かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

光る君へ

2024年10月31日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )


今日は、関西シリーズ最終日。
光る君へに関連する史跡を回った。
光る君へは、あまり人気のない平安時代の話で、かつ主人公の史実も定かではないということで、どうなるのかなと思って見ていたが、それらを逆手に取った見事な脚本で、楽しませてもらっている。
特に、女性に人気のようだ。

朝一で、JR・京阪を乗り継ぎ、三井寺に行ったが、何と9時からしか入れない。
ということで、その守護という三尾神社へ。
歴史のある神社で、こじんまりとはしているが、本殿は、重文にも指定されている見事な作り。



兎に因んだデザインが各所に見られ、ユニーク。
兎年の人に、特に人気らしい。



そして、三井寺。
2回目だが、広くて、前回どこまで回れていたか、定かではない。
最初は、観音堂。
建物のほとんどが、重文に指定されている。



三井寺では、ここからの眺めが一番いいが、今は、琵琶湖の手前に、市街地が広がっている。



唐院の三重塔。
見事なお姿。



三井寺と言えば鐘。
こちらは、弁慶が引き摺ったという伝説が残る鐘で、奈良時代のもの。
重文に指定されている。



金堂。
素晴らしい。
国宝に指定されている。
別料金で、中に入れたが、素晴らしい仏像が多い。
展示変えもあるようだ。



そして、こちらが、三井寺の晩鐘で有明な鐘。
桃山時代のもので、800円でつくことができる。
遠慮申し上げたが。
お堂ごとに御朱印がいただけたようで、全部いただいていたら、たいへんなことになってしまうだろう。



左甚五郎作。
井戸小屋の上にある。



三井寺の後は、隣の大津市歴史的博物館へ。
石山寺の特別展をやっていたが、時間の関係で割愛して、常設展のみ。
しっかりした展示だったが、今は、"源氏物語と大津" という特別展もやっていて、ゆかりの品々が展示されている。
ほとんどが、石山寺か、融神社(光源氏のモデルと言われる源融を祀った神社)所蔵のもの。
規模は、小さかったが、6回展示替えをするという。



常設展示で目立った鴟尾。
発掘されたものというが、どんだけ巨大な建物だったのか?



京阪で、石山寺へ。
京阪とのタイアップが凄い。
京都からすぐなのに、外国人観光客がほとんどいないのも面白い。
情報源に偏りがあるのだろう。



石山寺の東大門。
重文。
ポスターなどにも多く使われて、大人気。
石山寺も2回目だが、前回は、20年近く前?



入り口からすぐの所に大河ドラマ館があったので、まず入ってみた。
コンパクトだが、視聴者には、たまらない展示。
よくできている。



4K映像も楽しく、ドラマを見てる方は、訪れてみてはいかが?



石山寺のシンボルである多宝塔。
日本最古だという。
空海は、金剛峯寺に最初に作ったのだろうが。
ただ、頼朝の寄進によるもので、式部の時代には、まだなかった、



本堂。
国宝。
スーパー入場券で入ったので、内部も拝観できた。
本尊は、秘仏で、33年毎と、天皇ご即位の翌年開扉されるというが、令和2年には、見れたのだろうか?



ここに、紫式部が滞在して、湖面に映る月を見て、源氏物語の着想を得たという。
本当がどうかは、わからないのだが、それを題材にした絵が、源氏物語同様、ずっと描かれてきた。
式部が使ったという硯が伝えられている。
二つ溜まりがあり、一つに鯉、一つに牛が彫られている。
濃い墨、薄い墨を、一つの硯で、使い分けたそうだが、これも本当だろうか?



これも、スーパー入場券で入れた豊浄殿の展示。
今回見た展示の中では、一番興味深かった。
紫式部については、小説が残るのみで、その実際の人文像は、ほとんどわからないのだが、それを後世の人が、どう捉えていたかが、わかる展示になっている。
神格化されたり、悪者扱いされたり。
三回展示替えされたようで、今回の展示のテーマは、"紫式部と仏の道"。
紫式部に興味のある方は、こちらも是非。



この紫式部像は、出来が良く、前回来たこともよく覚えていた。
背後にある光堂は、記憶になく、調べたら、その後にできたお堂のようだ。
伝統のあるお寺だが、少しづつ変わっている。
帰り道にあった庭園も整備中だった。
ということで、限られた時間の中で、十分に楽しめた。



一日、光る君へ漬け!
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鞍馬寺・醍醐寺・晴明神社

2024年10月30日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )


今日は、京都の寺社巡り。
天気も良くて、楽しめた。
最初は、鞍馬寺。
2回目。
たぶん前回は、観光バスで行ったので、時間も短く、たど行っただけ?
今回は、叡山電車で、じっくりと。
この天狗は、鞍馬駅前に展示されている。



山門。
その後、金堂、霊宝殿、義経の背比べ石まで行ったが、それ以上行くと戻るのたいへんなので、引き返した。
この季節は、山登りと割り切って、貴船に抜けた方が正解だった。
霊宝殿は訪れる人が少なかったが、国宝群が素晴らしく、今だと義経展をやっているので、平安末期から鎌倉にかけて、当寺がいかに重要だったかがよくわかる。
紫式部時代、どうだったのかの考察も。



その中腹にあるのが、由岐神社。
知らなかったのだが、鞍馬の火祭りの行事は、この神社のお祭りだった。



そして一転醍醐寺へ。
ここも二回目。
今回は、上醍醐もと思ったのだが、3時で、入山禁止ということで、今回も諦めた。
再リベンジはあるのか?

