の中山に岩山の露出しているところに白の斑点があり、豊年になればその斑点が多い。
雨壺(あまつぼ)→神社の西を流れる川に沿って、下ったところに岩があり、その中の直径二尺ほどの芝生を犯せば洪水になるという。
ということで、これが七不思議?
素朴な昔ながらの生活に根付いたいろんな逸話が、七不思議という形で、伝えられたのだろう。