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今日は、関西シリーズ最終日。
光る君へに関連する史跡を回った。
光る君へは、あまり人気のない平安時代の話で、かつ主人公の史実も定かではないということで、どうなるのかなと思って見ていたが、それらを逆手に取った見事な脚本で、楽しませてもらっている。
特に、女性に人気のようだ。
朝一で、JR・京阪を乗り継ぎ、三井寺に行ったが、何と9時からしか入れない。
ということで、その守護という三尾神社へ。
歴史のある神社で、こじんまりとはしているが、本殿は、重文にも指定されている見事な作り。
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兎に因んだデザインが各所に見られ、ユニーク。
兎年の人に、特に人気らしい。
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そして、三井寺。
2回目だが、広くて、前回どこまで回れていたか、定かではない。
最初は、観音堂。
建物のほとんどが、重文に指定されている。
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三井寺では、ここからの眺めが一番いいが、今は、琵琶湖の手前に、市街地が広がっている。
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唐院の三重塔。
見事なお姿。
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三井寺と言えば鐘。
こちらは、弁慶が引き摺ったという伝説が残る鐘で、奈良時代のもの。
重文に指定されている。
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金堂。
素晴らしい。
国宝に指定されている。
別料金で、中に入れたが、素晴らしい仏像が多い。
展示変えもあるようだ。
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そして、こちらが、三井寺の晩鐘で有明な鐘。
桃山時代のもので、800円でつくことができる。
遠慮申し上げたが。
お堂ごとに御朱印がいただけたようで、全部いただいていたら、たいへんなことになってしまうだろう。
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左甚五郎作。
井戸小屋の上にある。
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三井寺の後は、隣の大津市歴史的博物館へ。
石山寺の特別展をやっていたが、時間の関係で割愛して、常設展のみ。
しっかりした展示だったが、今は、"源氏物語と大津" という特別展もやっていて、ゆかりの品々が展示されている。
ほとんどが、石山寺か、融神社(光源氏のモデルと言われる源融を祀った神社)所蔵のもの。
規模は、小さかったが、6回展示替えをするという。
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常設展示で目立った鴟尾。
発掘されたものというが、どんだけ巨大な建物だったのか?
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京阪で、石山寺へ。
京阪とのタイアップが凄い。
京都からすぐなのに、外国人観光客がほとんどいないのも面白い。
情報源に偏りがあるのだろう。
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石山寺の東大門。
重文。
ポスターなどにも多く使われて、大人気。
石山寺も2回目だが、前回は、20年近く前?
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入り口からすぐの所に大河ドラマ館があったので、まず入ってみた。
コンパクトだが、視聴者には、たまらない展示。
よくできている。
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4K映像も楽しく、ドラマを見てる方は、訪れてみてはいかが?
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石山寺のシンボルである多宝塔。
日本最古だという。
空海は、金剛峯寺に最初に作ったのだろうが。
ただ、頼朝の寄進によるもので、式部の時代には、まだなかった、
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本堂。
国宝。
スーパー入場券で入ったので、内部も拝観できた。
本尊は、秘仏で、33年毎と、天皇ご即位の翌年開扉されるというが、令和2年には、見れたのだろうか?
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ここに、紫式部が滞在して、湖面に映る月を見て、源氏物語の着想を得たという。
本当がどうかは、わからないのだが、それを題材にした絵が、源氏物語同様、ずっと描かれてきた。
式部が使ったという硯が伝えられている。
二つ溜まりがあり、一つに鯉、一つに牛が彫られている。
濃い墨、薄い墨を、一つの硯で、使い分けたそうだが、これも本当だろうか?
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これも、スーパー入場券で入れた豊浄殿の展示。
今回見た展示の中では、一番興味深かった。
紫式部については、小説が残るのみで、その実際の人文像は、ほとんどわからないのだが、それを後世の人が、どう捉えていたかが、わかる展示になっている。
神格化されたり、悪者扱いされたり。
三回展示替えされたようで、今回の展示のテーマは、"紫式部と仏の道"。
紫式部に興味のある方は、こちらも是非。
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この紫式部像は、出来が良く、前回来たこともよく覚えていた。
背後にある光堂は、記憶になく、調べたら、その後にできたお堂のようだ。
伝統のあるお寺だが、少しづつ変わっている。
帰り道にあった庭園も整備中だった。
ということで、限られた時間の中で、十分に楽しめた。
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一日、光る君へ漬け!