この三宝殿は、見事なもので、秀吉が醍醐の花見を機に整備したのだという。
凄い力がないとこんな庭園は、作れない。

隣に霊宝館があるが、これも立派でびっくりした。
先日、醍醐寺展を見たが、そこにも出展されなかったお宝が、素晴らしい空間に展示されている。
寺附属の展示館としては、日本一?
興福寺の国宝館も、スペース的には敵わない?
隣棟の仏像棟も素晴らしい。



醍醐寺と言えばこの五重塔。
迫力と美しさを兼ね備えている。



ここは、弁天堂だが、日が傾いて来て、リフレクションが美しかった。



最後に訪れたのが、晴明神社。
ここも2回目。
大河ドラマにも出て来たが、道長の時代まで、政治にも影響を与えたミステリアスな存在だ。
ただ、1000年以上祀られているのだから、得体の知れない凄い力は、持っていたのだろう。



夜は、駅近の京料理のお店。
流石だった。
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奈良・宇治・京都

2024年10月29日 | Nara ( Japan )


今日から、毎年恒例の関西ツアー。
まずは、正倉院展。
流石に、これだけ通うと重複展示も増えて来たが、その中で今回面白かったのは、ガラスの飾り。
たぶん腰にぶら下げていたらしいが、色といい、デザインといい、当時の人々の美意識の高さを感じさせる。
当時、まだ珍しかったガラスで、このような可愛らしい物を作っていたと思うと。
鋳型を用いず、ガラスの塊から削り出して、磨いて作ったという。

小型の五重塔の部品と思われるかけらが綺麗に展示されていた。
これだけ精緻に部品をより分けても、五重塔が一体だったのか、二体だったのかわからないのだという。
それこそ、AI使ってどうにかならないものだろうか。
全ての部品が揃えばできそうだが。

毎回、感動。
1250年前からの贈り物。



そして、今回は、宇治に移動し、大河ドラマ館。
渋沢から始まって、4年連続だが、宇治が、特に藤原家にとって重要な地であったことがわかる展示だった。



ドラマは、こらから佳境だが、どれだけドロドロになるのか?
一度行ったことのある源氏物語ミュジーアムにも、また寄りたかったが、時間の関係で割愛。



最後は、京阪で移動し、祇園で夕食。



祇園の外人比率は,凄い。
9割超えているのではないか。
外人がいなければ、ガラガラ?

老舗のしゃぶしゃぶ、卵焼きは、流石。
外人にとっては、この値段で、この味。
Why not ? だろう。

明日も、京都近辺をぶらぶらする予定。
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MIND GAMES MEDITATION MIXES

2024年10月28日 | The Beatles
今日は、朝から冷たい雨。
年一の健康診断だったが、毎年悪化。
生活習慣をどう変えるのか?



本アルバムは、予約しておいて、ゲット。
Lumenateというアプリとパートナーを組み作ったという。
まず、仰々しいジャケット。
3枚組のアルバム。
元歌は1曲だけだから恐れ入る。
これだけ、凝れば、高くなるわな。



早速聞いてみたが、まさにMEDITAION。
真っ暗な部屋で、このレコードを流した中で、瞑想するのにぴったりだ。
MIND GAMESを元にはしているが、ほとんど、主要部分を繰り返しているのみで、新たな作品と考えた方がいい。
そういった意味では、元歌のサビ部分(ボーカルも、アレンジも)が、MEDITATIONにぴったりなところを上手く生かしたと言える。
ショーンがちゃんと絡んでいることから、この大胆な改変ができた。
個人的には、Beatles のLoveよりいい。
Love の方は、シルクドソレイユのショーを見ながら聞かないと本当の評価はできないのだろうが。

ただ、アナログではなくCDで出して欲しかった。
音が結構ヘビーで、雑音(傷か静電気か)がMEDITATIONの邪魔をする。
かつ、2か所(1枚目のB面)針飛び(たぶんベースがヘビーなせい)。
これは、別のプレイヤーでかけたら針飛びしなかったので、アームバランスを調整すれば解決するのかもしれないが。

もう一つは、3枚目のB面。
マントラが9曲(バージョン)入っているのだが、何と、針が進まない。
同じところをずっと回っている(SGTのラストトラックと同じ)。
ということは、2曲目に行く時に、針を落とし直さなければならない。
これはしんどい。
私の2台目の方のプレイヤーは自動なので、2トラック以降は聞けない!

ということで、面白い一品だったが、高いのとアナログしかないのが、残念。
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TO SAVE CHILD

2024年10月27日 | Music
今日は、ゴルフ。
後半ちょっと雨が降ったが、風もなく、いいコンディション。
これから、1ヵ月がベストシーズンだ。
スコアは、普通。



本CDは、ビートルズファンクラブ経由でゲット。
その後、AMAZONでも普通に売っている。
エリック・クラプトンが中心になって開いた、ガザの難民のためののチャリティコンサート。
2023年12月に開かれたというから、まだそんなに立っていない。



そんな長いコンサートではないが(一部のみの収録かもしれない)、なかなか中身の濃い、コンサート。
最初が、アコースティック、その後、エレクトリックバージョン。
定番曲と、最近あまりライブでやらない曲が織り交ぜられたセットリスト。
VOICE OF CHILDという、本コンサートのために作られた曲は、ライブではなく、通常のスタジオバージョンのみ。
BDの方では、コンサートとは別に映像バージョンでも収録されている。
本曲のみ、スティーブ・ウインウッドが参加している。
その他は、いつもエリッククラプトンを支えているメンバーだが、いつもながら豪華。
クラプトンの声もよく出ている。

アンコールでは、ダニー・ハリソンが出て来て、ジョージのギブ・ミー・ラブ。
演奏は、楽しくと言った感じだが、コンサートの趣旨にぴったりの曲。
世界が、真逆の報告に向かっているようで、残念。
ジョージが、バングラデッシュのために開いた初のチャリティコンサートも思い起こさせる。
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